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≪ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー用語集≫


マテリア・メディカ

薬効書。従来のマテリア・メディカは、実際の薬効(どんな症状を抑圧することができるか)について書かれているが、ホメオパシーのマテリア・メディカは、どんな症状を引き起こすことができるかについて書かれている。同種の原理に基づき、ある症状を引き起こす力は、その症状を根本から取り去る力となる。したがって、ホメオパシーのマテリア・メディカが唯一本当のマテリア・メディカと言えるのである。

レパートリー

クライアントの症状や特徴から最適なレメディーを見つけるための辞典。マテリア・メディカとレパートリーは、最適のレメディーを選択する際に、相互に補完しあう。

レパトライゼーション

クライアントの症状や特徴をもとにレパートリーで該当レメディーをその重要度に応じて点数化し、それに基づき最適なレメディーを絞り込むこと。物

マヤズム

もともとは感染毒素の意味だが、これにハーネマンは病気を生み出す土壌としての慢性マヤズムの概念を付け加えた。現在、疥癬マヤズム、淋病マヤズム、梅毒マヤズム、結核マヤズム、癌マヤズムが知られている。

医原病

医療行為(現代医学に基づく治療、たとえば、薬剤投与、放射線、手術などによる治療や予防接種など)あるいは、市販の医薬品・医薬部外品が原因で新たにつくられる病気のこと。

キット

ある目的のために主要なレメディーをピックアップしセットにしたもの。基本キット(応急用キット)、キッズトラウマキット、バースキット、バイタルエレメントキットなどがある。

クラシカルホメオパシー

多数派ホメオパシー。ハーネマン最晩年のオーガノン第6版の内容を知らず、第5版の内容をもとにアメリカ人医師ケントによって確立されたグループで、1回に1種類だけのレメディーを処方しリピートしない。病気の中核に狙いを定め高ポーテンシーのレメディーを1粒用いるなどの制約があり、哲学的・思弁的な傾向が強く教義的である。しかし、ハーネマンは、最終的にLMポーテンシー(液体フォーム)でリピートする処方が最善であるという結論に達していた。ケントの誤解は、ハーネマンの遺言とも言えるオーガノン第6版が、ハーネマンの死後80年も経てから発見されたために起こった。

プラクティカル
ホメオパシー

プラクティカルホメオパシーといわれる流派には、全く異なる二つの流れがあるが、そのために混乱が生じることもあり、名前を分ける必要を感じている。 一つは、フランス・ドイツにおいて発展した、医師の論理に基づくホメオパシーである。ハーネマンの教えから離れ、物質的成分を重視し低ポーテンシーレメディーを多数混合し、病名に対応する処方箋を作り上げた。使いやすさはあるが、ホメオパシーは本来個人化されるもので、病名に適用されるレメディーで完治させることは難しいと言わざるを得ない。RAHでは、このプラクティカルホメオパシーを一概に否定することなく、臓器、組織、器官のサポートにおいて有効であるという観点から、洗練・発展させ、サポートレメディーとして学ぶ。 もう一つは、イギリスを中心に発展した、ハーネマンの教えを基本としながらも、クラシカルの堅苦しい守らなければならない掟から自由であり、革新的なホメオパシー理論も取り入れる実践志向のプラクティカルがある。上記プラクティカルとは全く異なり、ハーネマンの教えを基本とし、クライアントに合う個人化されたレメディーを与えることを原則とする。したがって、プラクティカルに二つの流れがあるというよりもクラシカルに二つの流れがあり、イギリスを中心に発展したプラクティカルはネオクラシカルと呼ばれるべきと考える。

シノプティック・
マテリアメディカ

マテリア・メディカの第一人者、フランス・ヴァーミューラン著(RAH英国本校教頭) ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシーのマテリア・メディカのテキストとして採用している。 箇条書きでわかりやすく解説されており、レメディーの性質を系統的に学ぶのに適している。

ケーススタディ(ケーステイク)

ホメオパスによる実際のクライアントのケーステイクをクライアントの横について見学すること。
ケーステイクとはホメオパシーのレメディーを選択するために、クライアントに質問を行うこと。
現在の不調の原因となったできごとやクライアントの精神、嗜好、体質、環境などを対話しながらさぐっていく。

プルービング

実証。健康な人がレメディーをとってでた症状を記録すること。

サセプタビリティー

感受性。外界からの刺激によって病気を形成するしやすさ。たとえばバラのにおいによって具合が悪くなるクライアントがいる場合、このクライアントはバラのにおいにサセプタビリティーが高いといえる。

ティッシュ・ソルト
(生命組織塩)

シュスラー塩とも言う。ドイツのホメオパシー医師、ウィルヘルム・シュスラー(1821〜1898)によって1875年に紹介されたレメディー。彼は、人体を燃やしたときに残る灰の中で上位12種類の無機塩が人体を司っていて、これらが不足することによって疾患が生じると考え、その不足した無機塩を補えば基本的にどんな病気でも治ると考えていた。

オーガノン
(『医術のオルガノン』)

ホメオパシーの創始者、サミュエル・ハーネマンによる著書。ハーネマンの経験的事象を元に演繹的に導き出された医術の真実を書き記したホメオパシーの聖典。

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