2018年09月22日(土)

2018年9月22日(土)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH7・8期
「日本薬草学②」
講師:小谷先生

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(写真クリックで拡大します。)

本日のCH7期8期は、小谷先生による日本薬草学②の講義が行われました。

小谷先生はNPO法人 自然科学研究所の理事長を務めるかたわら、木曽御嶽にて薬草園もされており、日本の薬草学をリードされているお一人です。

講義の初めには、日本における薬草学や薬事法の背景、海外との違いなどを詳しくお話し頂きました。

その後、実際に国内産の薬草栽培薬用植物の効用や調整法、用法などを、豊富な経験や知識をもとにわかりやすく説明していただきました。

普段良く目にする雑草から珍しい薬草まで、さまざまな具体例を説明いただき、また、法規制など新たな法制度を交えた講義となり、とても充実した時間となりました。

小谷先生、本日はありがとうございました。学生の皆様、お疲れ様でした。

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講義の感想

●根茎や全草が具体的にどの部分を指しているか、植物エキスやチンキがどのようなものか、初めて聞く専門用語の意味を知ることが出来、とても勉強になりました。今後、今勉強をしていることを生かして仕事をしていく上で、自分自身の身を守る上でも必要な知識だと思いました。法律に関しても、植物に関しても最低限の事はしっかり頭に入れたいと思います。私は植物を見分けるのが苦手なのですが、今日の講義でほんのわずかな違いでも種類が異なる(名前が違う)植物があると知り、ますます自信がなくなりました。もし見分ける必要がある際は専門としている人や詳しい人に相談しようと思います。様々な植物を紹介していただいた中に、試してみたいものや、知人が使っているものが出てきたりしておもしろかったです。(使ったことのある漢方もありました)先生が生薬をお好きなのが伝わってきました。第1回目の講義を都合により受けられなかったので、今日は直接受けることが出来て良かったです。長時間の講義ありがとうございました。

●身近な薬草より助けられて、先祖からいまの自分があることに思いを巡らす機会を頂きました。知らないまま生きていくことと、知っていきていくのでは、生き方が全く違ってくるのだろうなと。現在、自分でもお茶としていたただいているものもありますが体調に合わせて、生活の一部として付き合っていけたら、生きる力になると心強く思いました。この度のように、広く深く学ばせていただける機会はなかなか得られず、とても貴重な学びとなりました。身近な自然との向き合い方、目線を意識してみようと思いました。友人より甘茶(夏)を毎年ごちそうになること(訪問すると)が思い出されました。詳しく聞いた事がなかったので、早速聞き教えてもらおうと思いました。1つの植物(葉、花、茎、根・・・)からいろいろな効用がある奥深さにも素晴らしさを感じました。ありがとうございました。

●身近な植物に色々な効果があることがわかり、とても楽しかったです。また、どこにでもある植物(キョウチクトウ)に毒があることが分かり驚きでした。植物の力を改めて感じる事ができ、自分でもマザーティンクチャ―を作りたいと思いました。木の皮を剥いで干す、根を掘り起こして感想させる等の手のかかる作業をして薬効を確かめてきた先人の努力もすごくて有難いと思います。図鑑を手に入れてもっと植物に親しもうと思います。

●小谷先生、今日一日ありがとうございました。植物の見分け方が難しいですね。注意すべき植物は採取する際は慎重にしようと思います。実際にいろいろ試していこうと思います。今年からカレンデュラでマザーチンキを作ってみたりしています。都心に住んでいるとなかなか材料を入手することが難しいのですが、今はとりあえず学んでできる範囲で実践し、いつか田舎暮らしでハーブや野生の植物で野草酒やマザーティンクチャー作りをしたいと思っています。また来年の授業を楽しみにしています。

●たくさんの薬草について教えて下さりありがとうございました。産地や部位で効果効能が違うことや、解明されていないことも多くあると伺い、面白さや難しさ、また危険なこともあるのだということが強く印象に残りました。キョウチクトウは良くみかける植物ですし、うっかり燃やすこともあるのではないかと思うと恐いです。未知の部分が多くあるものを使って癒していくのだなぁと思うと、方程式が役に立たない場面にもたくさん出合うことになるのかなと想像しました。

●一見難しそうで楽しくないかもと思ってましたが小谷先生がとても丁寧に、分かりやすく説明していたのでとても楽しい薬草学でした。個体先生は説明力が自然体で、穏やかで、授業内容が多かったですが、全然たいくつではなくて、あっという間に終わりました。たくさん良い情報も参考になりました。ありがとうござます。

●日本の医療費を少しでも減らすため(とは言え)日本の伝統医療の復活が推進の方向に決定され、中国の信頼性の低い生薬の輸入から、生薬を日本で栽培することが厚生省により決定がされたこと、すでに栽培が成功している種も多くあること、とても嬉しく思いました。たくさんの資料ありがとうございました。薬草植物は小さいころから興味があったので、とても楽しかったです。自分の庭の薬草植物が多くあり、もっと増やして植物園みたいにできたらいいなと思いました。植物の力にも感謝です。

●植物学はとても細かいものなのだなと思いました。これだけ植物の名前が分かると、道や山を歩いていてもすごく楽しそうだなと思いました。漢方でも民間医療でも”この植物のこの部分を使う”と発見して、蓄積されてきた智恵の深さ、広さに感嘆しました。

●化学合成された薬と生薬の違い。生薬は西洋医学的に考えて1つが作用するということではなく、多成分が総合的に作用するというところが面白かったです。使用についても、効能を特定することがはっきりとはできないので、伝統的に使われてきた宗教的な概念も含むというところもホメオパシーと似てるなと思いました。

●MTとしてなじみ深いものから、あまり目にする事が少ないものまで、効用、用法、成分を細かく解説いただきました。小谷先生の語りは、優しく、また聞き取りやすく、理解しやすかったです。今回のカラープリントの資料は写真が見やすくありがたいです。今日の授業で2年前に行った北海道洞爺のハーブ体験の授業を思い出しました。またいつか行きたいです。

●マザーチンクチャーに使われているハーブがメインだったので、とっつきやすくて理解しやすかったです。ハーブ・マザーチンクチャーの本に載っている効用とは違うものもありましたが、原物質を直接とることでの反応に、こういうものがあるのだということも学べて面白かったです。チンクチャーもエキスを抽出しているから、本に載っていない効用もあるんだろうと思うので、また試したいと思いました。

●とてもたくさんの植物、生薬や毒草の話を聞きましたが、それぞれが特徴のあり自然界の素晴らしさを感じて聞いていました。また生薬についてもたくさんあり、漢方医がその中から合う漢方薬を選ぶのはすごい大変で、経験則が大事で、レメディー処方と似ているなと感じました。生薬の分類法も参考になります。今後の勉強に役立てて行きたいと思います。

●風邪をひいてマザーチンクチャーを取りながら授業を受けたのですが、今とっている植物も出てきてパッと見ただけでは難しそうでしたが、1つ1つ教えて頂けて、漢方で聞いたことのある植物も画像もカラーでとっても見やすかったです。ありがとうございました。

●小谷先生の豊富な知識と話術に圧倒されました。薬や生薬に対する熱い思いが伝わって、こういう熱意が学習する意欲として絶対に必要だと感じました。漢方生薬とMTの違いをうまく整理する必要があると思いました。(効果の違いを)ただ、有毒植物については、ハーネマンが行っていたプルービングと同じ作用が出ているのではと思いましたので、そこも良く整理して理解したいと思いました。

●薬草学の世界は奥が深いので学ぶのがすごく楽しいです。信憑性が高い本の紹介や各種植物の説明など情報量が豊富で大変参考になりました。マザーチンクチャーやレメディーとして知っている植物も多く、より植物の世界に興味を持ちました。ありがとうございました。

●生薬と西洋医学の違いのお話がとても面白かったです。そもそもの考え方の違いがあるため、理解されないことが多いんだとわかりましたが、その理由がわかってスッキリしました。ホメオパシーで使う薬草の解説をありがとうございました。薬と毒は紙一重、勉強になりました。

●小谷先生、ありがとうございました。生薬について、全く知識のない状態かた学んだので、初めて聞く用語や概念が多く、理解が追いつきませんでした。ですが、植物や生薬の写真を沢山つけて下さっており、イメージする助けになりました。生薬と西洋医学の薬の効果効能についての考え方の違いについては、とても良くわかりました。

●盛りだくさんな内容でしたが、前回の授業の時よりも聞きなじんだ植物が自分の中で増えている気がして、理解しやすくなったように感じました。これからも少しずつ知識を多方面に増やしていったらもっと理解度も上がるんだろうなぁと思います。貴重なお話をありがとうございました。

●とても興味深く楽しい内容でした。薬草の事を学べる機会は少ないので大変貴重な時間でした。深い専門知識からの講義を受けられて感謝しています。素晴らしい講義をありがとうございました!

●沢山の薬草について詳しく学びましたが、復習をしっかりして覚えていきたいと思います。化学合成品は一つの成分、生薬は多成分で相互に働きながら人体に良い働きをするということ。なるほど自然界のものは素晴らしいなあと思いました。ありがとうございました。

●前半はチンクチャーにあるものであったので、比較できて面白かったです。後半は生薬に関するもので、昔使ったものもあり、久しぶりに懐かしく思いました。CMなどの薬効もすべて確かなものであるとは限らないようで、日頃よりその辺も注意しなければいけないようですね。ありがとうございました。

●エキネシアは3種とも効能が違いというのは初めて知りました。これだけ多くの生薬を発見してきた方々は、どうしてこれを食べようと思ったか、いつも謎です。凄く面白かったです。ありがとうございました。

●ロートコン(ハシリドコロ)の説明でロートコンの作用が副交感神経の抑制ということでしたが、以前にロートエキスの入った目薬を使用したことがあります。疲れ目で使用したのですが、もしかしたら、全身に作用していたのではないかと思いました。

●最初の巨額の医療費から医者に頼らない方向転換についてのお話もとても興味深かったですが、日本薬局の植物の話も面白かったです。一度に覚えられるものではありませんが、ホメオパシーで習う植物情報にも結び付けて、よく知りたいと思いました。

●マザーチンクチャーの薬草、日本薬局方収載の植物ともに、くわしく教えていただいて理解が深まりました。医薬品等や薬事関係の裏話(?)は、他では聞くことができないお話で、今回も興味深かったです。

●普段私たちが使用するマザーチンクチャーと薬草学的な効能の差を学べてとてもよかったです。ありがとうございました。

●マザーチンクチャーに用いられる薬草の話は、本で見ているのとは、また違った内容で面白かったです。ありがとうございました。

●今日習った植物はマザーチンクチャーで使っているものなので馴染みがあり、大変楽しく拝聴しました。自宅でMTとの効能の違いなど比較してみたいと思います。

●これからは薬草が一番大切だ思っていました。豊受以外の野菜はGMOなので、野草や雑草を勉強したいと思いました(毒などを見分けられるように)。ありがとうございました。

●身近にある植物が多く日本薬局方に収載されていることに驚きました。薬草酒などに興味があるので、作ってみたいと思いました。ありがとうございました。

●興味深いお話ありがとうございました。薬草、雑草、マザーティンクチャ―、漢方薬がつながって勉強になりました。)

●マザーチンクチャーと重ねてみると効用の違いがおもしろかったです。植物が素晴らしいとあらためて感じました。

●覚える項目が多くて大変そうです。ハーブ・マザーチンクチャーの本をよく読みたいと思います。

●ありがとうございました。

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