ホメオパシー 体験談紹介
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タイトル 近年の寅子先生の「死に方セミナー」にも通ずるところがあるように思いますので、古くて長い話になりますが投稿いたします。
投稿日: 2010/02/15(Mon) 19:15
投稿者女性・56・富山県・とらのこ会

近年の寅子先生の「死に方セミナー」にも通ずるところがあるように思いますので、古くて長い話になりますが投稿いたします。

2005年1月2日に母が胃癌から腹膜狭窄であの世に還りました(享年78歳)。
その2年前の住民検診で病院の検査を受けるよう薦められて、病院では進行性の胃癌だけど早期発見だからすぐ入院・手術すれば治るからと再三手術を勧められたのですが、これまでの生活の中で無駄な手術はしないというふうに健康な頃から決めていたので、ごく普通に暮らしていた母がだるそうにし始めたのが2004年7月の終わり頃、いよいよ腹痛を訴えたのは9月でした。
すぐに全幅の信頼をおいているホメオパスの井上先生(新潟)に連絡を取りました。
井上先生の第一声は「どうしたいですか?」 でした。
…迷わず、「治そうとは思っていない。ただ痛みをとってほしい。最後まで自然で人間らしく、母らしく生きていられるようにしたい。」と本人は勿論、家族全員のかねてよりの思いを伝えました。
受け止めていただけた!! 張り詰めた気持ちが緩んだ瞬間でした。
幸い近くのホスピスにすぐに入院できて、それからは、痛い時、お腹が張って苦しい時、浮腫んだとき、と症状が進むにつれて現れる様々な症状に合わせて先生が処方して下さったレメディーだけで母は大晦日を迎えました。
いよいよ水ポのスポイトからの一滴さえ受け付けなくなって初めて病院のモルヒネをお願いしましたが、3ヶ月余りの入院中、病院の処方は最初からの無理のない栄養剤の点滴(胃と腸に狭窄があって口から固形物は勿論、すぐに水分も摂れなくなった)と、その1本のモルヒネだけでした。
胃癌になつた時点で母には心に抱えたものがあったに違いないとは思いますが、それも超越したように、回りの方たちに何度もお礼を言いながら還っていきました。
病院の先生や看護士さん達がよかれと思って提示してくださる積極的な治療をすべて拒んだ母に対して、決して嫌な顔をされなかったどころか、「この病室に来ると癒される」と言って下さった事も大きな幸せでしたが、亡くなる三日前位までは、母に「痛い?」と聞いても「痛くない」という答えがかえってきていて、本人は勿論、看病する側の私たちがどれだけ救われたか言葉には言い尽くせない感謝でした。
本来泣き虫の姉や私も、深い悲しみに効くというレメディーをせっせと摂りながら、病室でもあれこれ話しては皆で笑うというこれまでどおりの毎日を送れたことが本当に幸せでした。

さらに〜〜ここからはおまけのようなものですが
幼い頃から何となくなるべくお医者様にはかからないようにしていた家族で、何を根拠にそのようにしていたのかはわかりませんが、その勘は正しかったようで、なのに二十歳頃からひどい鼻炎を患ってやむなく二十年近く病院から出された薬や漢方薬を飲み続けていた妹がそれらを一切やめ、処方されたレメディーだけにした後の好転反応で、両腕の太さが付け根から指先まで2倍近くに腫れあがり、こげ茶どころではない、ほとんど黒に変色した見かけと激しい痛みと痒さを5年以上、病院に付属した施設勤務という制約の中で、ホメオパシーを信じて頑張って耐えて鼻炎の克服とともに、無口だった性格までが明るくなるという変化を遂げました。

何故かしょっちゅう捻挫をする私は、Rhus-t.とRutaとArn.で大概はその日のうちに回復。その三種類を摂っても痛みが続いた足の小指はレントゲンだけ撮ってもらうとやはり骨折していて、小指なのであまり支障がないこともあって同じレメディーを摂り続けて一週間ほどで完治。
ちなみに私は小学生の頃 たまたま風邪で服用した薬でピリンショックを起こし死にかけたことがあり、息子も高校時代に胃潰瘍で入院した際、治療薬(H2ブロッカー)の副作用で白血球の数値が異常に下がり酸素テントに何日か入って命をつないだという経験があるので、ホメオパシーと出合って以後の暮らしの中にはごくごく普通にレメディーが溶け込んでいます。

ゆたんぽでうっかり大火傷、過って落とした包丁を素手で受け止めて大怪我という天然の姉も対処はすべてレメディー。
友人、知人にも大きく広がっているホメオパシー・レメディーの恩恵を受けた話の枚挙にはいとまがなく、日々人間の持つ自然治癒力がいかにすごいかを痛感しつつ……
ただただ寅子先生、ホメオパスの先生方に感謝です。 ありがとうございます!  


山内先生
貴重な体験のご報告ありがとうございます。
お母様をお送りされることで、お辛いことも沢山あったことと思いますが、病を受け入れ、感謝とともに過ごされたお母様は、病の中にあっても、周りの方々に癒しと多くの教えを残して逝かれたのですね。
御病人はもちろん、心配で心を砕く家族にもホメオパシーは深く優しい癒しを与えてくれます。死を受け入れることは、非常に難しく辛い作業ですが、自然の営みとして見つめることのできる気づきを得ることが出来るのですね。
ホメオパシーは魂をも癒すものなのです。
また、ご報告いただいたホメオパシーでの慢性疾患、急性疾患の対応についても、自然治癒力というものを実感するものですね。
このように、自然治癒力を触発するホメオパシーは本当に素晴らしい療法だと思います。薬は緩和はさせても、治癒には向いません。
心も体も健やかに癒すホメオパシーをより多くの方に知っていただきたいと思います。
頂いたご報告は多くの方にホメオパシーの力を教え励みになることと思います。
ありがとうございます。
お母さまのご希望を受け入れ、暖かい言葉をかけてくだった病院のスタッフの皆さまにも大きな感謝を送りたいと思います。

管理人
貴重な体験談ありがとうございます。