ホメオパシー 体験談紹介
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タイトル 私達家族の体験もどなたかの参考になれば…と思い投稿したケース
投稿日: 2006/06/07(Wed) 11:01
投稿者女性・32・熊本県・一般

こちらの体験談で日々勉強させていただいています。私達家族の体験もどなたかの参考になれば…と思い、投稿させていただきます。

知人の勧めでホメオパシーによるセルフケアを始めて2ヶ月が過ぎました。現在、子供達と一緒に「誰でもセット」+「36基本セット」で対処しています。Aco.、Arn.が大活躍! 親子でMerc.(「予防接種の水銀出し」のつもり)・Ferr-p.(「妊娠中人工的に摂取した鉄出し」のつもり)各々1/日×1週間(〜10日間)などもしています。(そのうち夫も一緒に出来たらなお嬉しいだろうなと思います。私達がすることを否定はしませんが、「自分は病院・薬のほうがいいと思うよ」と言います…無理もないことと思います。数ヶ月前までは私も同様で、彼に水虫の飲み薬を勧めたりしていました…。)
以下、主に「浄化活性セット」を使ってみて・発熱・水いぼ・とびひのケースについて報告いたします。

私(女・32歳)…○セルフケアのきっかけとなった肝臓の腫れ。(抗うつ剤と精神安定剤を約1年間服用している際、異なる民間療法の施術者2人が指摘。心療内科医に伝えると「血液検査でひっかからなければ問題ない」とのこと。私は「肝臓は『沈黙の臓器』と聞くが…?何だか怖い」と思うように。幸い、薬自体は民間療法の力を借りてしばらくしてやめられた。)
「浄化活性セット」で対処。のみ始めてすぐ右手首内側に発疹。鳥肌のような感じで、赤み・痛み・痒み無し。しばらく変化なし。のみ終わる頃に右肘の下に同様の発疹。「緩やかな反応だなー」と思った後、左肘の下に発疹。これは赤みを帯び、「チカチカッ」とすることも。(10年前、精神安定剤を2週間だけ服用した際、もっと狭い範囲でかゆい発疹が出たことを思い出す。)知人の「Apis.っぽいね」という言葉に、Apis. 1/日×1週間。それから1ヶ月、発疹はあまり目立たなくなっている。
あらためてApis.のマテリア・メディカを見ると、「右側から」とあり、「ホメオパシーってすごいなー」と実感します。
○ 今年に入って感じるようになった右足首アキレス腱の違和感(約10年前に捻挫した側)
感じるときにRuta.

息子(1歳7ヶ月)…○上記Merc.で1人だけ反応あり:大量のよだれ。(2日目からなし。) 
○上記Ferr-p.の途中で発熱。我が家で初めて病院に行かず対処したケース。
昼寝後の38.5℃にBell.Puls.Aco.など思いつくままに。39.7℃まで上がるが、ぐずることもなく就寝。翌朝38.5℃。「昨夜は焦りすぎたなー、上がりきってしまわないと熱は下がらない(以前、娘に薬で対処していたときも40℃近くまで出ていたので)、もっと自然の力を信じよう」と反省しながらよく見ると、目が熱でトロンとしているようだったのでBell. この後、コトンと寝て、起きてから37.1℃ 大量の水分をとり、食欲旺盛なところを見せる。それまでは、水分をとらせようとしても一口飲んだだけで押し戻していたので「よかったー、ヒットしたんだー」と嬉しく思う。
その後、37.3℃ 就寝中、体を起こして「ケーンケーン」という苦しげな咳。「痰が出きれない?」と思いながら、Ant-t. 数回。ゼロゼロの咳が出るようになる。こってりした鼻水も出るようになった。2回ほどDros.も使い、約10日経過した現在は、咳は起床時に少し、鼻水も時々出る程度に。
○ 1年近く水いぼがあり、増えている。
Rhus-t. 1/日×1週間(+時々Bry.)で、一番大きないぼが白く変色して硬くなった。(その前にNat-m. 1/日×1週間で変化なし。)引っかいて皮が破れると、太いにきびの芯のようなものが顔を出していたことがわかった。それは取れることなく、枯れてしまった。
今度はRhus-t. 1/日×1週間(+時々Bry.)で表面に出し、Sil.で出してみようと思います。

娘(4歳半)…○強風雨の中、家族でレジャーランドに向かって車で移動中(約3時間)、「おなか痛い、うんちが出そう」とグズる。トイレに入るが出ない。Aco.をのんでしばらくして寝る。30分ほどして着いたので起こすと、けろっとしていた。
雨はやんで、風が強い中、家族で楽しい思い出を作ることが出来ました。
○時々訴えていた唇の腫れと痛み、陰部のただれ?(どちらも「ヒリヒリする!」)にArs.がヒット! それまではリップクリームを塗ったり、洗ったりしてもしばらく泣いていた。虫刺されのような手の腫れにも効いた。
○ 上記Ferr-p.の途中で右側のみ鼻だれ。実は「とびひ」だったケース。
最初は「鼻の粘膜を傷つけた?」と思った。鼻だれの着いたところがただれているようなので、Ars.。また、痛み(「ヒリヒリ」)に応じてArs. だんだん鼻だれは増えていく。
3日目からマテリア・メディカを読んでKali-bi.も。鼻だれは増えなくなった気がしていたら、鼻周辺に水疱が! 娘は、時々「ヒリヒリ痛い」と泣きベソをかく。「これって帯状疱疹?」と思いながらも、病院が休みで判断できず。
5日目、鼻だれはピークを越えたよう。皮膚のただれは相変わらず。月曜日だったが幼稚園を休む。しかし、はしゃいでいつもより元気がよいくらい。「ヒリヒリ」を痛がるときもベソをかかなくなる。しかし、私が不安でKali-bi.に加えてHep.もとり始める。「ヒリヒリ」にはArs.加えてCanth.も。小児科で診断してもらうと「とびひ」とのこと。とびひのレパートリーを見て、「Ars.(「右側から」!)は大ヒット、Kali-bi.、Hep.はヒット、Canth.は外れた、ってとこかなぁ」と反省。
病院で出された抗生物質の飲み薬・殺菌の塗り薬は使わないつもりだったが、たまたま来ていた母の言葉に、反発しながらも1度ずつ使ってしまう。しかし、娘の痛がり方は別に変わらず、自己嫌悪。
こちらの掲示板で「とびひは、抗生物質の毒だしであることが多い」と教えていただき、生後10ヶ月頃から中耳炎を繰り返し、約10ヶ月間耳鼻科に通って、せっせと抗生物質をのませたこと(合間にDPTの予防接種も受けた)、不安を感じながらもほとんどの予防接種を受けさせたこと(Ars.:予防接種の害)に思い当たり、薬・予防接種に関する認識の甘さと「自分のかかりつけだから」と医者選びを怠ったことを痛感。それと同時に、「(前項の)『ヒリヒリ』は排泄だったのかも!?」と、とてもありがたい気持ちになる。「抗生物質の排泄を抗生物質で抑えてどうする? どうせ同じ『痛い!』なら、さっさと出して終わらせてしまおう!」と決意。
6日目、鼻だれは減り、水疱も潰れて新たなものはない。「ヒリヒリ」対応のArs.のみにする。くしゃみをすると左側の鼻から普通のこってりとした鼻水がでるようになった。「鼻の排泄も一段落ついたのかなぁ」と感じる。(「原因菌は鼻の中に常在」と病院からもらったパンフレットにあったので。)娘はArs.の小瓶を置いておくと適宜出してのむようになる。一瓶のみ終わる時、「アーセニカムくん、ありがとう」と自分からお礼を言っていた。
7日目の今日、見た目がまだ痛々しいので休ませましたが、鼻だれがはがれた後には新しい皮膚が出てきています。「早く再生しますように…」とCalen.。痛みもほとんどないようです。親子で「明日から幼稚園へ行こうね」と言っています。
息子の発熱の場合と比べて、痛みを訴える声や「この症状は何によるものだろうか?万が一、悪い病気だったら…」と正体不明の相手に対する不安で、ハードルが一段高かったように思います。しかし、今までになく娘の様子を観察し、声かけをしながら乗り越えたことで自信がつきました。また、切羽詰ってしまった時、ホメオパシージャパンの方にいただいたアドバイスがとても心強かったです。あらためて、あるがとうございました。
今回、病気とは本来痛みを伴うものであること、「症状の変化・新しい症状はないか?」という目配り、病院との付き合い方(病気の特定をしてもらいに行けばよい)など得るところは大きく、また、これからに備えてキッズキットとスパジリック ビーも買うことにしました。
由井先生がおっしゃるには「とびひは二夏出し切ることで体毒はどんどん出ていく」とのこと。1度は薬を使ったし、昨年右手首に出た際も薬を使ったので、また来年出てくることを前提にして備えておこうと思います。

以上で我が家の症状についての報告を終わります。ホメオパシーとご縁があって、あらためて感謝しています。(痛みを訴える度に何らかの対処をしてやれるというのは、とても心強いです。)今回、Ferr-p.をとっている最中に娘も息子も症状が出て来たのですが、同様に「誰でもセット」の朝 TS-01もほぼ毎日とっていた時期でもありました(朝の分だけ残数が多かったので)。季節の変わり目でもありますが、Ferr-p.、TS-01の影響で症状が出てきたと考えられますか?


管理人
貴重な体験談ありがとうございます。
鉄剤の毒だしにFerr-p.をとられたとのことですが、実際、その可能性もあるかもしれません。アメリカのホメオパス、ロビン・マーフィー氏は金属の中で鉄ほど毒性の強い金属はないと言っています。
鉄剤の問題は普段から由井先生も言われていますが、後日コメントをいただこうと思います。
昔、病院に入院していたときのこと、6人部屋の中で、夜中、しばしば誰かがここが痛い、あそこが痛いと痛みを訴えては、看護婦を呼び夜勤の医師が来ては、お決まりの鎮痛剤を打つよう指示、看護婦が注射するという具合でした。体からの助けを求める叫びかもしれない痛みに対しても鎮痛剤で痛みを感じなくさせることしかできない医学というものは、本当は貧弱なのではないかという疑いを感じたものです。もちろん、痛みがあるときには痛み止めはありがたいものですが、患者さんの痛みを聞いてあげ、その人の痛みに合ったもの(レメディー)を選択してあげ、痛みの原因を取り除くことで痛みをやわらげることができるとしたら、何も道具をもたなくても、亀の甲を知らなくても、こちらの方が本当は豊かなのではないかと思ったりします。


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