2017年09月08日(金)

2017年9月8日(金)

CHhom ファミリーホメオパスコース
「ケーステイク」
講師:由井学長

20170908_FH7_tokyo_01.jpg20170908_FH7_tokyo_02.jpg

(写真クリックで拡大します。)

本日のファミリーホメオパスコースの講義は、由井学長によるケーステイクの講義でした。

このケーステイクは、由井学長のカウンセリングが行われている様子をご覧いただき、その中で、どのような質問をし、どこに着目してレメディーを選択するのかを学んで頂く講義です。

前半は、ファミリーホメオパスが家族や友人などの急な問題に対処する際に、どのようなポイントに気をつけてレメディー選択を行うかのレクチャーが行われました。

植物と動物のレメディーだけでなく鉱物やミネラルのレメディーを組み合わせる、キットを使った三次元処方を行うことや、症状を出している方の基調や症状の感覚を考慮してレメディーを選ぶことなど、これまで学んだ基礎を応用した実践的な内容がファミリーホメオパスコースの学生の皆様に解説されました。

後半はクライアント役の学生に前に出ていだだき、生のケーステイクの実践を行いました。

この方は最初「自分は特に症状はないです」とおっしゃっていたのですが、由井学長がこの方の心に寄り添い、傾聴し、問いかけて行くうちにどんどんこれまでの苦しかった過去や泣きたかった本当の気持ちが顔を出してきました。そして涙と共に心の中の状況が露わになり、最後にはとても必要なレメディーが選ばれました。

今問題となっている主訴の症状から、インナーチャイルドに至るまで、1時間弱と短い中で、由井学長が丁寧に質問をしていき、メインのレメディー、マヤズムの決定、臓器サポートの選択していく過程をご覧いただきました。

皆さんメモを取りながら、真剣なまなざしでカウンセリングの様子を見守っていました。最後、クライアント役の学生は学長に抱きしめれ、愛情あふれた言葉をかけられて、涙があふれてきた様で、これまで我慢し抑圧してきた感情が一気に洗い流されていくようでした。

実際に相談会でのケースを見ていただくことによって、家庭での急性症状のアプローチと、慢性症状、慢性マヤズムをプロのホメオパスにかかっていただく違いが明確なったと思います。

慢性症状は、相談会にかかっていただくのが重要ですが、家庭を守るファミリーホメオパスは、ファーストケアとしてキットからレメディーをすぐ取ることに意義があり、そのことで体と心の症状を早いうちに、そして軽いうちに改善することが出来ます。

由井学長、クライアント役の方、学生の皆様、本日もありがとうございました。

20170908_FH7_sapporo_01.jpg20170908_FH7_nagoya_01.jpg20170908_FH7_osaka_01.jpg

講義の感想

●由井先生、今日はありがとうございました。生ケーステイクは本当に本当にすごくよい経験になりました。その方の心によりそって話を聞き、ひきだし、同時に何が必要かを考えてゆく、すごい!!と思いました。何をどうクライアントに聞くのか、エッセンシャルな臓器をみるんだよとか、ふつうと異なる特徴的な事をひろってゆくんだよ、という様なコツをたくさん教えて下さりありがとうございました。自分の家族のケアをするのに生かしていきたいと思います。心の持ち方の大切さもわかりました。多くの大切な事を濃縮したような授業をありがとうございます。勉強してゆきたいと思います。

●急性症状と慢性症状について改めて勉強になりました。動植物のレメディーだけでなく、鉱物がいかに大事かと分かりました。「体の主人は私、私が心も体もいじめない」と先生がおっしゃっていて、自分を大事にしていくことをもっと考えなければいけないし、インチャ癒しをしていかねばならないと強く思いました。ケーステイクで、先生がクライアントの方におっしゃることに愛があって自分にも当てはまったり、刺さるところも多く、涙が出ました。

●急性病のレメディーをとる時に植物動物のものと、鉱物のものを両方とった方が良いという意味が明確になり、よかったです。改めて「食」の大切さも実感しました。実際カウンセリングを聞いて私も呼吸が浅く、呼吸困難になることがあるので、とても興味深く聞いていました。症状の出始めは何かきっかけがあるものですね。環境、経験がしべて症状につながっているので、私もホメオパスに色々あり自分の慢性病の為に相談しようと思います。私は麻酔で死にかけたので、麻酔の害があるかもと思いました。OPですね。

●処方の仕方や合うレメディーの説明など、本当にわかりやすくてあっという間なので、自分の中に落とし込むまでにはもう一回聴講したいぐらいでした。先生に教えてもらった自分のマヤズムの他にもあてはまりそうなマヤズムがあったので、自分が人を見るときはちゃんと見分けられるかな?と思いました。例えば梅毒マヤズムのレメディーでSyph. Merc. Aur-mur. Petr. Nit-ac.等があるそうですが、マザーチンクチャーと合わせて飲んだ方がいいのかな?と思いました。ケーステイク途中で、胸が苦しくなって呼吸がしずらくなったのがつらかったです。先生は寿命までわかるのかと驚きました。

●相談の聞き方は授業で教えて頂いたように、基本に沿って進めて頂いたことで、分かりやすく思いました。特に誘因をじっくり聞いて下さるのは大切だと思いました。たぶん、過去の相談会では、私が一方的にたくさんホメオパスに話してしまうので、ホメオパスの先生も質問する時間がなくて、そこまでじっくり聞けなかったんだと思いました。過去に私は自分の精神面の事ばかり見ていたので、身体症状に丁寧に見ていくことも大切(全体を見る事につながると思いますが)と思いました。

●ファミホメ卒業生で、今は4年制に通っていますが、今日は久々に聴講に来ました。新たに気づいた点も多々あり、学びはずっと続くなあと改めて思いました。ケーステイクでとらこ先生がかける優しい言葉のレメディーに渡しも癒される思いでした。数々の症状からひとつの流れ、というかその方のテーマを導き出せる先生の三次元処方は本当に響くところもあって、私自身も得たものががあり、ありがたかったです。とらこ先生、クライアント役の方、ありがとうございました。

●ケーステイクの中で、相談者の方の表情がどんどん明るくふっきれたような表情になっていくのが印象的だった。一番辛かったことを聞かれた時、思い出した瞬間にすごく心が揺れてその後はどんどんと本音が出てきて、インチャの叫びをまさに見たような気がした。私の場合、辛いこと苦しいことをあまり自覚していないというか覚えていないような感じがあるので、何が出てくるのか想像もできないけれど、1つ1つ皮をめくって、もう一度見つめ直す必要があるのかなと思った。

●とても感動的なケーステイクでした。また前半もとてもご説明がわかりやすく、聞きいってしまいました。ケーステイクを間近で拝見し、自身のインナーチャイルド癒しのことも考えましたし、またインチャセラピストとしてやっていくにあたり、大変参考になりました。今回も素晴らしい講義をありがとうございました。

●今まで本を見たりして、レメディを選んでいましただ、もう少し深く、選べるようになれる気がします。まずは、自分の体に合うものを探してみたいです。ケーステイクは実際に見れてとても興味深かったです。要点をついたレメディで納得しきりでした。どういうところを見ればいいのかが、わかりました。

●ありがとうございました。今日もとても興味深かったです。が、カタカナ、レメディー等の名前が出てくるとまだまだ本当に頭がこんがらがります。1つ1つ使ったりして覚えていくしかないと考えています。ケースは、とても役立ちました。よりホメオパス的な人生(生命)への関わり方が、理解、イメージできました。身体、心、精神に関わっていくことの必要性、ますます確かにしました。

●今日も一日ありがとうございました。臓器の問題メッセージ…心臓が悪かった父、愛のない家庭で育った母から聞いていました。貧しい中、兄弟が多くかまってもらえず、その事で私や姉にも愛情の注ぎ方がわからないと、母がよく言っていたのを思い出しました。メッセージそのままです。ケースについては、とらこ先生はすごいですね。自分や家族の身に何かあれば、とらこ先生に!と思います。霊的感覚はいつから持っていらっしゃるのでしょうか…?

●今までの総決算となる授業で、今ちょうど母が「ホメオパシーでやっていきたい」と言い、チンクチャー2本とレメディーを渡したところです。でも症状よりも心の持ち方だと思い、どうしたものか迷っています。体が少しずつ良くなっていけば、もっと前向きに変わっていくのかなと思います。ケーステイクはありがとうございました。「自分はいない方がいい」がとても響きました。私にとってのキーノートだと思いました。貴重な時間をありがとうございました。

●ケーステイクの授業は自分に自問自答するのにとても役に立つなと思いました。頭じゃなくて、心でものを言いなさいという言葉は頭を使わず言葉足らずで人を不愉快な思いをさせてしまう私ですが、これでいいんだというメッセージを受け取りました。少し心が軽くなりました。ありがとうございました。

●貴重なケースをライブで見る機会に恵まれ、とても参考になりました。学んでいく上で、覚えることは多いですが、レメディーを選ぶにしても、主訴をうったえる人に対しての接し方は百聞は一見にしかずでした。急性ではなかったケースでしたが、本日もためになる講義でした。ありがとうございました。

●生ケーススタディをみれてどこに注目してみるのか?! とかどういう風に質問するのか?! とか、知れてよかったです。今日の内容もすごくおもしろくて、もっと知りたいと思う気持ちがふえています。来週もたのしみです。ありがとうございました。

●最後のケーステイクが濃密でした。クライアントの方の人生によりそって聞きながら、的を得た質問をするのがすごく難しそうだなと感じました。選ぶレメディーもですが、お話してくれたことから分析するのって難しい。とら子先生の愛のパワーが伝わってきてすごく良かったです。

●後半のケーステイクの学長の判断に感動しました。ホメオパシーって凄いです。あんなに人生の最初からカウンセリングをしていくんですね。いつか私もあのようになりたいですね。ありがとうございました。

●ケーステイクはとても参考になりました。急性症状、慢性症状の見極めから始まり、生活指導、レメディーの選択を迅速にアドバイスするとらこ先生を生で見る事ができ、とても勉強になりました。

●ホメオパシー講義を受けるほど奥が深く、大変な事と思ってしまいます。初心を忘れず、楽しく学んで行きたいと思います。

●中医学の考えは他でも学んだのですが、理にかなっているな、と思いました。今日は、レメディーについても学びましたので、日常的に使ってみたいと思います。

●ケーステイクは、自分の健康相談の時と照らし合わせて見たので、勉強になりました。今後に生かしたいと思います。

●生ケーステイク、とても濃い内容でした。本当に様々な事から必要なレメディーを選択するのだと思いました。

●ありがとうございました。様々な視点と多様性の大切さを知る時間でした。

●由井先生のライブ授業は迫力があり、身に迫ってきます。

<< 1つ前の記事へ | 記事一覧へ | 次の記事へ >>

最新の講義の様子

2018/03/09CHhom ファミリーホメオパスコース FH7期生 「集合授業&修了式」...
2018/02/16CHhom ファミリーホメオパスコース「修了試験&関連法規」講師:秋山先生 (写...
2018/02/09CHhom ファミリーホメオパスコース「バイタルエレメントのレメディー②」講師:...
2018/02/02CHhom ファミリーホメオパスコース「バイタルエレメントレメディー①」講師:麻...
2018/01/26CHhom ファミリーホメオパスコース「ホメオパシー病理」講師:由井学長 (写真...

講義を月別に表示する