2017年07月08日(土)

2017年7月8日(土)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH5・6期
「オルガノン講読」DVD上映
講師:由井学長

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(写真クリックで拡大します。)

本日CH5,6期は、由井学長によるオルガノン講読「精神の病気と感情の病気」のDVD上映授業が行われました。

ハーネマンが生涯をかけて研究したホメオパシーの原理が書かれた「オルガノン」。この難解な著書を何度も読み込んだ由井学長による深い解釈が、学生たちに丁寧に分かりやすく伝えられました。今回はハーネマンが慢性病を最も悪化させる「精神と感情の病気」についてのパートを取り上げました。

不幸な結婚生活や自責の念に苦しむような心の病気は、バスティーユの監獄やガレー船に繋がれるよりも健康を損なわせ病気を悪化させるそうです。ハーネマンは、患者さんの心を治療するために人間愛を持つようにという言葉をホメオパスに遺しています。

講義では現代のうつ病、自殺率が増えていると言われる背景とその実態、向精神薬などの問題を取り上げ、また抗うつ剤を過剰摂取して自殺未遂を図った方が、由井学長の三次元処方により心を癒し、断薬に成功し、社会復帰できるまでになったケースが紹介されました。

オルガノンの記述と照らしてみると由井学長の三次元処方は実にハーネマンの指示に基づいており、マヤズムへのアプローチも的確に行われていることが改めて分かります。実践の面からホメオパシー理論を深く理解できるのは由井学長の講義の醍醐味です。

またホメオパシー哲学や真の生き方と霊的な考え方についても学びが多く、長年のアトピーによって自尊心を失ったクライアントさんが由井学長の相談会を通して、自分の人生を肯定できた時に感謝が溢れる体験をしたという素晴らしい報告がありました。

由井学長の体と心、魂で学ぶオルガノン講読の講義は学生の皆様にとってかけがえのない財産となるものです。

学生の皆様、更なる学びを深めて行ってください。お疲れ様でした。

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講義の感想

●どのようなクライアントさんが来ようと、必ずその方は自分と縁がある、共鳴するところがあるからこそ来て下さる、と思います。なので愛と誠意を持って接していきたいです。はじめの①のケースはカルマの問題でクライアント本人ではなく、父のカルマを引き受けたとのこと。たとえ自分自身で今世父のカルマをひき受けることを望んできたのだとしても、それにより自分の今世の宿題をするために引き受けたのならば、NO(ノー)ということが課題と気づいた時点で、ひたすら内面に向き合い、インチャ癒ししていくことが何よりも大切だと感じました。苦しいとき、一時的に何かのせいにするのは対症療法で、過去世や何かのせい、親のせいにはかりしていては根本的な魂の宿題はできないと思います。ですが、Psorが深いととても大変だと思います。抗Psorと抗梅毒のレメディーの必要性もよくわかりました。ありがとうございました。

●慢性的なPsor.に対する治療が大切なことが分かってきました。自分の事を振りかえってみても、インチャ癒しをやって根本的に自分の中で否定する部分、自分を許していない部分があると、同じような状況を通して自分に気付いてほしいから、それを見せてくれるんだなと思っていますが、今日はそんなことを思い出したりしながら授業を受けていました。最後のケースでは、抗疥癬治療の結果が分かりやすいケースだと思いました。素晴らしいなあと思います。人間の自己治癒力が上がって元気になっていくのは。

●インチャを癒さないと病気は戻ってくると自分でも確かに感じますし、実践していますが、今かかっているホメオパスは逆のことを言うので困惑します。インチャ癒しをすればするほど楽になっていく自分と更に辛くなってしまう自分がいて、こちらも困惑します。自分と向き合うこと、自分を愛することは基本にし、自分にやさしくするもの楽しいこと、これからもたくさんみつけていきたいと思いました。

●外に原因を求めている以上治癒はない。負けるという事の意味と大切さ。私たちは勝つために必死になって競争してきました。負けてもいいんだと思えたら、人生はどんなに楽に生きられることでしょう。教育の在り方についても考えさせられます。勝てない自分を許し、自分を許し、感謝する事により、自己治癒が上がる。自分を責めている限り、病気は治らない。インチャ癒しの大切さ、気づきの大切さを改めて感じました。生き方を変える事なく病気を治してはいけない→ホメオパスとして心得(相手の為にならない!!)

●今日のオーガノン購読DVDは精神、感情の病気についてでしたが、今、自分でみているケースも肉体の症状が主訴というよりも、精神面を多く打ち出して来る方が傾向としてあるので、何というタイムリーな授業なのかと有難い思いで一杯です。肉体の症状に隠れている精神面の不調に気づく事が出来ない方より気づく事が出来る方が今は増えて来ているのかも?と、そんな事を思いました。Aur.Syph.Ignのコンビでの使い方も実際いつかAur.を出した方が良さそうだがどうだろう・・・と思っていた事もあり、知れてとても良かったです。そして便秘のサポート、自分では使ったことがないですが、入っている内容を改めて知ると、とても深いものであると思いました。先日抗生物質を出してから便通が良くなったこともあり、便秘のサポートも心身に働きかけるのではないかと今度使ってみようと思います。精神、感情の病気はPsor.が立ちあがっているかいないかを注意深くみつめていく必要がある事、とても重要な示唆だと思います。肝に銘じていきたいです。

●初めての大阪校での授業、少人数でアットホームな雰囲気で授業を受ける事ができました。ケース③とても参考になりました。クライアントさんのお話よく理解できたし、クライアントさんがとてもよい方だと思った。レメディーで症状が改善し、山登りができるようになり、感動の涙のお話。素晴らしいなと思いました。とてもお顔がきれいになりよかったです。負けることを受け入れること。負けること、本当に大事なんだなと思いました。状況を受け入れること。自分に素直になります。

●精神の病気は、体の病気より本当に辛い病気だと思います。それを乗り越えられるように、レメディーがある事は本当に有り難いですね。そのレメディーを探し出す為には、相当に深く深く心を読み取る力をつけないとと思います。まずは、自分自身の心の癖を見つめる作業から始めないといけないなぁと思います。本当に、ソーラはやっかいな奴ですね。

●今日の授業は内容も難しく、ケースも難しいものばかりでした。ただ、感情の病気については深く心に刺さりました。なぜ自分に自信が持てなくなるのか、必要以上に卑下してしまうのか、それが病気として体に現れてくる不思議・・・psor由来の場合はレメディの助けが心身を解放する事、とても大切なポイントを教わりました。(余談ですが、飯綱山やその一帯のパワーは、私も感じます!!)

●先生の講義を聞いていると自分のインナーチャイルド、今まで何度も振り返って見つめてきても気付かなかったものが、新しく気付いていき、授業のノートとは別に、同時進行で自分ノートを書く事になり忙しいですが、ありがたいです。自分が普段発言していることは、自分が発言していると思いがちで、実際は先代意識からでていたり(それが99.9%?)時に集合意識からでる言動があったりすると思うのですが、向精神薬は集合意識から自分がもっていかれそうになりやすいのではと勝手に感じた次第です。

●3年生になって学生相談を始めて、改めてとらこ先生の授業での一言一言が、より立体的に感じられています。今日の授業でもたくさんの言葉のレメディを私自身にも頂けた思いです。ケースはやはり霊性の問題にいきつくのですね。言葉のレメディが効かないのは、カイセンが立ち上がっている為、というのには驚きました。今日も盛り沢山なので、じっくり復習しようと思います。本日もありがとうございました。

●神因のことや突然Psor.が立ち上がり自殺することは、とても興味深かったです。特に言葉のレメディのパート。私は言葉のレメディでの体感がないので、どうだろう?と思いましたが、Psor.の立ち上った時の状況を見て、自分がPsor.立ち上がっていることを実感しました。自分で抗疥癬レメディとろうと思います。ありがとうございました。

●精神・感情の病気の治療はやはりホメオパシー独特の考えなのでいつか広まってほしいと思いました。Psor.と精神病の関係については何となくしか理解できませんでしたが、あらためてPsor.治療の重要性は分かりました。言葉のレメディの上手に使えるホメオパスになりたいです。

●今日は午後からうけましたが、いつにもまして深い内容で感慨深かったです。先日、アトピーの人に「自分の病気が生き方考え方によってなったなんて思わない。たまたまだ。と言われました。彼女にPsorをあげたいと思いました。みんなに伝わるように愛ある伝え方をしたいものです。ありがとうございました。

●今日のどのケースもクライアントさんが回を重ねるごとに表情がいきいきとして、また見るからに美しくなっていく変化に感動しました。抗かいせん治療の重要性、もう一度復習して、理解を深めたいと思います。

●内的ソーラの話がとても興味深かった。なぐさめられると嫌だった過去があり、当時の私は元気ではあるが、体が重かった事を思い出した。クライアントさんを見ながらどのタイミングで言葉をかけるのか、いろいろ体験したいと思いました。

●受け入れることがどれだけ大切かということが理解できました。負けること、勝たなくてもいいことをOKなんだ!と思えたら楽に生きられますね。ありがとうございました。

●精神、感情の病気もすべてPsorから。言葉のレメディーの大切さと、抗疥癬、抗梅毒治療と難しく考えすぎなのか、それらすべてを考えながら、レメディーを選択することが自分にできるのだろうかと思ってしまいました。

●今日もとても勉強になりました。カルマの問題は一見すると不公平なように見えて、とても深いと思います。まだまだ自分には難しい所です。

●素晴らしい授業でした。今回はケースの理解度も少し増して充実感が残りました。どうもありがとうございました。

●ホメオパシーの難しさや、気付きを与えることの難しさ、ソーラの大変さを知ることができました。今日はありがとうございました。

●ありがとうございました。精神的に過敏など精神症状でもソーラの二次的症状だということがわかりました。

●罪の意識がないと、因卑うけることについて、昔よく不条理に思ったことがあり、思い出した。

●今日のはすごく興味のある部分の内容で、もっともっと理解していきたいと思いました。

●インチャ癒し大切だなぁと改めて実感しました。

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