3/9(日)【仙台ライブ】とらこ先生の生き方シリーズ
「食と農業の復興!生命を育む自然な食べ物 」が開催されました

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東日本大震災からまもなく3年を迎えようとしています。あの日を忘れないために、私たちはいま何を学び、これからの生き方にどのようにいかしていけば良いのでしょうか。


本日は仙台でおよそ1年ぶりとなるとらこ先生の講演が行われました。今回は「食と農業の復興」がテーマです。


震災以降とらこ先生が感じたのは食と農業の必要性でした。それはとらこ先生が災害支援で福島を訪れた際に福島の方々が一斉に買いに集まったのは、レメディーよりも自然農の野菜の方だったからです。


また実際に福島、宮城、岩手での2011年の稲の収穫量や漁獲量は前年を大きく下回り、これをみても東北への影響がいかに深刻なものかがわかります。


ですから、とらこ先生はすぐに農業生産法人・日本豊受自然農株式会社を立ちあげ一人ひとりが畑を耕し、自給自足することの大切さを伝えてきました。


講演ではまず、戦後、破壊された日本の食と農業の問題を取り上げました。昔と今の野菜は似て非なるもので味もにおいも栄養も野菜の生命力も失われてしまったことが多くの方の声やミネラル分析からわかっています。


また次の問題として、日本の食に対する価値観の破壊について。1980年代に行われた輸入の自由化や規制緩和による弊害として、今、大量に市場に出回る安かろう悪かろうの食品や、危険な遺伝子組換えやF1種から育った不自然な野菜が蔓延し、
1980年代を皮きりに癌や難病、奇病が増えているとのことです。


日本では報道されないような世界の食の裏側にメスを入れるような衝撃的なさまざまな映像も上映しましたが、恐れるのではなく知ったがうえで対策を考える。「心配ないよ。」ととらこ先生がこれからの時代を賢く生き抜くための、大切な知恵と心構えをお話ししていただきました。


その対策となるレメディーやマザーチンクチャー、植物発酵液。これらを使って育った豊受のいきいきとした生命力にあふれる野菜たち。今日も会場のいたるところにたくさんの元気な野菜がレイアウトされ、素晴らしくみずみずしい「気」を放っていました。そして講演終了後には多くの方々が野菜を求めてあふれそうなほどの人だかりができていました。


最後にエリッククラプトンさんがとらこ先生の災害支援の活動をサポートするために使ってくださいと許可をくださった「Tears in Heaven」に載せたJPHMA災害支援の映像を上映すると多くの方が泣いていらっしゃりました。さまざまな思いで画面を食い入るように見つめている皆さんの様子はとても印象的でした。


今年もまた3月11日が来ます。あの日を忘れないためにも、私たちひとりひとりが事実を知り、行動を起こし、家族や子供たちを守り、日本の未来をよりよきものにして行きましょう。


本日の講演はPatchTVさんによって全世界にUSTREAMライブ配信されました。インターネットで多くの方が視聴されたようです。アーカイブ配信も今後予定されておりますので詳しくはHPをチェックしてくださいね。


来週はいよいよ「第三回日本の農業と食シンポジウムin京都」が開催されます。


皆様のお越しをお待ちしております。

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