ホメオパシー 体験談紹介
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タイトル なにより、表情は豊かになり目がキラキラ。髪の毛には天使の輪ができているようなエネルギーあふれる男の子になりました。今でも、その当時の写真をみたり、好転反応が続いた日を思い出すと涙がでます。
投稿日: 2008/06/06(Fri) 07:19
投稿者女性・大阪府・RAH学生

 アトピーの症状で苦しむ子供もさることながら、それを見守る母親もとてもつらいですよね。
 私も二人の息子がアトピーで、現在、ホメオパスにかかって治療中です。私の体験がアトピーで悩むお母様方の力添えになればと投稿させていただきます。 

 特に次男ですが、その当時はまだ一歳。顔に小さくアトピーのような湿疹があり、予防接種の毒だしをすればきれいになるかもしれないと気軽な気持ちで健康相談をうけました。あれよあれよという間に、顔から耳から首から膿がではじめました。痒さからかきむしり出血と膿とで、毎晩、シーツがよごれ、かきむしろうとする手を押さえて眠れない日々が続きました。
 
 そんな生活から約二年。次男の肌はツルツルに近づきつつあります。なにより、表情は豊かになり目がキラキラ。髪の毛には天使の輪ができているようなエネルギーあふれる男の子になりました。

 今でも、その当時の写真をみたり、好転反応が続いた日を思い出すと涙がでます。
 でも、それは起こるべくして起こったこと、全ては私の人生での学びになり、気づきがたくさんありました。あまりに辛くて、何度、人前で辛いと弱音を吐き、涙したかわかりません。子供を抱きかかえて、「生きているだけでいいじゃないか。」と涙したかわかりません。でも、それこそが私が小さいときからできなかったことなのです。人前で涙することで、新たな人との出会いがもたらされ、私の心から壁が一枚はがれたような気がします。
 
 周囲の理解が得られないのも辛い原因のひとつだと思います。でも、症状が酷いときに、理解してくれというのは無理ではないでしょうか。私の主人も、肌の症状が一番酷いときに、ホメオパシーを続ける条件として病院で医師の診察をうけることと言われました。胸から上がとびひ状態の子供を週に一度、皮膚科につれていきました。診察よりも、「あなたは母親として間違っている。子供がこんなにつらいのになぜ薬を塗らないのか。」と何度も責められましたが、のらりくらりとかわしました。そんな主人でしたが、目の前でどんどんよくなる子供を見て「ホメオパシーでの治療は時間がかかるけれども、それは人生の長い時間からみたらたいしたことはないかもしれない。」と理解を示してくれました。子供が人間レメディになって、主人の心に気づきを与えてくれたのだと思います。

 好転反応は、見守る母親として、時に、とても辛いものです。レメディをとれば治るのかと依存していては決して治癒しないと思います。レメディはあくまでも、治癒力のスイッチです。生活環境改善の努力も必要だと思います。そして、一人で抱えこまず、弱音を吐ける場所を持ってほしいと思います。私は、信頼できるホメオパス、セルフケアでの友人、RAHの同期などホメオパシーを理解している人々にとても支えてもらいました。

 好転反応は辛いですが、そのときの涙は、ホメオパシーを信じてよかったとうれしい涙に変わる日が必ずくると思います。私も、まだまだ長男の好転反応と戦う日々です。でも、「あんなにひどかったのにね。」と笑っていえる日が必ずくると信じて頑張っていこうと思ってます。


管理人
貴重な体験談ありがとうございます。このご投稿は多くの方に勇気を与え励ましとなることと思います。またいろいろなことを気づかせてくれるのではないかと思います。
由井先生が日頃言われているように、本当に症状、病気は何も悪いことだけではなく、お知らせであり、ありがたいものなのだと思います。
ホメオパシーをやっていれば、レメディーをとっていれば、自動的に治るものではないと思いますし、そうして治ってもあまり意味がないのかもしれません。治る過程というものも大切で、いろいろなことに気づきながら、治っていくことに意味があるというか、治っていくとはそういうことなのではないかと思います。子どもの病気を通して親がいろいろなことを気づかされることも多いです。となると子どもの病気もありがたいものなわけです。一番苦しいときはとてもこのようには思えないと思いますが、どうしてこのようなことになったのか、自然であるとはどういうことなのか、なにが本当に大切なのかが心底わかるまで突きつけられるのではないかと思います。