ホメオパシー 体験談紹介
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タイトル あの動物が冬眠に入る前のような貪欲な食欲の期間は何であったのでしょうか?
投稿日: 2010/03/07(Sun) 12:02
投稿者女性・32・大阪市・とらのこ会

1月に去年の風邪?の症状がまた戻った事で相談させていただきましたが、その後、咳が1ヶ月間にわたり出続け、更には咳のし過ぎでギックリ腰になり顎関節症になり脇腹の疲労骨折?になり、その都度(ハイペリカム、イグネシア、ケーライカーブ)を摂っていましたが、さすがに私も周りも心配になりだし取り合えず病院で診断だけでもしてもらおうかと思い始めまして、だけどやっぱりその前に何かぴったりくるレメディをと、乳児の頃に百日咳に罹ったと聞いておりましたので(パタシン)(スポンジア)(ドロセラ)を選び、まずパタシンを一粒口に入れると、努責のような抗いがたい咳がすっと治まりました。
そして、1ヶ月にわたる咳のお蔭で抑えられていた食欲が堰を切ったように溢れだし、2週間くらいとにかく食べて食べて食べまくっていましたらある日また振り出しに戻り喉の痛みに始まり青洟、咳と今も続いております

あの動物が冬眠に入る前のような貪欲な食欲の期間は何であったのでしょうか?以前から体調を崩す前は普段口にしないようなジャンクフードを貪る傾向にありましたが、悪いものを出す前に悪いものを食べるという点ではこれはこれでレメディの役割をしているのでしょうか?

それから今回の症状で感じるのは、前半の咳は左側の肺から要らないものが出している感じがしましたが、今の咳は右肺のような気がします。
痰の質も違いますしまた痰の出て行き方もゼロゼロズルズルとして前回の熱を帯びた様なケンケンとした濃い痰ではありません。

ホメオパシーでは上から下に動く症状は良いとありますが たとえば左右の順などもあるのですか?

そして今回、痰に薄い血が混ざりましたので(バシライナム)を摂りました。
3歳の娘も夜間睡眠中に少し咳をしておりましたので、予防の為に3日間寝る前にバシライナムを摂らせました。

このような感じで今のところ過ごしておりますが何か良きアドバイス頂けましたら幸いです。よろしくお願いいたします。


山内先生
ギックリ腰、顎関節症、脇腹の疲労骨折という経過をお聞きすると
いかに激しい咳であったということが伺われます。本当に苦しかったですね。Pertは、そういった咳に非常に合うレメディーです。
百日咳の予防接種を受けた方(3種混合)、かかったことのある方で、症状が似ているものにはよく合うと思います。
YOBOキットにはそのようなレメディーが入っていますので、とても有効です。
咳の種類も、その時々で違うこともよく経験されると思いますが
症状に合ったレメディーをお取りいただくことが大切です。
湿った咳か乾いた咳か、痰の色等 観察してください。
後の咳については、血が混ざるとのことですので、これもBac はとても合っていると思いますキットの中ではPhosもよいと思います。
動く順番として左右の順番は特にないと思いますが、内臓は左右対称に配置しているわけではないので、症状がどちら側に出るかという傾向というのはあるかと思います。
たとえば虫垂炎を起こしたことのある人は同じ側の卵巣に問題があったり等です。左側には心臓があるということで、肺も左は2枚に、右は3枚に分かれており大きさも少し右のほうが大きくなってい
ます。
病状を起こしやすい傾向や深刻さの度合いというのも若干あるようです。
また、湿性の咳より乾性の咳の方が症状としては重く、後の咳で
痰が出てきたことはより排出がしやすい状態へ移行しているということですので方向性として治癒の方向に向かっていると思います。
食欲については、消耗した体が栄養を欲していたということや精神的にも癒される必要があったのかもしれません。
ただ、消化というものは非常にエネルギーを要するもので、免疫力の落ちているときは、体が病気と闘っている状態ですので、そちらにエネルギーを注がねばなりません。
消化に回すエネルギーはなるべく負担の無いようにしておいた方が
回復も早くなります。
動物は病気や怪我の時は何も食べずじっと祠のようなところにうずくまって回復を待ちますよね。
ですから、回復に向かったからといって、いきなり元の食事に戻すのは、疲弊した胃腸に負担をかけることになります。
絶食の後は、ゆっくりと体調を整えながら食事を元に戻すこととよく言われますね。弱った胃腸をいたわりながらもとに戻すことが大切です。
調子の悪い時は、水分を忘れず、甘いもの、乳製品、肉類は極力避けて胃腸に負担をかけず、免疫力を高めるように心がけてください。