15歳のメス猫がよだれで口元を汚すので、Merc.6C、Pet09、Pet14、サポートJ、TS-21などを与えていたら、背中と足の付け根の毛が広範囲に抜けてきました。
脱毛した部分は掻いたりしないので、痒くはないようです。
うっすら産毛が生えている（生えてきた？）部分もあります。
残っている毛をなでると、心なしかべたつくような感じを受けます。
耳の中が痒いのか、時々頭を振ったり、足を入れて掻いたりします。
食欲も元気も落ちてはいないようです。
これは好転反応でしょうか。
ほかに与えると効果的なレメディーがありますか。


小林先生
レメディーをとっていく中で、一度ごっそり一部の毛が抜けてしまう猫さんや犬さんのケースは時々あります。
爪や髪の毛は動物の持てるエネルギーの余剰部分を当てているので、自己の再生にエネルギーを集中させるために、発毛に使うエネルギーをセーブして抜けてしまうこともありますし、部分的に抑圧を受けた箇所の再生のために一度リセットすることもあるように感じています。
よだれで選んだMercでしたが、これまでのワクチンからの害出しとしても働いたのではないでしょうか？
注射針をさした箇所に後々発疹や浮腫を作りやすい子は多いです。今回毛が抜けた場所はどうでしたでしたか？
マザーチィンクチャーやサポートレメディーなども一緒に上手に使ってあげたことで、今回、排出と再生を促進してくれたのかなと思います。
耳からの排出はしばらく続くかもしれませんが、食欲もあり、元気な様子でしたら心配されずに、使われていたレメディー、サポート、Pet14などを続けて、どんどん外へ体内の膿をださせてあげるとよいですよ。
でも、痒みが続きご心配なときはお近くのセンターで相談会をうけられることをお勧めします。
Pet11がCalen-J.とUrt-u.のマザーチィンクチャーがベースになっていて痒みと皮膚の再生を助けてくれます。
飲み水にいれたり、薄めた液に綿棒を浸して耳の中を拭いてあげてください。お大事に。

小林先生、アドバイスどうもありがとうございました。

15歳の猫の好転反応と思われる脱毛はどうやら落ち着き、柔らかできれいな毛が少しずつ生えそろってきています。
暑い時期なので、サマーカットみたいで涼しいかもしれません。
よだれは完全には止まりませんが、本人は気分もいいし、食欲もあって、ドライフードも食べています。
周囲の人は「年寄りの猫が暑さで参って、皮膚病にかかって毛が抜けてしまった。やせてしまってかわいそうに」と思っていたようです。
よく考えてみると、脱毛はご指摘の通り注射や点滴をした場所から始まりました。
不妊手術以降、一度も病院へは行ったことがない猫なのに、体はちゃんと注射や点滴を覚えていたのですね。
これからもホメオパシーで快適な高齢猫生活をサポートしてやりたいと思います。


管理人
お返事ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。