ホメオパシー 体験談紹介
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タイトル Re: 私達家族の体験もどなたかの参考になれば…と思い投稿したケース
投稿日: 2006/06/07(Wed) 20:04
投稿者女性・32・熊本県・一般

> 鉄剤の問題は普段から由井先生も言われていますが、後日コメントをいただこうと思います。

管理人
由井先生の経験によると、鉄剤と自閉、多動、親の目を見ない、ブリキのおもちゃや鉄でできたものばかり集めるなどの関連がうかがえるということです。Ferr-p.も鉄剤の問題に合うということです。
看護のための最新医学講座 第33巻 オルタナティブメディシンの中のホメオパシーの項目を由井先生が担当執筆されていますが、その中のケースの中に鉄剤のケースがありますので、ご紹介します。

7歳(ホメオパシー6回目)、男児、主訴:多動、自閉
自閉、多動、他人との交流をもたない。あちこちと歩き回り、少しも座っていられない。人が言っていることに対して理解ができない。数字にこだわる。電車や車に興味を示す。やりたいことを止められるとすぐに喧嘩腰になる。癇癪を起こし、親も手をつけられない。疲れているのに落ち着くことができず、一日中動き回る。手をぐるぐると(糸巻きのように)回して止まらない。まばたきが多い。以前は単語でしかしゃべらなかったが、今まで摂ったレメディーにより早口ではあるが文章をしゃべり始めている。しかし自分の興味あるものやしたいこと、心配や不安があるときのみ話す。テンポの激しい音楽が好き。

ホメオパシーは妊娠中の母親の心の背景をとても大切にしていく。そのため、この子を妊娠したときの10か月間はどのようであったかを聞いていく。母親によると、

「そろそろほしくなったころにできた子供なので嬉しかった。6か月目に入り、貧血とわかり、鉄分を毎日とる。7か月くらいから貧血は少しずつよくなったものの、イライラして怒りっぽくなり、誰にでも怒りが沸き上がり、姑とも喧嘩が絶えなくなる。どうしてこうなったのだろうと考えても解決がなく10か月目に入るとすぐに破水し、飛び出るように短時間で産まれてきたので安産だったと思う。」

飛び出るように出てきたのは、胎児が子宮でストレスを感じ、子宮内にいることができないことが多く、決して安産とはいえない。
このケースのレメディーは、Ferr.(鉄)とMygale(キューバの黒クモ)。Ferr.とMygaleのマテリア・メディカを表47・48に示す。

1か月後
Ferr.をとりはじめてすぐ熱が38℃出た。翌日には熱が引いたが、目の周りが赤くただれ、痒みを伴う。アトピーのようになった。ホメオパシークリームを塗る。1週間ほどで赤いただれは消えた。この1週間はよく泣き、母親に甘えてきた。Mygale摂取後、いつもは寝るときにぴくぴくとしながら寝ていたのにそれがなかった。とても熟睡していた。レメディーが終わって2週間ほど経った今、大変穏やかになり、動きがゆったりとしてきた。母親の顔を見ながら話をするようになった。車や列車のおもちゃにかかわらなくなっている。友達とのコミュニケーションはまだできない。


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