2019年06月16日(日)

2019年6月16日(日)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH10期
「オルガノン講読」DVD上映
講師:由井学長

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(写真クリックで拡大します。)

本日の講義は由井学長による「オルガノン講読」のDVD上映授業で、CH10期、1年生にとっては初めてのオルガノンを紐説く講義となりました。

ホメオパシーの基礎原理が記されたオルガノンはハーネマンが確立したホメオパシーの原点となる書物ですが、とても難解な内容のため、現在、世界のホメオパス達も深く学ぶ者は少なくなってきています。しかしハーネマンの遺した揺るぎないホメオパシーの基礎理論を地盤とする教えを大切にする由井学長はこの書物をCHhomのバイブルとして、多くの時間を割いて教育しております。

ハーネマンが記した様々な文献を長年読み込まれた由井学長による解説は非常にわかりやすくはじめて読む学生たちが誤った解釈に陥らないように導いてくださいます。

皆でオルガノンの格言をひとつずつ声を出して読み、五感を使ってハーネマンが後世に残したかったことを感じながら、学長による様々な角度からの丁寧な解説が行われました。

またホメオパシーの原理に加えて、人間とは何か、真の自分自身を生きるため価値観を外すことのお話など、魂のホメオパスにとって数々の大切なことについても教えていただきました。

ハーネマンの教えを基にしながら、現代人の心身の状況に合わせてホメオパシーを進化、発展させていく由井学長のZENメソッドを学べるのは世界的にもなく、CHhomの特色と言えるでしょう。

1年生の皆様、ハーネマンの教えをじっくりとコツコツと学んでいきましょう。

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講義の感想

●オルガノンを読むにはまずハーネマンの考え方の変遷を前提として知っておくことが重要であることが今日の授業でよくわかりました。しかしハーネマンを神聖視する人々によって治療法の変遷が表に出なかったという話も聞き、正しい知識を学ぶことができるのはとてもありがたいことなのだと思いました。一人でオルガノンを読んだだけでは理解できなかったところ、見落としていたところを丁寧にすくいあげて解説していただくことができました。また、実際のケースも混じえることによってオルガノンと現代病の治療を関連づけて考えることができました。

●「バイタルフォースが病気を作る」というちょっと矛盾した表現の解説が興味深かったです。バイタルフォースが菌と四つに組んでもみ合っているから力が五分五分だとこう着状態になる、そこにレメディーを入れるとバイタルフォースが驚いて菌を手放しホログラムであるレメディーの幻影を全力で押し出しにかかる、その際手放した菌も全力で押し出されているという仕組みが非常に分かりやすかったです。シックハウス症候群が急激に増えた背景に高気密、高断熱住宅の一般化と住宅の洋風化が大きく関わっていると思います。快適で便利な暮らしには別の問題が付き物でつくづく江戸時代くらいまで時代を戻さないと健康には生きられないのではないかと考えてしまいます。

●興味深いバイタルフォースの話でした。2011年の東日本大震災の時、特に福島の原発が危ない時に歌番組が多かったなぁ。という記憶があります。しかも古い曲で懐メロが流れていたのを思い出します。あれは一体何だったのか。自分の記憶違いだったのかもしれませんが、ずっと映像が残っています。この緊急事態に!と思ったのです。あれだけの衝撃的なことがあって、トラウマやPTSDになったらどう癒すのか?バイタルフォースはどこに向かうのか?バイタルフォースは身体ではなく精神的なものに対してはどのように作用するのかと思いました。次に化学物質過敏症の方のケースを見て、ワイン・タバコでさえ、害を及ぼすのだと思いました。どれだけ身体が過敏になっているのでしょうか。この方はたくさんの症状が出ていて、それに対してご自分でレメディーを選んでいたのは素晴らしいと思いました。ホメオパシーのすごさを知りました。ハーネマンの思いが正しく受け継がれるよう自分もきちんと頭と心に落とし込まなければならないと思いました。

●今日は2人お休みで人数が少なく、少し寂しかった。授業が終わった後、先生方がいらしてくれて、質問があるかきいていただいて、自分が分からなかったところが他の人も分からなかったんだと分かった。ありがとうございました。マヤズムのところが分からなかったので、次回の授業できいていきたいです(理解するように)。オルガノンもおもしろいかもと思った。DVDでもおもしろかった。ライブできけた生徒はいいなと思う。野菜の話等、エーテル体等いろんな内容が入っていて興味深くきけました。

●初めてのオーガノン購読の授業をありがとうございました。バイタルフォースの意味が理解でき、生命維持をするリズムの流れの良し悪しで病気になるかならないかという内容が興味深かったです。自宅でも音読に挑戦してみたいと思います。

●今日は、授業にあまり集中できず、おまけに周りの人たちより自分は劣っているという思いになってしまいました。家に帰ってから、もう一度医術のオルガノンを読んでみます。「治療家は偏見を持って患者をみてはならない」というフレーズだけが頭に残りました。ありがとうございました。

●オルガノン1版・2版では物質が残っているため1つの病気に1つのレメディーとなる。ケント派はここに固執しているとのこと。現在は希釈振盪のためパターンだけで物質が入っていないため、複数のレメディーを一度に使えることを理解しました。

●オルガノンの購読は難しいと感じましたが、先生の解説を聞くと理解できました。ホメオパシーinJapan等などの読みやすい書籍を併用しながら、少しずつ読み進め、解釈を進めていきたいと思いました。

●病的に撹乱されたバイタルフォースによって、ダイナミックに変化したものが病気、というのが驚きました。オルガノンを自分でも読んでいきたいと思います。バイタルフォースの事はボンヤリ理解していたつもりですが、理解が深まりました。

●オルガノンをよく読み込みハーネマンの伝えたいことを理解する。

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