ホメオパシー 体験談紹介
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タイトル 息子にThujaをとらせ2日後、今まで出たことも無かった所に、湿疹が出始め、みるみる広がっていき、これを、きっかけに、地獄のトンネルに入っていったケース
投稿日: 2006/11/30(Thu) 21:41
投稿者女性・福岡県・とらのこ会

もうすぐ3歳になる息子の好転反応の体験談です。
同じ好転反応で、苦しまれている方の投稿を拝読しまして、我が家の体験も、少しでも参考になればと思い、長くなりますが投稿させていただきます。

元々、食物アレルギーとアトピー性皮膚炎があり、抗アレルギー製剤やインタール、ステロイド軟こう等、何のためらいも無く使い、風邪をひけば、やれ抗生剤、咳止め、熱が高く出れば解熱剤など、出された薬は忠実に内服させていました。

今年の1月にあった講演会に知人から誘われ、ホメオパシーのホ字も知らない状態で参加、取り合えず、副作用も無いし、体に優しい療法で、予防接種の毒だしまで出来るんだ〜と、(この日まで予防接種が毒だなんて思ったことも無かったのですが)なんとなくだけど、凄いのかも、と言った感じでこの日、Thujaを購入し、夜から飲ませはじめました。

2日後、今まで出たことも無かった所に、湿疹が出始め、みるみる広がっていき、これを、きっかけに、地獄のトンネルに入っていきました。

全身に、想像も出来ないくらいの、本当に本当に凄い湿疹がビッシリできて、髪の毛や眉毛は薄くなり、汁や膿が毎日たくさん出て、痒みで、気が狂う様にのた打ち回ったり、夜は何度も起きて、泣き叫びながらガリガリ掻き毟ります。
シーツは汁と膿と血で、毎日洗濯し、白いシャツは、3日で黄ばみ、毎日2〜3回シャワーしないとベタベタしている所に埃が付いて不衛生。シャワーの度にビーワックスCとTuを塗り、半月ほどで無くなります。
外に出せば、注目の的!可愛かった息子の顔は面影も無いくらい腫れぼったく、どうしたの?病院は行ってるの?といつも聞かれ、時にはご親切にあそこの皮膚科が良いよ〜と教えて下さる温かい方も居ました。公共の場所では、伝染病だと思われたのか子供を近づけないようにされた事もあり、ヒソヒソ話をして指を指される事も多々ありました。
こんなに酷い状態が何ヶ月か続いて、母親の私も、当時4ヶ月だった下の子の育児や授乳と重なり、ほとんど眠れない状態で、イライラがつのり、痒い〜痒い〜と泣きながら掻き毟っている息子に対して、「掻いたらだめ〜!!」と、理不尽に叱りつけることもありました。
こう言う時に限って、旦那の仕事が急に忙しくなるもので、帰りはいつも夜中に・・・試練だね〜と思いながらも、週に2・3回来てくれる母と、ホメオパシーを理解してくれ、疲れきっているのに、休みの日に気晴らしで色々連れて行ってくれる旦那が唯一の救いでした。
こんな酷い状態の中でも、直感で、ホメオパシーでやっていきたいと強く思ったこともあり、なぜか薬を使ったり、病院を受診させるのはどうしてもしたくなくて、私の中でも、色々と葛藤がありました。こんなに息子が苦しんでるのに、病院に連れて行かないのは、親のエゴなのか?私は頭がおかしいのか?など思い悩みました。
病院に連れて行って、酷い状態から開放されれば、息子も私も楽になる。でも、この子が本当の意味で良くなる訳じゃないし、これも私と息子が楽になるための私のエゴ・・・
この状態を続けて、息子は苦しいけど、私も苦しい、だけど、本当の意味で良くなって欲しいと思う、これも、ある意味私のエゴ・・・息子は、苦しみを望んでないのかも知れない、しかし、どっちをとっても親のエゴならと、ホメオパシーを選びました。
好転反応が出て5ヶ月程たったある日、全身浮腫が出て、手足の指先はチアノーゼが出て、紫色に、おまけにジーっと座ったまま、動かない、と言うかきつくて動けない状態になり、担当のホメオパスの先生に大至急連絡しました。
腎臓が解毒に耐えられず悲鳴を上げ始めたらしく、手持ちの、サポートJと、Apisを、交互にリピートさせてたら、不思議と、徐々に浮腫も引いていき、次の日に急遽健康相談を入れ、連れて行った時には、浮腫は少し残るものの、動き回れる程まで回復していました。

(余談になりますが、今でも息子には肝じん秘蔵セットは必需品で、飲ませないと、お漏らしをします。)

この後も皮膚の好転反応は続き、7ヶ月経ったころ急激に状態が良くなり10ヶ月経った今では、ほとんどわからないまでに回復し、息子も元気いっぱいです。
無事に七五三の写真も本来の息子の可愛い姿で撮ることができました。
こんなに激しい反応がありましたが、まだ、毒は出きってなくて今もなお、予防接種の毒だし続行中。所々に新たな湿疹が出たりしていますが、以前ほど酷くは出てきません。
今、思えば、この約1年間息子には、辛い思いばかりさせてきましたが、息子の治癒力と由井先生やホメオパスの先生を信じて乗り越えてきて本当に良かったと思っています。
この体験を通して、息子の身をもって、予防接種の害と、ステロイドや、薬の影響の怖さを思い知りました。我が家では、今後、命に関わる時以外で、薬やステロイドを使うことは無いと思います。

今現在も好転反応で苦しまれている方、肉体的にも精神的にも辛く、本当に本当に大変だと思います。
私が辛かったのは、先が見えず、頑張る気力も無くなりかけた事でした。先が見えない事は本当に辛かったです。個人差もあって好転反応の期間はそれぞれでしょうが、息子は、約7ヶ月程で、急性期は過ぎました。
この体験談を読んでくださった方の参考に少しでもなれば幸いです。


片桐先生
こういった体験を書いていただいたら励まされる人がたくさんいると思います。ケアするお母さんと家族の心配は計り知れない物だったでしょう。地獄のトンネルという表現がありますが光が射すまで、さぞ不安でいた事と思います。予防接種と薬物によって症状を止めてしまう事が、いかにその後でつけを払う事になるのか現場で身にしみて感じています。予防接種をしていない、薬を摂らない子供さんは回復が早く、そして薬を使った子供たちの治癒は遅く、反応も厳しいのです。体は補えば甘え、抑圧すれば毒は溜まり、腐ってゆき、どんどん自己治癒力を失ってゆくものなのです。
参考になるお話ありがとうございました。

管理人
貴重な体験談ありがとうございます。