ホメオパシー 体験談紹介
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タイトル 息子の中耳炎をレメディだけでは対処しきれなかった経験です。
投稿日: 2009/10/04(Sun) 03:57
投稿者女性・39・大分県・とらのこ会

息子の中耳炎をレメディだけでは対処しきれなかった経験です。
以前喘息の治療のためにホメオパシーを始めて、Thujaのチンキでまず高熱が出たときのことを投稿した者です。そのまま毒出しは継続しており、何となく痰のからんだ咳が出る状態が続いていました。
すると、秋の気候に変わってきた9月半ばに息子が鼻風邪を引きました。
蛇口から水が流れるがごとく鼻水が出た後、一度は回復しました。
ところが数日後に今度はまず熱が出ました。
また毒出しの熱だろうと思い、39度台後半の熱が出ましたが、熱と風邪関係のレメディで対処していたら、翌日には異様に機嫌が悪くなり、そこで小児科を受診したところ、両耳とも中耳炎になっていると言われ、抗生剤を処方されました。
これは間違いなく毒出しだろうと思ったので、最初は抗生剤は飲ませず、PulsやPyrog、センターで勧められたPET07、炎症にFerr-p、痛みにCham、熱にはBellなど色々飲ませてみましたが、翌日になっても様子が変わらず、ぐったりとした感じになってきたため、自分ではもう対処しきれないと判断して抗生剤を飲ませました。発熱後3日目の夕方でした。
毒出しをさせてやりたい、でも苦しんでいる様子を見るのはとてもつらいものでした。
結局その後夜にかけて熱は引いていき、37度台後半まで下がりました。
ところが快方に向かったようでしたが、再度熱が少し上がり、不機嫌さは最高潮に達したため、また小児科を受診しました。これは痛いのだろう、ということで痛み止め(解熱鎮痛剤ですね)を処方され、これも飲ませたくないがと思いつつ、夕食後飲ませてみると、今までの不機嫌さがウソのように遊び始めました。その後数日かかりましたが、やっと元通りになってくれました。
今回の経験から私が学んだのは、
1.判断を下すに当たって医師の診察を受けることは重要
2.痛い、という急性の症状はホメオパシーだけに頼るのではなく、西洋薬も臨機応変に用いること
3.子供が不機嫌な場合、何かある
ということでした。
連休が丸つぶれになってしまいましたが、貴重な体験ができたように思います。
息子は軽い喘息がありますが、高熱でうんうん言っている間は咳・痰などが出なかったのに薬を飲ませた後に咳が復活してきたり、黄色っぽい鼻水が出たりしたのは耳から出たかったものが薬で止められて鼻やノドに行ったのでしょうか?ここで耳から出しておけば、喘息も少し改善したのかな、と思うと少し残念です。

そこで質問させていただきたいのですが、まず、@中耳炎の対処として、ホメオパシーのアプローチとしてどうしたらよかったのでしょうか?自分自身が中耳炎にかかった経験がないため、なおさらうまく対処することができなかったように思います。
それと、A今回の件でホメオパシーのセルフケアをしながら、病院の受診が必要な段階を見極めることをうまくできる自信がちょっとなくなってしまいました。今からインフルエンザにかかることも十分考えられますが、自分でできることはやり、なおかつ重篤な状態にならないようにするためには医師の受診を仰ぐ判断をどのようにしていったらよいでしょうか?自分では、子供の機嫌が悪く様子がおかしいと感じた場合、と思っていますが、それだけでは足りないような気がしています。
あと、B最初の毒出しの熱が出てから就寝中に歯ぎしりするようになり、今回の中耳炎騒動でなおひどくなりました。Cinaを入手して飲ませていますが、他にできることはありますか?
以上よろしくお願いします。


管理人
セルフケアとしてできることをされたと思います。鎮痛剤で楽になったということで、痛みにコフィアやマグフォス、オピウムなどのレメディーもよかったかもしれません。病院の受診は、ご心配であれば積極的にされ、検査や診断、お薬をもらい、お子さまの様子を見ながら、レメディーで難しい場合は、投薬など対処されてはと思います。
急性の発熱は基本的に体毒を溶かし浄化するために必要であったり、体からの排泄も浄化に必要なものと考えていますので、できるだけそのプロセスを自然な形でサポートできるのが理想と考えています。ただし脱水症状にならないよう水分補給には注意が必要ですし、高熱が何日も続く場合は、体力の消耗も考慮する必要があります。脳炎、髄膜炎の場合は、エイピスなど必要になります(詳細は、ホメオパシー的予防の日本脳炎の部分を読まれてください)。
慢性的な問題を抱えている程、排泄症状も強く長く出てしまう傾向がありますので、難しいところではあるかと思います。普段からホメオパスにかかられ、体毒出しを少しずつ推し進めることも検討されるとよいと思います。
現在歯ぎしりがあるということで、ベラドーナ、コフィア、ラカシス、ストラモニューム、リシン、バレチューム、キュープロム、エイピスなども試されるとよいでしょう。