2017年12月09日(土)

2017年12月9日(土)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH8期
「マヤズム」(AM) 講師:由井学長
「ホメオパシー基礎前半 歴史」(PM) 講師澤元亙先生

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(写真クリックで拡大します。)

本日はCH8期の授業は、午前が由井学長のDVD上映授業、午後が澤元先生の「ホメオパシー基礎(歴史)」の授業が行われました。

本日の午前はマヤズムをテーマに、由井学長のDVD上映講義が行われました。

遺伝マヤズムとは、先祖代々より症状を抑圧してきたことから、その感染体や老廃物がたまったまま次の世代に引き継がれた、病気のかかりやすさ、傾向などを指します。

現代医学と全く別の医学体系を持つホメオパシーの中でも、最もホメオパシーらしいダイナミックな理論であり、難解な内容です。

本日の講義では由井学長のケースの解説を主軸に、学長の長年の経験を基にした最新の進化したアプローチ、複雑に絡み合ったマヤズムに対する見極め方、対処の仕方などを学びました。

午後の授業は、「慢性病論」「医術のオルガノン」の翻訳者でもある澤元先生による「ホメオパシー基礎(歴史)」の講義が行われました。

ホメオパシーの歴史について、ハーネマンの生涯を軸にしながら、その時代背景や特徴、思想観について深い考察を進め、とても解りやすく体系的に歴史の講義がなされました。

オルガノンに見られる「病気観」についての詳細な解説があり、オルガノン各版の用語の解釈を知り、各版の差異を学ぶ事ができました。

専門性のある学術的な内容もありましたが、ホメオパシーの深い歴史に触れる貴重な講義になったと思います。

学生からは、オルガノンの和訳には大変な努力や苦労を感じ、またその重要性も直接感じる事ができたという感想も聞かれました。

澤元先生ありがとうございました。学生の皆様お疲れ様でした。

>>マヤズム講読(AM)の感想
>>ホメオパシー基礎前半 歴史(PM)の感想

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講義の感想

【マヤズム(AM)の感想】

●側弯症の5歳のケースで、骨の症状(状態)、体の状態からレメディを選択し、咳や発熱、鼻水など、出た症状からさらにレメディを選択し、どんどん改善が見られたケースが素晴らしいと思いました。レメディ選択(特にマヤズムの)を、どうやていくかという過程を見て、そうしていくのかー!と楽しくなりました。このところ淡々と知識を学ぶ(つめこむ)感じの日々だったので、新鮮な気持ちで、やっぱりホメオパシー、寅子先生の三次元処方は素晴らしいと思いました。クライアントさんに対して将来起こりうる、予想される症状をお伝えすることで、クライアントさんは安心して日々過ごすことができ、ホメオパスを信頼して好転反応にも対処できる・・様子を拝見しまして、今私がすべきこととコツコツやっていこう・・と学ぶ気持ちを新たにしました。

●マヤズムはやはり難しいです。自分は小児喘息があったので結核マヤズムだと思っています。しかしその中には疥癬も淋病も梅毒も含まれていると知ったので、単体で結核マヤズムだけ目を向けて治療する訳ではない所のレメディ―などの選択がとても難しいと思いました。少しづつ少しづつ勉強を進めたいと思います。

●梅毒について、また梅毒マヤズムと傾向について、学べてとても面白かったです。私も歯がアシンメトリーだったり、それにより顔や目、その他色んな場所に影響が出ているのは梅毒傾向なのかと気付き新鮮でした。今まであまり梅毒傾向を自覚した事がなかったので、もっと詳しく勉強したいと思います。

●マヤズムはややこしくてまだ理解しきれていません。梅毒を疥癬を引きはがす、その見極めなどが特に難しいように感じます。私は、喘息なのですが、皮膚には今までめったに症状が出ず、それを長年良い事と思っていました(皮膚が強い)がいつか皮膚から症状を出したいと思います。

●梅毒マヤズムについてでしたが、我が家の夫は脊柱側弯症で、夫の姉は心房中隔欠損なのでまさしく梅毒マヤズムです。子供にもその激しさの傾向がみられるので、今日の講義を参考にレメディーを処方してみようと思いました。夫はTubの傾向はあまり見られないのですが、娘はわたしがTubなので、先にTubをやった方がよいのかなとそのへんの判断が難しく感じました。

●今回の講義はとても難しかったです。マヤズムの基本を理解していないせいかもしれませんが内容が頭に入らず書いているうちに次に進んでいて、というくり返しでした。もう一度eラーニングで学習しないと全然ついていけないと感じました。症例の中で生後「6か月で歯が生える」というが梅毒的だというのも初めて知りました。基本の所で知らない事が多すぎるというのが反省点です。

●マヤズムの授業は今までの講義でも難しいと思っていましたが、残隊の構造はなんとなくつかめても、それぞれのマヤズムの特徴、どんな病気があるのか、どんなレメディーでマヤズムを切り離すのか、など覚えられていないことも多いです。また実際の治療に使用していくには、もっと深くマヤズムの形や症状の出方など勉強し、治療の進め方を学んでいかないといけないと思いました。難しいですが、ここを理解することがホメオパシーの治療者となるうえでとても重要だと強く感じます。

●マヤズムを考慮に入れてのレメディー選択は難しいという印象でした。梅毒マヤズムが強いように見えるケースであっても、その背景にソーラが関わり、多くの症状に関わっているのだという事が、症例でよくわかりました。

●病状、病名、レメディー等、知識不足で内容が理解しきれない部分がとても多く、授業内容についていけませんでした。マヤズムは命に関わる病で、治療がとても複雑だなと思いました。慎重に適切な治療を行うため、学んでいかねばと思いました。

●今までの授業の内容をさらに掘下げた内容で、なぜその処方をしたのか、違いは何かを聞けて、興奮するくらい面白かったです。でも処方を間違えると当然違う結果になると思うとぞっとしてしまいました。

●梅毒マヤズムと他のマヤズムの違いが、まだはっきりしていません。日本人に特に多いのは何故かと思います。性質は切れやすい、破壊的といいますが、確かに、他の東南アジア諸国の人と比べて、日本人はそういう人が多いように思います。

●マヤズム論、まだもや~としか分からないです。どうしても現代医学(この世的価値観)にしばられ、目に見えないものを理解していくことの難しさを感じています。しかし、ケース(5才 側弯症 女児)の治療経過を見ると、マヤズムの根深さを感じます。三次元治療の効果の素晴らしさを思い、しっかりと理解し、知識をつけていくことが必須だと感じました。後半の講義が楽しみです。

●Syph、Syc、S…が梅毒、淋病、…とすぐに結びつかなくて、何だったか考えているうちに話が進んでいて、何の話をしているか分からなくなってしまいます。家で復習をして覚えていかないと、授業についていけないので、時間を作ってがんばります!

●マヤズムは少しずつ分かってきた気がしますが、まだまだ難しいです。疥癬・梅毒・ソーラー、スフィライナム、サイコとか、どの単語が、どれのことだったか、いつも混乱しそうで考えてしまいます。言い方が1つでないので「??」ってなってしまいます。

●まだまだマヤズムの理解が出来てないので、1つ1つのマヤズムをしっかりと住み分けが出来ていませんが、前回よりも少しだけ由井先生のお話についていけるようになっていてホッとしています。

●マヤズムはマヤズムの分類が出来ていなかったので難しかったです。梅毒の特徴は分りやすかったです。自分の全てが梅毒に当てはまるような感じがしました。

●とても難しかった。ノートを取る事で必死で、理解するというところまで及ばなかったので、しっかり復習します。深い内容の授業をありがとうございました。

●結核傾向でも、淋病寄り、梅毒寄り、疥癬寄り、とがありそれぞれノゾーズが違うことを知らなかったので、難しく感じました。

●マヤズムの講義は何度かあったと思うのですが、まだまだ理解が難しいです。基本的なところをもう少し理解が進めばまた違ってくるのかなと思いました。

●マヤズムについて、とても興味を持ちました。しっかり学んで身に着けたいと思います。

●オルガノンと慢性病論を少しずつ読んでいきたいと思います。

【ホメオパシー基礎前半 歴史(PM)の感想】

●「オルガノン」と「慢性病論」の関係は以前にも習いましたが、2回目でやっと理解が進んだと思います。「オルガノン」の1版と2版だけでも書いてあることが反対である部分もあることを知り、一人で読んだだけでは混乱してしまうだろうと思いました。訳者の方に直接教えて頂けるのは幸せなことです。病気の原因に対する考えについても完全にではありませんがわかりました。病気の分類についてはまだオルガノンをほとんど読めていないのでとても難しかったです。今日教えて頂いたことを頭に入れながら今後読み進めていけたらと思います。ありがとうございました。

●とてもていねいにオルガノンについて、そして歴史について説明下さりありがとうございました。難しく感じる部分がたくさんあり、まだまだ勉強不足な自分を恥ずかしく感じてしまいました。澤元先生がオルガノンの訳をされた方だと知った時はテンションが上がりました。また来年もよろしくお願い致します。ありがとうございました。

●年代別にそして歴史の流れを押さえた説明に、オルガノンをよりくっきりととらえることができたと思います。3版から4版までの変化の解説、オルガノンを読みながら追っていくとよく理解でき、わかりにくいと感じていたものも、うすれました。それにしても、翻訳はとても根気の要る大変な作業だったのではと想像します。でもこうしてホメオパシーの本質に触れることができて、嬉しいです。

●オルガノンや慢性病論、万葉ドイツ語を訳された先生から直接教えて頂けるとうことで、今日の授業を楽しみにしていました。オルガノンを読んでも、寅子先生の授業などで何版でも書かれているということをよくおしゃていましたが、読むときにはその何版で書かれたものかを特に意識せず読んでいました。次回の授業までに慢性病論、オルガノンをきちんと読み込んで次の授業に挑みたいと思います。今日はありがとうございました。

●時代背景を丁寧に分かりやすく説明して下さってありがたかったです。相反するように見える別の思想を同時に持つというのは、頭で考えるとおかしな事のようにも思えるし、理解されにくいと思いますが、実際にも自分いくつもの思想が混在する中で、生きているといつも実感できるので、とても共感しました。思っている事、世間の常識にない概念を言葉で伝えるのはとても難しい事だなと思います。真意をくみとれるようになりたいと思いました。

●とても難しかったです。しかし、ヒポクラテスからコス派クニドス派など、医学の進歩には欠かせない研究がされたことで、ハーネマンの理論や臨床が確立されてきたということが分かりました。ハーネマンはマヤズムという確定的病気を発見、定義したことでホメオパシーを進化させましたが、その歴史は第1版から第6版に記されているのですね。今回、澤元先生に「オルガノン」の難しさを説明していただき、読み方を講義していただいたので、それを忘れずに「オルガノン」を読んでいきます。

●オルガノンを読んでいく上で、その時代背景も加味していかないとより理解していけないのだなと感じました。「オルガノン」がどうして、こう読みにくいのか、少しは分かったような気がします。これを日本語に訳された方に頭が下がります。気が遠くなるような作業だったのではないでしょうか。

●オルガノンをまだきちんと読んでいないのですが、書かれた時代で背景やハーネマンの考え方の移り変わりなど詳しくわかりました。今後読むときの土台になると思います。3版までと4版からの違いの説明があまりよくわからなかったです。

●オルガノン第4版以降のハーネマンの考え方に「因果論」と「現象論」が共存しているということを整理した形で教えていただき、漠然ととらえていたことが少し明確になったように感じました。

●人間の思想や言葉というのは、生きている環境に基づいている部分が多く、その前提となる部分=歴史的背景も含めて、読み取る必要があるのだなと改めて思いました。

●オルガノンの難解さを、訳された先生から、歴史的に解説していただき、興味深いのですが、難しかったです…。まずはもっと読まなければと思いました。

●歴史はやはりとても難しく。ただただこの時代にプルービングなど、色々な事を試して慢性病論を書かれたハーネマンさんに感謝です。

●歴史はなんとなく大体の流れはわかった気がします。今のホメオパシーになるまで色々な人が関わり考え方も色々で大変な歴史があったようで感謝です。

●澤元先生のオーガノンの理解が大変深く、理論的で面白かったです。バイタルフォースに関して4版以降の生命原理という言葉を使ってからの変化をもう少し詳しく教えていただきたいです。

●オルガノンについて、とても丁寧にお話下さり、由井先生のオルガノン購読より一歩踏み込んだ内容で面白かったです。次回の慢性病論の読み方のお話楽しみにしています。

●翻訳者の方はもっとお年を召した方と思っていたので、予想よりお若かったのでびっくりしました。澤元先生のおかげで教科書がこんなに素晴らしくできて感謝です!

●ハーネマンが時とともに進化している事がわかりました。前書き、解説、序論を読みたいと思います。

●なかなか頭に入ってこなくて、配布資料を読んでいたら睡魔が襲ってきて、思うように集中できませんでした。

●オルガノンの読み進め方が少しわかった気がします。まだ少し混乱する部分もありますが。

●古典を読むには、なるほど様々な知識と情報が必要だと思いました。

●とても難しかったです。後半までに、復習しておきたいと思いました。

●専門的~な内容で難しかったです。なかなかついていけなかった。

●時系列が入り乱れて難しかったです。

●難しかったです。

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