ホメオパシー 体験談紹介
[記事リスト] [新着記事] [ワード検索]

タイトル 西洋医学とホメオパシーの融合?これからの医療について、先生方がどのように考えられていられるのか、西洋医学をどの程度必要と考えられているのか、また西洋医学に関することなんでもよろしいです。さまざまな角度からの意見を頂戴できたら嬉しく思います。
投稿日: 2007/10/02(Tue) 14:27
投稿者男性・27・三重県・とらのこ会

いつもお世話になっております。
今回、西洋医学とホメオパシーに関してお尋ねしたくメールしました。体験談での投稿を見ておりますと、多くの方がホメオパシー療法で本質的に改善されていられる。一方、どちらかというと西洋医学は悪者で、何か悲観的にすらとられます。しかし、私自身現在病院勤務の研修医ですが、西洋医学の魅力面白さを感じることもあります。また需要(必要とされる方の多さ)も実感いたしております。そこではいざホメオパシーで治療しようとすると混乱するのではないか、経過の見方が困難になるかとすら思います。本質的にはホメオパシー療法はすばらしいと思いますし、多くの方に早く知ってもらいたいのは事実です。
しかし、こういう治療法を知ってしまった以上、それとは根本的に真逆の考え方であるアロパシーを日々実践している私は真剣に考えれば考えるほど、混乱しとまどいを感じることすらあります。もちろん診断という点では西洋医学は必要だとおっしゃるかもしれませんが、診断の次は治療というふうに必ず治療を共にしています。また保険診療適応の問題もあります。
 今回お尋ねしたいのは、西洋医学とホメオパシーの融合?これからの医療について、先生方がどのように考えられていられるのか、西洋医学をどの程度必要と考えられているのか、また西洋医学に関することなんでもよろしいです。さまざまな角度からの意見を頂戴できたら嬉しく思います。
御忙しい中失礼致しますが、研修医は今年度いっぱい。最近は西洋医学の面白さにも興味を感じている日々です。今後の進路の参考にもしたいと思いますので、何卒よろしくお願い申し上げます。


熊坂先生
西洋現代医学は、現象を数値的、量的に捉えることが得意であり、診断以外にとくに急性病において真価を発揮し、集中治療、救急救命医学の分野では必要不可欠であることは、論を待たない事実です。
最近ですが、ホメオパシーをこの分野で使用することの有用性を印象づける参考文献が、ドイツで出版されました。メディカルドクターを目指すのであれば、現代医学の臨床の場面でホメオパシーをどのように取り入れるか、という研究テーマのひとつとしては非常に面白いのではないでしょうか。但し、日本の医療現場で実際にホメオパシーの有為性が認められて、使用可能になるか、という別の大きな問題があるように思われるのですが。
ちなみに、この本の著者がホメオパシーのレメディを重い急性病のケースに用いて、ホメオパシーの有用性に目を開くきっかけになったという例を以下のように挙げています。
60歳の男性患者が公道で倒れた後に意識のない状態で病院に送り込まれてきた。送り込んできた救急隊員は、通りすがりの人の情報として、患者が稲妻に打たれたようにくずおれ、ただちに意識不明に陥った、と報告した。患者は直ちに心電図装置に接続された。これは、突然の循環機能不全の原因として経壁の前壁梗塞の広がりを指摘した。最初の臨床診断のときに、ただちに瞳孔が硬直して、白黒させている目、全般的な脈拍の喪失と反射作用の喪失、ならびに弱くて表面的な呼吸が現れた。この状態は、深部の脳中枢がすでに止まっていることを示唆しているように見えた。これは、心筋梗塞時の中枢神経系が一次的に関与していることを暗示していた。心電図は、平坦なST上昇によって支配され、それ以上の区別を示さなかった。血栓溶解療法を開始することになっていた。
患者は、Naja tripudians(蛇のレメディ) C30を2粒経口で与えられた。数分内に、心電図像は正常化し、正常調律、P波、Q波、R波、S波、T波は全部そろい、「急性心筋梗塞像」を示すものはもう何もなくなった。その直後に、患者は目覚めて、反応できるようになり、体調は良くて、痛みやその他の苦しみもないことを説明した。準備していた注射はなしで済ませ、患者を普通病棟に移すことができた。そこで彼は8日間観察された。完璧に全快して、合併症もなかった。患者は薬剤の処方やその他の治療提案もなく、退院できた。
Naja tripudiansは、何度も心筋梗塞のときに有効性が実証されており、切迫した心筋梗塞も阻止する。

管理人
西洋医学とホメオパシーの融合に関して意見がありましたらお願いします。