カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー学校案内

カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー学校案内 page 7/52

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7 www.homoeopathy.ac 学長挨拶 私は小さい頃に「頑張らない者はダメ」と親から常に教え込まれていたために、大人になってからその価値観で体がボロボロになるまで働き、体が辛い時も薬をとって頑張り、心が辛い時....

7 www.homoeopathy.ac 学長挨拶 私は小さい頃に「頑張らない者はダメ」と親から常に教え込まれていたために、大人になってからその価値観で体がボロボロになるまで働き、体が辛い時も薬をとって頑張り、心が辛い時も弱音を吐かず頑張り、自分を大事にしてあげなかった結果、ついに潰瘍性大腸炎になったのです。私は潰瘍性大腸炎をホメオパシーで治していただいたことをきっかけに自分自身の生き方、考え方の間違いに気づき、心の問題の根源であるインナーチャイルド癒し(感情の解放と価値観の解放)に取り組みました。これまで母に愛されたい一心で優秀になろうと頑張ってきたインチャに気づき、他者に母を投影し、怒り、悲しみ、恐れていたことに気づき、母への未解決な感情を一つ一つ解放していく作業をしました。母に何度も殺されかけた私にとってこの作業は本当に辛く苦しいものでした。今も継続してやっている最中です。 感情というものは思い通りにならない状況で生じる強い願いであり、ストレスです。インナーチャイルドという慢性のストレスの存在が急性のストレスを作り出しています。ストレス時は交感神経優位になって筋肉が硬直し血の流れが悪くなります。エネルギー生産がミトコンドリア系から解糖系に移り、著しく非効率になり、その結果ミネラルを無駄に使い果たすことになります。このように、ストレスが体の病気を作り出しています。体の症状を薬で抑圧することで医原病が生じますが、感情を抑圧することで心の慢性病(インナーチャイルド)が形成され、心の病気が体の病気を作るという構図があるのです。 感情を生じさせる大元は価値観です。私は「女はダメだ」「頑張らない者はダメだ」「貧乏はダメだ」などの母の価値観を生き、自分を貶おとしめる生き方をしていましたが、自分自身を生き抜くために、母の価値観を解放していく作業をしました。こちらも、一筋縄では行きませんでしたが、ダメな自分を認め、受け入れ、許し、愛することを繰り返しやっていくなかで、徐々に価値観を緩めることができました。 結局、感情が乱れる出来事、嫌な出来事、辛く苦しい出来事、それら出来事を辛く苦しいものにしているのは、自分自身の心(インナーチャイルド) であり、自分自身の心を映す鏡として感情が乱れる出来事が生じるのだということがわかりました。人生(運命)そのものがホメオパシー治療(同種療法)だったのです。辛く苦しい出来事は、ダメな自分を許すために必要な出来事であり、本当にありがたいものであると理解し、一つひとつ受け入れていくことをやっているうちに私の心に本当の平安が訪れたのです。この体験が、体と心と魂は繋がっていて、体の病気だけを治しても心の病気(インナーチャイルド)と魂の病気(この世的価値観)を癒さない限り、根本解決にはならないのだということを実感したのです。 確かにホメオパシーは感情の解放を推し進め、ときに価値観の解放をも推し進めますが、残念ながらどちらも一時的なものにならざるを得ません。なぜなら、大元のインナーチャイルドを見つけ意識的に繰り返し癒していかない限り、インナーチャイルドが癒されることはなく、インナーチャイルドが存在する以上、苦しみは付きまとうからです。しかし、インナーチャイルド癒しをするためのツールとしてホメオパシーを利用したならば、つまりホメオパシーを利用して意識的に感情の解放とこの世的価値観の解放を推し進めることができたら、確実にインナーチャイルド癒しを加速させることができます。 また、私たちが食べた物から私たちの体は創られます。ですから、食べ物が悪ければ、それが直接的に体を病気にしてしまいますので、幾らホメオパシーのレメディーをとっても健康になることはありません。体の健康作りの基本は、よい