ホメオパシー 体験談紹介
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タイトル 内服薬との併用・相互作用について
投稿日: 2009/10/19(Mon) 03:58
投稿者男性・29・大田区・とらのこ会

内服薬との併用・相互作用について
お世話になっております。私は医師ですが、つい先日相談会を受けたばかりです。さて、3日ほど前から咽頭痛ならびに咳が出ました。医療食であるため、インフルエンザかもしれないと思ったため、ありとあらゆるレメディを試しました。
ところが、担当ホメオパスにも電話して相談しましたが、手持ちのレメディではヒットしませんでした。そのため、一応近医を受診したところ、見事、扁桃炎と診断されました。
診断後も、何とかレメディでと試みましたが、その痛みに挫折。。。処方されたトランサミンカプセル(250)を一錠昨晩取りました。
すぐ少し痛みが引き、昨晩はなんとか眠れました。そして、今朝ものどの痛みが続いてましたので、トランサミンカプセルを一錠とりました。
そこで、すこし楽になってきたので、バイタルソルトやベラドーナなどのレメディをトランサミンカプセルやクラビットという抗生物質と併用しようと思いました。いかがでしょうか?

そこで、レメディと内服薬を併用しても大丈夫か?という不安がありましたので、ホメオパシージャパンにрオました。すると、講演会では大丈夫と言われてますが、実際以前あった例として解熱剤とベラドンナやブライオニアを併用して入院になったケースがあったと聞きました。ということは私の場合、昨晩からトランサミンカプセルに切り替えたのならば、もう今回は一切レメディを使用せずにトランサミンカプセルと抗生物質でのどの痛み等をなおしたらよいでしょうか? それとも、少しトランサミンカプセルを併用して楽になったのであれば、今からはレメディに戻してレメディで治した方がよいのか・・正直複雑です。

ホメオパシーが素晴らしい療法だけに、【耐えられなくなって内服薬に切り替えた!後】のレメディの使用の是非、ならびに一般薬との相互作用・併用について詳しく教えてください。よろしくお願いします。
ちなみにセントマーガレット病院ではどのようにしているのでしょうか。


管理人
レメディーと内服薬の直接な相互作用はありませんので、併用されても問題ないですが、たとえば、熱は排泄のための生じることが多く、そういう場合、解熱剤で熱を下げたとしても、レメディーで治癒力が高めるということは、排泄を推し進めるということで、結果的にレメディーと薬は拮抗的に働くことになることが多いと思います。
そうなるとある問題が生じます。解熱剤で熱が下がり、レメディーで熱が上がったとすると、それを何度か繰り返すと体力をとても消耗することになります。そういうこともあって、ハーネマンもホメオパシーをやるならホメオパシーだけで、アロパシーをやるならアロパシーだけでやった方がよろしいと言っています。
解熱剤とレメディーを併用して入院になったことがあると聞いたとのことですが、私の知る限りではそういうケースは聞いたことがありませんが、レメディーで好転反応の高熱が出て、それを解熱剤でとめて入院になったということかもしれません。いずれにせよ、併用による直接な弊害はないはずですから、結局のところ高熱が出たときに解熱剤を使ったことによる害と思います。高熱のときに強い解熱剤を使うことはリスクがあるので慎重に使う必要があります。
一貫してホメオパシーを選択するかアロパシーを選択するか決めろとは言っても、ホメオパシーの良さを知っている人であれば、やはり、まずはホメオパシーのレメディーをとられてみたいでしょうし、大切と思います。そこで症状が治まらなかったり、強くなったりしたときに、自分や親がどう思いどう対処するかになりますが、自分や子どもさんの様子をよく観察し、心配であれば、病院にいって検査なりしてもらうと同時にホメオパスに相談されるとよいでしょう。ただし、経験を積めば積むほど、落ち着いて対処できるようになり、すぐに病院のお世話になることが少なくなってくると思います。
今回の痛みは治癒のために必要なものだと思いますが、レメディーで改善せず、眠れない程であれば、お薬をとられるのもやむをえないと思います。しかし炎症は必要があって生じているものだと思いますので、抗生物質や抗炎症剤などとられて炎症を鎮めても根本的な治癒にはならず、症状にふたをしてしまう形になるので、いずれは体毒をなんらかの形で排出しなければならないと思います。というわけで、セルフケアで難しい場合は、ホメオパスにかかって治癒へのサポートをしてもらうことをおすすめします。
耐えられなくなって内服薬に切り替えた後にレメディーをとられてもよいですが、再度排泄反応(症状)は出てくるでしょう。それを繰り返してると体の排泄反応がだんだん弱ってきます。そうやって体の排泄力を低下させるといことは、あまりよいことではありませんが、虚弱な人や痛みが酷い場合など、そうやって徐々に排泄させていく方法もやむをえないのかなとは思いますが、個人的にはできるだけ薬を使わずやっていただければいいかなと思います。
セントマーガレット病院の酒向先生は、上記のようなことに理解があると思いますので、ホメオパシー療法を希望されるクライアントには、できるだけお薬の介入を待ってくれると思います。