2012年11月21日(水)

2012年11月21日(水)

CHhom心理学講座Ⅱ
「診断と治癒のための臨床的アプローチ方法」
講師:斉藤先生

斉藤先生による心理学講座が行われました。
本日のテーマは「診断と治癒のための臨床的アプローチ方法」です。

さまざまなケースをみながら治療者はクライアントに対してどのように向き合うべきか
どのような対応が必要でどういった言葉をかけるべきかを皆で意見を交換しながら考えて行きました。
各校の受講者を交えながら、共に考えながら進める、活気あふれる講義となりました。

斉藤先生ありがとうございました。

講義の感想

●今日は「診断と治癒のための臨床的アプローチ方法」の1ということで、より興味深く参加させていただいた講義でした。治療者の倫理、クライアントさんとの信頼関係、さまざまなケースを学ばせていただく中で思ったのは、どのようなケースにも「答え」というものはなく、ゆくゆく時間が経過して、いい方向へいっていれば、治療者のアプローチは、それでよかったということになるのかなと思いました。「治療者になる」というのは、とても難しいなと思いました。ホメオパスもそうだと思いますが、神さまに選ばれし人が、クライアントさんに選ばれし人がホメオパスになれたり、治療家になれるのかな・・と思いました。色々考えさせられる講義でした。次回の最後の講義も、期待しております。斉藤先生に心理学を直に教えていただける機会は私にとりまして、とてもしあわせな大切な時間でした。このような機会をおつくりいただきまして、斉藤先生、寅子先生、スタッフのみなさま、どうもありがとうございました。

●今日の講義はとても実践的でむずかしかったのですが大変為になりました。治療者の論理はケースバイケースと言えども知っておかねばならないことだと思いました。それに致しましても、斉藤先生の講義はいつも癒されます。癒しを頂きたくて私は斉藤先生の心理学を受けようと思ったわけではないのに、こんなに癒されていいのでしょうか。申し訳ない程です。斉藤先生いつもありがとうございます。次回、最終回だなんてさみしいです。

●どのように対処したらいいか難しいケースを治療者になる前に考えるのは大切なことですね。本当に難しいです。学び続けて引出しをふやすこと、愛を持って傾聴し分析する力をつけること、他にもいろいろとめまいがおこりそうです。また、斉藤先生の体験談もお話しして下さり、ありがとうございます。あと1回で終りかと思うと、さみしいです。

●実践編はプロとしての人間力が365°200%試される場なのだとつくづく思いました。インチャの壁の前ではまた遠い道のりですが、まずは自分を諦めず粘って行こうと思いました。そして、ご本の基本を繰り返し読み返して身につけていきたいと思います。あと1回のライブ講座と2回分の補講を受けるのが楽しみです。いつも希望をありがとうございます。プロ同士の間の連携ゆるやかな共同体のようなものも必要と思いました。

●実際のケース、かなり難しいケースもあり解答はないという中で一つ一つ丁寧に対処を教えて頂けたのでとても参考になりました。本当にクライアントさんの役に立っていけるのかとさらに勉強しなくては、と思いました。

●ありがとうございました。分かりやすかったです。講義を聞いているうちに気付いたことがあったので書きます。1.なぜ自分がここ(CHhom)に通っているのか。自分の殻に閉じこもっている、何かから身を守っている。私にとってA君の科学の本は今はCHhomかもしれません。2.問題が起きている子供の話を聞いて私自身で上辺を取り繕うとしているなあと思いました。こういうことをアンケートに書いてほかの人に知ってもらいたいと思うようになったのは今日の斉藤先生の講義のなせる技かもしれません。

●本日はケースを読み解くことが主で難しいところもありました。いろいろなことが考えられ、まず何をポイントにすすめて行くかは、クライアントとの信頼関係を築く上でとても大切なことがわかりました。倫理としての守秘義務も、その時の判断が難しく、当事者のカウンセラーになった時、即座の判断ができるか不安なところもあります。ケースを皆で考えながら進めていくことは他の人の考えも聞くことができ、とても勉強になりました。自分がクライアントさんをうけるにあたり、病理のこと学校のこと、社会のことをよく知り、自分の固定観念を取り去りながらインチャも癒す、という修行はずっと続くんだと心理学の講義を受けながらいつも痛感します。本日もありがとうございました。

●子供の場合、症状からすぐに発達障害を疑わずに、両親の関係や環境の変化等を考慮し、親の問題をカウンセリングし、安心感を持たせてあげ、自信をつけさせてあげることが大事だと学びました。私は、親を批判的な目で見ていました。受け入れ、良いところを見て、ほめてあげるようにします。ありがとうございました。

●問題行動が、表現された周囲には、クラスや親の不安定な環境があることが、わかりました。親に安心、自信を持ってもらう視点に立つのは、どうすればいいのかと考えましたが、大きな愛でしょうか。実際難しいことがあったら、思春期と同じ時間稼ぎする手が、あるのかもしれませんね。

●ケースの例からの診断で色々の面から見たアプローチ方法を学びました。いつもの学習の場合と違い、少々疲れましたが、自分達であれこれ考えることができてよかったです。皆さんすばらしい考えをされていると思いました。

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