タイトル | : Re^2: 豚インフルエンザが大騒ぎになってきました。免疫力を上げるのが大事でしょうが、他にも対策はありますか? |
投稿日 | : 2009/05/02(Sat) 12:47 |
投稿者 | : 管理人 |
豚インフルの流行を受けて、オーストラリア予防接種ネットワーク(AVN)関係者から送られてきたメールです。ご参考までに紹介します。
「丁度6週間前(2009年3月15日)、オーストラリア予防接種ネットワーク(AVN)というオーストラリアの国民健康情報・ロビー団体が警告したところによると、バクスター・インターナショナル社の生の鳥インフルエンザウィルス(H5N1)で作ったインフルエンザワクチンは、ここ数年警告されてきた地球規模の流行を招きかねないという。このワクチンはヨーロッパ8ヶ国に送られ、唯一見つかっている汚染は、このワクチンを与えたイタチが全頭死亡したことをチェコの科学者が確認した事例のみである−通常のインフルエンザワクチンでは起こらない現象である。
インフルエンザウイルス−豚インフルエンザならびに鳥インフルエンザ−は宿主がはっきり限定されている。つまり豚も鳥もそれぞれ固有の負荷に対して病気に罹り易いとはいえ、普通それらが異種交配することはないということである。ちょっとした手助けがなければ、だ。
しかしながら世界中の研究所は現に種の壁を越えてこれらのウイルスを「手助け」する方向で実験を行なっている。−予測される全世界的流行に先立ってワクチンを作らんとするがために。
我々が見る限りバクスターが自社のインフルエンザワクチンに封入する生の鳥インフルエンザウイルスによって事故は起こりうるし、また現に起こっており、その場合は致死的な結果になりかねない。
メキシコと合衆国で突き止められた菌株は全く新しいものである。それらはかつて決して特定されたことがなかった。珍しかったわけでも、心配の種だったわけでもない。だが心配される事実は、この伝染病の勃発において、我々が直面しているインフルエンザの菌株はヒトとトリとブタのインフルエンザの組み合わさったものであるということだ−そしてそれらの遺伝子コードは通常ヨーロッパやアジアを流布しているものと一致するのである。
我々はこれらのウイルスが種の壁を跳び越えたということのみに注目しているのではない−これはまた大陸間をも跳び越えている。
かくして疑問が持ち上がる−本当に跳び越えたのか、それともそのように強制されたのか?
我々はさらにもう一つの製薬会社の過ちを見ているのだろうか−今や死者を出すような結果となった?
この疑問に応える唯一の道は即刻現行の認可済インフルエンザワクチン全てを検査にかけ異種のインフルエンザワクチンに汚染されていないかを調べることである。オーストラリア予防接種ネットワークはこれを政府側の分別ある手段と考えるだけでなく、この死に至る病が現状で調査されていない経路を辿って我が国に到着し発生するであろうことを食い止めるであろうと考える。
より詳細はAVNへお電話を(02 6687 1699, 0414 872 032)もしくはウェブサイトhttp://avn.org.au/library/をご覧あれ」
※オーストラリア予防接種ネットワーク(AVN)について
AVNは非営利のボランティアにより運営される慈善組織である。1994年以来、AVNは予防接種と健康に関して充分な説明を受けよく考えた上での選択(インフォームド・チョイス)をしようとする一般社会の人々に対して情報提供を行ない支援活動を行なってきた。その連邦議会に対する議案通過運動によって、子供たちへの義務接種が実現しないことが確約され、またADRAC:オーストラリア医薬品副作用調査会へ予防接種の有害反応を報告する主要報告者でもある。