ホメオパシー 体験談紹介
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タイトル RX Force 200c の体験です。口に入れた瞬間から強烈な眠気、身体がぐぉんと揺れるような感覚がありました。
投稿日: 2007/07/11(Wed) 06:17
投稿者女性・37・埼玉県・とらのこ会

過去に度々投稿させていただいています。皆様の体験談も参考にさせていただいています。

RX Force 200c の体験です。
処方のレメディを摂っている間は、なるべく他のものを摂らないようにしているのに、どうしても気になって摂りました。
口に入れた瞬間から強烈な眠気、身体がぐぉんと揺れるような感覚がありました。
その少し後に階段を降りたら足首をひねってしまったくらい(幸い怪我には至りませんでした)

Forceの中のレメディは単体でかなり摂っていたので、もう反応が出ないかもしれないなどと思っていましたが甘かった。。。
義父(実母の再婚相手)への怒り、その時怒りを表現できなかったことへの後悔が蘇ってきました。

後で思い出してみると、Forceを摂る前、いただいたメロンを食べて喉がイガイガしたため(私が自分で果物を購入することはほとんどありません)
「果物で粘膜が荒れるのは母親との関係がうまくいかなかったから」とどこかで読んだことがあった気がする、酸が関係していたような...mur-ac?などと考えていました。
母親へのもろもろの怒りや感情は出し尽くしたのに身体はまだ反応するのかしら?とも。

すでに母は亡くなり、その義父とも縁は切れていますが、私が10代の頃は同居していました。
その義父というのが、とにかく果物好きで、毎日欠かさず何らかの果物を大量に家に常備しておかなければならず(しかも色々注文をつける)それが母と私に課せられた仕事であり悩みの種でした。
毎食(義父は定年後毎日家に居た)その果物を1人で消費し、一緒に食べようなどとは言わないのに、食べ残しがある時だけ「食べろ食べろ」としつこく言われました。すでに私には果物全般が嫌悪の対象になっていましたが「ありがとう」と笑顔で言い、無理やり食べていました。
母親の再婚相手であり、金銭的援助があるので義父の気分を害するようなことをしてはいけないと思っていたのです。
思春期で一般に父親が嫌になったり、口をきかなくなったりする時期に、けなげにも買い物に付き合ってあげたり(まさに果物のためや義父の自分の用事につきあわせるだけ)今思えば、ある意味で援助交際のようなことをしてきたようなものです。
私が居ない時に私のことを悪く言っているのが実はいつも聞こえてしまっていました。それに同調していた母にも怒りを感じていました。
義父と2人で出かけるのが嫌だった母が「○○も一緒に」と義父に言い、それに対して「だれが連れてってやるか!」など他にも文句を言ったにもかかわらず、運転手や荷物持ちとして都合が良いと気づいた途端、猫なで声で私を誘ってきて、一部始終そこに居なかった私にも聞こえていたことも思い出しました。
暴力などの虐待が無かっただけマシだ、お金に困らなかったことを感謝しなければいけないと言い聞かせてきましたが、結局最初から縁を切る最後まで、その義父のことを人間的に好きになれませんでした。

自分から縁を切れたのはほんの数年前です。
どうしてもっと早く家を出るなり、高校生だとしても同居を拒むなり、家出するなり、発散する方向に行けなかったのか後悔が蘇りました。(それはそれでしょうがなかったと納得したはずのことです)
これでもか、これでもか、というくらい抑え込んだ感情が出てくるものですね。
いったいどれくらい溜め込んでいたのだろうか、自分に負担をかけていたのだろうかと、自分自身に「ごめんね」と言いたくなります。(実際言ったら泣けてきました)

今は離婚再婚など珍しくもなんともないですが、義理の親ともうまくやっていそうに見える「良い子」が、実はこんな思いをしているものです。
レメディでその時々に解放してあげたいですね。


村上先生
いいお話をありがとうございました。子供は親の都合でいろんな思いをするものですね。そして、親の幸せを思いいろんな思いを我慢しているものですね。でも、自分が辛い思いをしただけ、他の人の痛みを分かる深みのある大人になれるのではないでしょうか。自分の中のインナーチャイルドを癒せるのは母親でもなく、自分を傷つけた人でもなく、自分自身でしかできないようです。大人の自分が傷付いた子供の自分を抱きしめてあげるのが一番いいようです。今回「ごめんね」とご自身に謝ったのはとてもよかったと思います。そして、当時はそんな方法しか自分には出来なかったいうことを理解して自分自身を許してあげてくださいね。
私の体験でインナーチャイルドの癒しは、蓋をしておきたい嫌な事を思い出す辛い経験でもありますが、1つ1つ乗り越えてみると、乗り越えた分だけ心も体も軽くしなやかに強く、楽になれるようです。キットを脇に置いておき、湧き上がる感情にあわせてレメディーをとると思ったよりスムーズに乗り越えられるようです。
今までのインナーチャイルドを癒し、今までのことは今までのこととして受け入れ、どうせ生まれたからにはこれからの人生を本来の自分自身で自分自身の幸せのために生きていこうではありませんか。

管理人
貴重な体験談ありがとうございます。抑圧された怒りは、抑圧された症状と同様、徐々に体をむしばむそうです。表に出てきてよかったですね。