2018年01月08日(月)

2018年1月8日(月・祝)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH8期
「マヤズム」DVD上映(AM) 講師:由井学長
「ホメオパシー基礎後半 歴史」(PM) 講師澤元亙先生

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(写真クリックで拡大します。)

本日はCH8期の授業は午前が由井学長のDVD上映授業、午後が澤元先生の「ホメオパシー基礎(歴史)」の後半の授業が行われました。

本日の午前はマヤズムをテーマに、由井学長のDVD上映講義が行われました。

遺伝マヤズムとは、先祖代々より症状を抑圧してきたことから、その感染体や老廃物がたまったまま次の世代に引き継がれた、病気のかかりやすさ、傾向などを指します。

現代医学と全く別の医学体系を持つホメオパシーの中でも、最もホメオパシーらしいダイナミックな理論であり、難解な内容です。

本日の講義では由井学長のケースの解説を主軸に、学長の長年の経験を基にした最新の進化したアプローチ、複雑に絡み合ったマヤズムに対する見極め方、対処の仕方などを学びました。

午後の授業は、澤元先生による「ホメオパシー基礎⑤(歴史)」の講義が行われました。

澤元先生は、古典ドイツ語や医学史の翻訳、そして研究家としてご活躍されており、由井学長の監修の下、ホメオパシーの始祖ハーネマンの『医術のオルガノン 第6版』『慢性病論』の翻訳も行っています。

本日はその『医術のオルガノン』を中心に講義が進められました。

ハーネマンが生きてきた時代背景や、読み解くのがとても難しいオルガノンに関して、一つ一つ丁寧に説明されました。

オルガノンを理解する事は、学生にとってとても大切なパートとなります。 学生の皆さんもその重要性を理解し、とても熱心に受講している様子が伺えました。

澤元先生、ありがとうございました。学生の皆様、お疲れさまでした。

>>マヤズムDVD上映(AM)の感想
>>ホメオパシー基礎後半 歴史(PM)の感想

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講義の感想

【マヤズムDVD上映(AM)の感想】

●マヤズムのレメディーの処方の仕方を学べてとても有意義でした。単体Med. メドライナムを入れてもなかなか反応がないとおっしゃっていましたが、だからか!!と思いました。マヤズムが合体しているから(私の場合は)Carc.カシノシンからやらないといけないということがよくわかりました。さっそくとります。またケースの中で白斑のケースでカルシウムが不足しているから、牛乳ばかりほしがり飲んでいた…という話の解説に納得しました。たくさんのケースを見て学んでいきたいです。ありがとうございました。

●わかりづらいと思っているマヤズム論の理解がほんの少し進んだような気がします。しかし、まだまだ難しい。症状のとらえ方、TBRの入れ方など、学ぶ点が多くありました。(生理の遅いとき、早いとき両方入れるなど)マヤズムが絡み合っているとき、何を最初にするのかなどはまだまだ知識や経験がたりない(当たり前か…)と思いました。

●お話を聞いている時はすごく理解した気になるのですが、改めてケース資料を見ても、自分も同じようにレメディを選ぶとは到底思えない(それに決める、思い付くのには根拠があると思うが、自分にはそれがまだほとんどない)ので、まだまだ先が長いなぁと思いました。まぁまだ1年生なので焦らず少しずつ知識を増やしていきたいと思います。・・・でももうすぐ試験もあるので少し焦ります・・・。

●梅毒マヤズムや淋病マヤズムをソーラより先にやるのだと思いましたので、ケースでソーラの治療の後で、また梅毒が出てくる事もあるのだと驚きつつ納得しました。「バイタルフォースが教えてくれるのでそれに従って忠実に症状に合わせていく」という先生の言葉で、「マヤズムは難しい」という気持ちが少しほぐれました。質疑応答にあった「寝た子を起こしてしまう処方」は正直こわいなと思いました。三次元処方を学ぶことができることに改めてありがたいと思いました。

●マヤズムの複雑な症状のお話、このような方の人生を救えるということは、それ自体が素晴らしいことだなぁと思いました。疥癬が心の平和や体の元気を奪っているんだなと疥癬治療の大切さを感じることができました。私もホメオパシー治療で症状がなくなってきましたが、まだまだ抗疥癬に取り組む余地があるなと改めて思いました。

●マヤズムを見分けることは難しですが、その大きさや出方によって、治療法を変え進めていく由井先生のメソッドは素晴らしいなと思いました。まだまだ全然理解できていないですが、由井先生の患者さんの病気の見分け方や、インナーチャイルドへも対応されている様子、洞察力などはとても勉強になりました。

●12月に前半をやりましたので、そこに戻るのに時間がかかりました。非常に難しいケースで、よく理解できませんでした。マヤズムの治療は症状に合わせてということですが、一番大切なのは症状を聞き取り、根源となるマヤズムをつかむことだと思いました。なかなか困難なことでホメオパシーの素晴らしさを思うと同時に、奥の深さとホメオパスの責任の重さを感じました。

●マヤズム治療の新たな知識が身に付く重要な講義内容でした。ただ、どの場合にPsorから治療師、どの場合はSyphやSycoなどから治療していくのかの見極めが経験が必要なのかなと思いました。ありがとうございました。

●前回からの続きだったので、あわただしく始まった事もあり内容に追いつくのが大変でした。自分の勉強不足なのか、難しく感じなかなかついていけませんでしたが、自分の受け皿が大きくなった時にスポンと入る様に努力してみようと思います。

●パニックetcの難しいケースが改善されたことに驚きました。三次元処方がどうして考えられていたかに興味を持ちました。マヤズム、深いところに関係している。根本的な病気を改善できる。

●やはりマヤズムは難しいです。なかなか理解が進まないです・・・。紹介して下さったバナジーさんの本も読んでみたいと思います。

●難しかった。未だにちんぷんかんぷんな部分が多くて自分は大丈夫?と思いましたが(いつもの事なのですが・・・)ケースのビデオを見るとクライアントさんが変わっていくのがとても嬉しくなります。

●ケースでの処方がとても難しく、なかなか理解できません。少しずつわかってきているような、ますます難しくなっているような、そんな感じです。ありがとうございました。

●Psor、Syco、Med、Syphなどいまだマヤズムの名前たちがよくわかってなくて講義を聞いていて混乱します。すごいむずかしい~と思います。なんとなくボンヤリの理解しかできてないです。

●マヤズム論はまだまだとても難しく、前回勉強した事もほとんど忘れてしまって、内容が理解できなかった。


【ホメオパシー基礎後半 歴史(PM)の感想】

●ホメオパシーの変遷を詳しく解説して頂いたおかげで、気づいたことがあります。レメディーの記述方式で学び始めた春から初夏頃までハーネマンの記述の症状の羅列になじめずに読みやすい”ホメオパシー恋愛術”や”スピリット・オブ・ホメオパシックレメディー”など海外のホメオパスの方たちのレメディーを擬人化して読み物として面白く書かれているものばかり読んでいました。あの方たちは、ケントの元で学んだマーガレット・タイラーのクラシカルホメオパシー的根本体質処方の記述(+ディケンズ風叙述)だったんですね!!今はハーネマンの症状の羅列にも慣れました。やっぱり基本に忠実、ということは本物を後世に伝えていくうえで大切だなぁと感じました。ありがとうございました。ケントの哲学講義、春休みに読んでみます。

●プルービングについて、どの程度まで性格なのだろうかと疑問に思うこともあったので(特に当時の女性か男性にどこまで症状を伝えられるだろうか等々)その点を追った視点は興味深かいテーマでした。また、健康でない人へのプルービングが、どこまで確信が持てるかについても難しい問題だと思います。ただ、当時の人々の体験が現在役立たせてもらっていることは肝に銘じなければならないと思います。ケントの思考、発想というのがどういうものなのかわかったので、比較できて良かったです。宗教的な哲学も背景になっているのではないでしょうか。

●スウェーデンボルグの思想を受けたケントの人間観とハーネマンの人間観の違いを明確に知ることができて良かったです。スピリチャリズムが好きな人からすれば、ケントの考えに親しみを感じる人は、現代にも多いのではないかと思いました。前提とされる”思いこみ”というか、“思想”によって、こんなにも解釈がずれていくのだというのが面白くもあり、真の理解をするためには恐ろしくもあると思いました。歴史的な背景や時代性を学ぶことの大切さがよくわかりました。

●クラシカルの発展はなんだか共感できるなぁと思いました。ハーネマンのような天才が一代で築いたものを習得するということは、並大抵のことではなく、今でこそコンピューターや本もありますが、当時は大変不可能に近いことだったろうなと思いました。またバイタルフォース=自然治癒力だと思っていたので、その点に驚きました。

●ハーネマンから始まったレメディーの理解から、ヒューズ、ケント、タイラー式と変化していく様子がよくわかり興味深かったです。マヤズムのとらえ方も国によって違っており驚きました。今後、資料本を読むときの参考にしたいと思います。

●ホメオパシー全般に興味があったわけでなく、この学校の教えがほとんどの私にとって英や米でのホメオパシーの広がりについて初めてきちんと学びました。クラシカルが世界の90%くらいを占めるというのは少し残念なことに思われ、よりハーネマンに忠実な由井先生の方法が広まる、広めたいとそんなことも感じました。

●前半の授業よりはよく分かりました。(5)のバイタルフォース論あたりから聞いていても面白いと思うようになり、ケントのホメオパシーとの違いがよく分かりました。「オルガノン」や「慢性病論」をよく読んで、ハーネマンの意図していることを理解しなければと思いました。CHhomに入る前にホメオパシーについて、色々な情報を見聞きしていた時に、いろいろ違ったことがあってよく分からないことがありましたが、この歴史で納得しました。クラシカルのことも分かりました。

●言葉で説明すると難しくなりがちですが、とても正確な言葉を使って(選んで)お話しされるので分かりやすかったです。最近オルガノンを読む時間がとれずにいますが、また読みたいと思いました。

●前回はよくわからずにいましたが、今日はわかってきました。本も全然読んでいないので、これから読んでいかなくてはと思いました。

●オーガノンの解説をされた歴代の方々を比較することで、難しいと思っているオーガノンの捉え方の違いを分かりやすくお話頂き、少し理解できたように思います。ありがとうございました。

●少しづつ理解してきましたが、まだまだ自分でオルガノンをよく読み込まないといけないなーと思いました。わかりやすく説明していただき、ありがとうございました。

●前半より聞きやすい内容でした。付録の「マヤズム感染の図式」は午前中の講義内容と関連していてわかりやすい図式だと思いました。ありがとうございました。

●こんな難しいものを訳すなんてなんてすごい先生だろうと思って感心して、ただ、ケントのいっていることとかはよくわからなくて話を聞いていてもわからな過ぎて申し訳ない気がしました。

●ハーネマンとケントの違いは、レメディーを1つしかとらない事だと理解していましたが、元々の考え方、思考から違っていたというのが、とても分かりやすかったです。

●前回よりホメオパシーの歴史等がわかり易かったです。歴史がわかると楽しく勉強できました。

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