タイトル | : Re: 新型インフルワクチン 一回接種で8割に免疫!の件の続き |
投稿日 | : 2009/09/27(Sun) 05:25 |
投稿者 | : 女性・41・静岡県・とらのこ会 |
はじめまして。ホメオパシー初心者です。今、長男の便失禁・便秘で浜松センターに相談しています。
こちらの「ホメオパシー体験談」にスクワレンの記事が載っていたのですが、私は、スクワランオイルを化粧水の後に塗っています。
心配になってしまい、メールしました。化粧品のスクワランオイルも使わないほうがいいのでしょうか?教えてください。よろしくお願いいたします。
管理人
説明不足ですみません。結論からいうと化粧品のスクワランは安全だと思いますので、ご安心ください。サプリメントとしてとることも問題なと思います。内と外(皮膚も粘膜も外といえます)では事情が全く違うということです。
スクワレン自体は皮膚にもありますし、必要なものですし、体の中にもあり、やはり必要なものです。ただしピーナッツの欠片が血液中にあるとそれは異常な事態となり、ピーナッツに対して体が過剰に反応してしまうように、スクアレンオイルが腸で分解され体内で合成されて作られたものであれば問題ないのですが、皮膚を突き破って一度に大量のスクワレンオイルが直接的に血液中に侵入すると、体がスクワレンを異物として認識してしまう、すなわちスクワレンに対する抗体を形成してしまう、あるいは、アジュバントという形でスクワレンと他の物質が結合しているので異物と見なすのかもしれませんが、正確なところはわかりません。
ピーナッツの場合は、たとえ血液中にピーナッツのかけらがあったとしても、体の中にピーナッツタンパク質はないのでピーナッツを食べなければ、アレルギー反応は生じませんが、スクワレンの場合は、スクワレンの抗体がつくれてしまうと(スクワレンが抗原とみなされてしまうと)、スクワレン自体が体の神経系や脳をはじめいたるところにあるので、体にもともと存在していた全てのスクワレン自体を異物として攻撃してしまうという大きな問題が生じます。
湾岸戦争の帰還兵の間で集団的に発生したとされる湾岸戦争症候群は、脱毛症・疲労感・痛み・記憶障害・倦怠感や関節痛などの一連の病状を総称したものですが、原因の特定は現在に至るまでできていません。
ところで、イラクに派兵された兵士の大部分は炭疽菌ワクチンを接種されていました。この炭素菌ワクチンにはスクアレンが含まれていました。ある研究で、湾岸戦争症候群を発症した全ての兵士がスクアレンの抗体をもっていたことがわかりました。すなわち湾岸戦争症候群というのは、炭疽菌ワクチンのアジュバント(スクワレン)が原因の自己免疫疾患だったわけです。
2009年11月3日(火・祝) 18:30〜21:30(日本時間)のトレバーガンと由井先生の「新型インフルエンザとワクチン、そしてそのホメオパシー的対処について」に参加しましょう。