タイトル | : 収穫したきゅうりは、素手で洗えないくらいとげが多く痛く、通常のきゅうりの3倍くらいの太さで、長さも長く、ぱっとみたら加賀太きゅうり?と思うほどの太さです。 |
記事No | : 2161 |
投稿日 | : 2008/07/07(Mon) 00:52 |
投稿者 | : 女性・37・富山県・RAH卒業生(ホメオパス) |
どじょっこについての投稿をさせていただきます。 母が、どじょっこの企画モニターをすることになり、畑の作物にどじょっこを使い出してからは畑の作物たちの成長の話を聞くのが楽しみで、一体どんな風に育ち、どんな味になるのか、わくわくしておりました。 毎年、きゅうりはうどん粉病、ナスは立ち枯れ病などなど、20年近くも連作を繰り返しているやせこけた土地では病気のオンパレードでした。無農薬で作るように勧めても、近くで虫が発生すると被害がひどくなると大量ではないものの農薬を撒くこととなり、農薬を使わずに収穫できたことがないほどでした。 私自身も家庭菜園をしておりますが、きゅうりがうどん粉病に罹ってしまったら竹酢液を噴霧したり、酸性水を噴霧したりと農薬以外で何とかしようとしましたが、大抵は途中で枯れてしまうという結末を迎えていました。 モニター報告にも書いたようですが、きゅうりの葉っぱが、かぼちゃの葉っぱと見まごう程に大きく育ち、茎も太く、近くの畑のおじさんに「何をやったらこんなに大きくなる?」と聞かれたほど大きく育ったそうです。そしてうどん粉病に至っては、どじょっこの噴霧で消えてしまったそうです。これには私もびっくりしました。なすの立ち枯れ病も出始め、数日間旅行に出かける前に諦め半分でどじょっこを噴霧して出かけたところ、それも直っていたとよろこんでいました。 収穫したきゅうりは、素手で洗えないくらいとげが多く痛く、通常のきゅうりの3倍くらいの太さで、長さも長く、ぱっとみたら加賀太きゅうり?と思うほどの太さです。切ってみたところ、大きさの割りに種がなく、普通のきゅうりでした。ただ、大きいが収穫量は減ったとのことです。 一番楽しみにしていた味ですが、多少皮の硬さは感じましたが、さっぱりとして甘みがありとてもおいしかったです。たまたまスーパーで購入した普通のきゅうりがあったため、味比べをしてみたところ、スーパーで購入したきゅうりは不思議と化学調味料のような味があり、妙な甘みが気持ち悪く思わず吐き出してしまいました。普段普通に食べていたのですが、化成肥料を使っているからでしょうか?改めて自然の味を知りました。 野菜たちで気分を良くした母は自宅の花にもせっせとどじょっこを撒き始めました。そして先日「あじさいが全部赤になった!」といいはじめました。どじょっこにより土のPHが変化したためではないかと思いますが、「原種にもどるっていうしね!」と応えたところ少し複雑な気分になっていました。でも、自然が一番ですね!
ちなみに我が家のきゅうりは太さは普通ですが、長さが通常の倍ほどの長さ!これもとげがものすごく多く痛くて洗うのが一苦労!でも味は最高です。
管理人 貴重な体験談ありがとうございます。キュウリがトゲトゲで3倍も大きくなったというのは興味深いです。もともとニガウリのようなものだったのかもしれませんね。できれば種用に1本とっておいて、その種で来年まくといいと思います。トマトは逆に小玉になって数が多くなります。 由井先生も超多忙にもかかわず、週1回本格的な農作業をやっており、スタッフの食べる野菜をもってきてくれます(頭が下がります)。その野菜達が本当にすごいのです。レタスが玉にならず葉が開いて、その葉がバリバリしてもはやレタスじゃないです。キャベツの葉も固くて噛みごたえ十分で噛む音が食堂内に響き渡ります。もちろんどじょっこを使った野菜たちで、味は最高です。
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