ホメオパシー 体験談紹介
[記事リスト] [新着記事] [ワード検索]

タイトル 私、そして家族の生活は、トラ子先生とセンターのみなさんのおかげで、大きく変わったケース
投稿日: 2006/06/12(Mon) 07:26
投稿者女性・41・埼玉県・とらのこ会

ホメオパシーに出会って、2年ほどになるかと思います。私、そして家族の生活は、トラ子先生とセンターのみなさんのおかげで、大きく変わりました。
以前は、子どもが病気がちで、子どもの体調が悪くなると、私自身も一緒にカゼを引いたり頭痛がしたり、生理痛があったりと、毎月のように病院に通っていました。
それが、ホメオパシーに出会って、トラ子先生のご本を何度も読ませていただいて、キットを使うようになってからは、状況が少しずつですが、大きく変わってきました。まず、お医者さん通いが減ったこと。カゼ、その他体調の悪さを、レメディーを使って初期の段階で治す方向に持っていくことができるようになったためです。病院に行ってクスリを飲んで治そうとすると、数日経つと、確かに熱が下がったり、カゼの症状が抜けたような気がするのですが、なぜかだるくて、身体は重かったりしますよね。それが、レメディーの力を借りて、心身の症状と向き合うようにして(具体的には寝て)治すと、病気の状態が去ったと同時に、スッキリと子どものころに感じたような爽快感があるのです。また、このことによって「また病気か・・・」という不安につきまとわれていたのが、「自分の力で治すことができる」という自分自身への信頼感につながったことが大きいと思います。
 とはいえ、レメディーを飲んで効いたのかどうか、自分の身体のときにははっきり分かるのですが、子ども、そしてとくに夫のときは、ヒットしたのかもうひとつよく分からないことがあります。前置きが長くなってしまいましたが、今回はそんなケースについて、投稿させていただきたいと思います。

 先週の金曜日、夫がお昼ごろから「お腹が痛い」と言い出しました。熱は37.7℃。お腹にくるカゼかな・・・ということで、近所の病院に行きました。お腹の上から超音波を当てて、内臓の様子を診ていただいたようですが、「原因は分かりませんね」ということで、抗生物質、炎症止め等のクスリをもらって帰宅。私も、36キットの中から、Aco.にはじまり、Ars., Nux-v., Gels., Sulph.…と、思いつく限りのレメディをリピートして飲ませてみましたが、どうももうひとつ効いたかんじがありません。翌日の昼になりましたが、相変わらず夫はお腹を押さえて苦しそうなまま、熱も下がりません。夫は5年ほど前に、急性の(アルコール性)膵炎になり、救急車で病院に運ばれて、そのまま入院となってしまったことがあるので、「お腹が痛い」と言い出すと、私も気が気ではなくなるのです。私も落ち着かなくては、と思い、ネットの「体験談」を参考に、Ars. , Ign., Staph.などを飲みながら、どのレメディにしようかと、頭を巡らせていました。が、「センターで聞いてみよう」と思い立ち、早速、電話。「キッズキットの中のCupr.はどうですか」と勧めていただきました。「消化器官の痙攣性の痛みに合います」とのこと。教えていただいたとおり、Cupr.、そして30分ほど後にミネラルセットの中から、Active SaltとVital Saltをいっぺんに、というやり方で、数回リピートしました。1回目を飲み終えたところで、夫は「ふわ〜っ」とあくび・・・。あの、レメディーが効いたときの特有の眠気かな、と思って見ていると、それまでグズグズと起きていたのに、寝入ってしまいました。その後、3度目をリピートしたあたりで「頭が痛い」と言い出して、市販の鎮痛剤を飲みました。時間の経過とともに4回目のリピート。このあたりで、確実な変化があったようです。夫は「鎮痛剤が効いてきたみたい」と強い痛みから解放された様子で話しています。ですが、それまでも2回ほど解熱・鎮痛剤を飲んで、その結果、発汗はしても、お腹の痛みがよくなることはなかったのです。寝る前に5回目のリピート。そのころには「だいぶよくなった」と話すまでになりTVのサッカー中継を見る余裕が出てきました。夕方まではお腹を押さえて苦しそうな顔つきをしていたので、「明日は大きな病院に連れて行こうかな」と思っていた私の不安も半減しました。翌朝もすっきりした様子で起きてきて、仕事部屋に入って仕事を始めました。この日は、念のため、と思いCupr.を朝、晩の2回、合間にActive SaltとVital Saltを3回ほど飲ませました。翌日の月曜日には、いつものとおり起きてきて「よく寝た週末だった」と言って会社に出かけていきました。
 Cupr.の3, 4回目あたりで明らかにヒットした感じがしました。また、病気から解放されたあとに夫の口から出た「よく眠った」という感想が、レメディーが効いて排出があったことを表していると思います。ともあれ、原因不明の痛みから解放してくれたレメディーに感謝。そして、アドバイスをいただいたセンターの方、本当にありがとうございました。
 数日後、夫は「治ったけど原因は分からなかった。今度同じような強い痛みがあったら病院で検査してもらおうかな」と言っていました。夫は大の病院嫌いで、病院に近づくのもイヤだという人なので、「それは結構」と思いましたが、私は、「病気ってそのほとんどの原因が分からないものじゃないかな? ホメオパシーでは身体的な問題のほかに、精神的な問題や、ショックなできごとが病気の原因になったりするって考えたりするよ」と話していました(言ってから、妙に自分の言葉に納得してしまいました)。
 実は、このことがあった2週間ほど前に、私は「夫の腸に問題があるのでは?」と不安感が沸きあがってきて、ちょうど季節の変わり目でもあるので、以前トラ子先生が一般講演会でお話していた、腸の浄化プログラム(朝:Nux-v.、夜:Sulph.を一週間)を夫に飲ませていたのです。これに、仕事の忙しさ、その他の消化しきれないストレス(このところの株価の低迷←夫はヘタの横好きで株をやっています)が加わったことが遠因になったのでは、と思っています。

 ともあれ、ありがとうございました。長くなってしまってスミマセン。最後に、いつも私の健康維持を助け下さっている上村先生、そして息子の学校嫌いから抜け出すきっかけを作って下さった堀田先生に、この場を借りてお礼を申し上げます。「ありがとうございます」。


片桐先生
 ホメオパシーが「自分の力で治す事ができるという自分自身の信頼感につながった」と書いてありましたがまさにそうですよね。私達は抗生物質や解熱剤などに頼りすぎて自分の自己治癒力を忘れてしまっているんです。自分に充分な自己治癒力がありながら自分を信頼する事ができない。何か困難があり、傷つくと、自分が何か足りない、不完全であると思ってしまう、これがバイタルフォースの歪む瞬間です。自分は何か欠けているという妄想の中でいらない恐怖を感じたり、いらないものを欲しがったりします。旦那さんは株で損した事とお腹の痛みに関係がないと思うでしょうが奥さんの言うとおりかもしれませんね。

 私も由井先生とペルーに行ったときに酷くキリキリ痛む腹痛になり現地でCuprに助けられました。旦那さんにはCuprとArs(財産の喪失で病気になる)が一緒になったCupr-Ars 12X(バイタルエレメントキット)というレメディーが良いかもしれません。毎日一粒1ヶ月摂って見て下さい。

管理人
貴重な体験談ありがとうございます。
旦那さんよかったですね。病院嫌いでも、実際の痛みの中では、病院に行こうかなと思うものです。私もそうでした。食後3〜4時間後、数時間お腹が痛くなり、それが毎日続くので不安になって近くの大学病院に行きました。が、大変混んでいて(何でこんなに混んでいるのだろうと疑問に思いましたが…)、肝心の内視鏡検査を受けられるまで一ヶ月かかりました。で、その間にレメディーをとり、規則正しい生活を心がけていましたが、痛みがだいぶ和らいでしまいました(結局だされた薬は摂らずに済みました)。検査の結果は十二指腸潰瘍でした。穴がだいぶ塞がっているが、完治していないので、次回は、ピロリ菌を殺すため、抗生物質による胃洗浄を行うということでした。また薬も3種類の抗生物質を出されました。ホメオパシー的に考えると、原因はピロリ菌ではなくてピロリ菌が増殖してしまう、不規則な生活、ストレス、心のこだわりなんかが本当の原因だろうと思い、次回病院に行きませんでした。ただ、痛みの原因が分かったので、安心したということはあります(なので痛みが続くときは検査は受けた方がいいと思います)。ピロリ菌を退治して問題がなくなっても、本当の問題は解決していないのですから、これも一種の抑圧なんですね。世の中、ピロリ菌のせいにしたいところでしょうが、自分を変えることを選択しないならば、何のための病気か分からなくなってしまいますね(もちろんピロリ菌退治が必要なときもあるでしょうが…)。