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タイトル最近はインナーチャイルドセミナー等で過去の記憶を蘇らしたり、前世のトラウマまで、レメディの力を借りて、本来人間が忘れる必要性があって、忘れている記憶まで、呼び起こしている気がします。
記事No2488
投稿日: 2009/01/07(Wed) 02:06
投稿者男性・29・津市・とらのこ会
今回は「忘れ上手は生き方上手」ということに関して投稿させていただきます。尊敬する師の本にこうあります。

人の記憶はすべて並列ではなくて、遠い記憶と近い記憶があります。人間、遠い記憶のことは、自然とだんだん忘れていくもの。ということは脳の作りからしても、生存上古い不必要な記憶は覚えていてもあんまりたいしたことがないということでもあるわけです。「忘れる」ということは重要なことだと思います。忘れていかないと、新しいことは入ってこないし、恨み辛みや、良くない感情を持ち続けることに繋がります。「忘れない人」の怖さが、病になるのではないでしょうか? 過去の嫌な記憶をわざわざとっておくことは、自己愛や甘えの裏返しでは?
それをばねにというかもしれないが、それでは、マイナスのパワーになるのでは?
トラウマという言葉も、自らが嫌な記憶を増幅させ、膨張させたりして、被害者意識や劣等感を大きくした挙句、わざわざ不必要なトラウマを作っている人もいると。それが引き金になって犯罪を犯したり、うつになったりしている。忘れるということは、本当に大切だと思います。どんどん忘れていかないと、コップから水があふれるように何も入ってこなくなってしまう。もちろん、人間だから引き出せば嫌な記憶はいろいろあるでしょうが、そんなものをわざわざ持っていることはないのです。と

私もそう思います。最近はインナーチャイルドセミナー等で過去の記憶を蘇らしたり、前世のトラウマまで、レメディの力を借りて、本来人間が忘れる必要性があって、忘れている記憶まで、呼び起こしている気がします。
果たして、正しいことでしょうか? そんなことをして大丈夫なのでしょうか?

「忘れる」能力・・・これはとっても大事な人間の能力だと思います。それに全部覚えているひとなんていないのですから。
嫌なことは忘れていく・・・自然が一番なのではないですか? こだわりはいらないと思います。

この点に関して、魂・潜在意識まで作用するというレメディを扱う立場から、ご意見をいただきたく思います。


管理人
貴重なご意見ありがとうございます。愛されず傷ついた心は消えてなくなるということはありません。抑圧された感情も消えてなくことはありません。忘れることはあっても、傷ついたインナーチャイルドは自分を見つけてほしくて叫びます。だから私たちは怒り、恐れ、悲しみます。そういう感情の原因はすべてインナーチャイルドにあるといってもいいほどです。それを完全に抑圧できたとしても無感情になってしまいます。ホメオパシー的にはより重い状態と考えます。
子どもの頃に愛を求めてそれが得られず傷ついたから、大人になっても愛を求める心(こだわり)をもち、その心が傷つき、忘れることができず恨んだり憎んだりします。
また未解決のインナーチャイルドは子孫にも受け継がれます。
本当に出来事が心に迫らなくなり忘れることができるようになるためには、インナーチャイルドを癒すしかありません。
もちろん、症状を薬で抑圧するのが好きな人がいるように、インナーチャイルドにふたをして忘れることが好きな人もいます。また、死にそうな人には薬が必要であるように、弱っている場合には辛いことを思い出さないようにする配慮も必要なときもあります。
レイプされた記憶や虐待された記憶など忘れて思い出したくない人もいますが、ホメオパシーをやるなかで自然と思い出してきたりします。真に自由になるためにはそれを思い出し乗り越える必要があります。そういうことをしてまで自由になりたくないという強い抵抗があれば、ホメオパシーは合わないかもしれません。
詳しくは、『インナーチャイルドが叫んでる!』と『愛じゃ!人生をかけて人を愛するのじゃ!』をお読みください。