ホメオパシー 体験談紹介
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タイトル 『白点病』になった、我が家の金魚のケース
投稿日: 2012/01/31(Tue) 15:31
投稿者女性・41・神奈川県・とらのこ会


いつもこちらの体験談を、参考にさせていただいております。

投稿者のみなさま。管理人の方。アドバイスをくださる先生方。いつもありがとうございます。

『白点病』になった、我が家の金魚のケースをシェアさせていただこうと思い、この度、投稿させていただきました。

昨年の夏より、金魚すくいが縁で飼い始めた7匹の金魚。昨年の秋に残念ながら1匹、また1匹と天国へと旅立ってしまい、5匹になり、お世話をしていた娘(7歳)がさみしそうにしていたため、昨年の冬に、またも金魚すくいが縁で、2匹の黒出目金を加え、合計7匹の金魚たちを飼っていました。

黒出目金は弱いと聞いたことがあり、大丈夫かなあ。。。と思っていたところ、今年に入り、水槽の角と水温計の間にあるわずかな隙間に、黒出目金が2匹揃って、口を上にして縦になった状態でいることが増えていることに気がつきました。娘と「どうしたんだろうねえ。この場所が気持ちがいいのかなあ。落ち着くのかなあ。」などと話をしていました。

先日、片桐先生の勉強会へ出席させていただいた折に、様子を伝えてみると、返ってきた答えは、「すぐに隔離をすること。1リットルあたり5グラムの塩を入れてあげること。ティッシュソルト(12X)のMag-p.(マグフォス)とFerr-p.(ファーランフォス)とNat-m.(ネイチュミュア)をいれてあげること。それと、サーモスタットというのをつけて、水温を26〜30度にしてあげること。」というものでした。

『隔離』という言葉に驚き、「病気なんでしょうか?」と尋ねると、「たぶんね。」とのことで、家へ帰り、慌ててじっくり金魚たちを観察してみました。

すると、隔離するようにと言われた黒出目金2匹、そして金魚5匹、全員が白い点々だらけになってることに気がつきました。

この白い点々はなんだ?!と思い、インターネットで調べると、これは『白点病』という、寄生虫が原因でおこる症状であるらしいことがわかりました。寄生虫が動くことで、金魚たちは痒いらしく、小刻みに震えるような動きをしたり、砂利に身体をぶつけるような動きも時折しています。金魚たちの身体にはキズのようなものも見受けられます。エラに寄生されると呼吸困難で亡くなることもあるらしく、縦になった状態でいたのは、おそらく呼吸が苦しく、泳いでいるのも辛かったのでは。。。と、『白点病』に気がついた今となっては考えられました。

娘にも事情を話し、ホメオちゃんで助けてあげよう!!ということになりました。

まずは、その日のうちに、片桐先生のアドバイスに従い、ティッシュソルト(12X)のMag-p.(マグフォス)とFerr-p.(ファーランフォス)とNat-m.(ネイチュミュア)を入れてあげました。塩も水の量に合わせ、入れてあげました。

水温は15度と、寄生虫が好む水温になってしまっていたため、翌日(レメディを入れて2日目)サーモスタットつきのヒーターを買い、取り付け後、設定を30度にしてあげました。寄生虫が好む水温になってしまっていたということは、この水槽内にはどれだけ寄生虫がいるんだろうかと考え、水槽内の水も3分の1を残し、3分の2を近所の神社から汲んできた湧水に塩を5パーセント入れてあげたものに、入れ替えてあげました。

入れ替え後、ティッシュソルト(12X)のMag-p.(マグフォス)とFerr-p.(ファーランフォス)とNat-m.(ネイチュミュア)も入れてあげました。

サーモスタットつきのヒーターを買ったお店で、「金魚の排泄物やエサの食べ残しからアンモニアが生成される。アンモニアは金魚にとって致命的。」と書いてある張り紙を見つけたため、念には念を。。。と、水槽内にサポートChisso-c(チッソ)も数滴入れてあげました。

寄生虫にはSulph.(ソーファー)と何かで見たような。。。と調べたところ、『スピリット・オブ・ホメオパシック・レメディー』の本に「Sulph.の人々は寄生虫病にかかりやすく。。。」との記載をみつけたため、今回のケースは金魚たちですが、副作用は無いわけだし。。。と、Sulph.(ソーファー)30Cも入れてあげました。

翌日(レメディを入れて3日目)の朝、ヒーターのおかげでしょうか、さまざまなレメディのおかげでしょうか、白い点々が半減したように見えました。この日も、ティッシュソルトと、サポートChisso-c(チッソ)、Sulph.(ソーファー)30Cを入れてあげました。

この日の昼、金魚たちの点々はますます減り、縦になっている姿も見なくなり、安心していた矢先、残念なことに1匹が微動だにせず横になっている姿を見つけました。Carb-v.(カーボベジ)30Cを入れてあげたのですが、時すでに遅しといったかんじでした。この金魚は朝、見た時点で、減ったながらにも一番白い点々があった金魚でした。

学校から帰宅した娘と、お墓をつくってあげました。が、「私にとって、金魚ちゃんはきょうだいだったの。家族だったの。」と言い、娘が涙涙で仕方ないのです。スイミングが大好きで、7歳にして4泳法を全てマスターしている娘にとって、金魚ちゃんがこんなにも大きな存在であったことを、私は母として、初めて知ることとなりました。『泳ぐ』ということで、なにか深いつながりを感じていたのでしょうか。。。

昨年、金魚たちが旅立った時にもIgn.(イグネシア)30Cをあげていたのですが、今回は感情に深く作用するように。ということで、Ign.(イグネシア)200C、そして、UKスクーリングの際に買ってきたペットロスのレメディを口に入れてあげました。すると、娘は「あの金魚ちゃんが(亡くなった金魚のこと)、きっと、みんなを助けてくれたんだね。」と言い、「さみしいけれど、金魚ちゃんたちがお空から応援してくれているから、○○(娘の名前)、頑張る。もう大丈夫。」と言って、泣きやんだのでした。

ホメオパシーって、本当に素晴らしいなあ。と、つくづく思いました。

さらに翌日(レメディを入れて4日目)の朝、もうほとんど白い点は見つからず、身体に少しキズが残っているだけになりました。この日は、ティッシュソルトとSulph.(ソーファー)30CとCalen.(カレンデュラ)のMT)を数滴入れてあげました。

レメディを入れてあげたのは、この日までで、今日でちょうど1週間目ですが、あれ以来、縦になる姿も見ておりませんし、白い点々もキレイに無くなり、小刻みに震えるような動きをしたり、砂利に身体をぶつけるような動きももうしておりません。

エサは全くあげずにおりましたが、1週間経ち、様子も落ち着いているようなので、今日からあげはじめました。水温は少し下げて28度の設定にいたしました。

今回、片桐先生から適切なアドバイスをいただいたおかげで、金魚たちにあらわれていた症状に気がつくことができ、投薬というカタチではなく、ホメオパシーでの対処ができましたことを、娘ともども、嬉しく思っております。

片桐先生、どうもありがとうございました。
『金魚のことは、片桐先生に。』ですね。

娘が、金魚たちのことを、きょうだいのように家族のように、大切に思っていたという気持ちに、気づくきっかけをいただくことができたことは、母としてよかったなあと思っております。

そして、娘のペットロスの悲しみさえも、本人自らが乗り越える手助けをしてくれる、ホメオパシーの素晴らしさを、今回も改めて実感することとなりました。

環境を整えてあげたこと(水温を寄生虫の好む温度ではないようにしてあげたこと)も大きかったかもわかりませんが、『白点病』の危機を、金魚たち自らの免疫力、自己治癒力で、乗り越えることができましたことは、ホメオパシーの素晴らしさならではだなあと思っております。

私たち親子の体験が、どなたかの参考になりましたら、幸いです。

今後もみなさまの貴重な体験をシェアしていただき、多くのことを学ばせていただけますこと、大変ありがたく思っております。どうぞよろしくお願いいたします。


管理人
貴重な体験をありがとうございました。
ホメオパシーによって自然治癒力が発揮されるときは、単に病気が治るだけではなく生命のもつ輝きを見せてくれるようで感動的ですね。
人生に起こる様々な出来事もレメディーをつかうことで、心に傷を残さず乗り越える助けとなり、そういった体験を通し子供がたくましく成長していく姿を見ることができるのもホメオパシーのすばらしさですね。