2016年07月09日(土)

2016年7月9日(土)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH4・5期
「ケーステイクと分析」
講師:由井学長

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(写真クリックで拡大します。)

本日は由井学長の「ケーステイクと分析」の講義が行われました。

この講義は、由井学長の相談会を共有し、学生が各自でレメディー選択に取り組む、ホメオパスとしての感覚を養うための実践的な講義です。

今回は、甲状腺機能亢進症と進行性の壊疽を主訴とするクライアントの非常に難しいケーステイクを由井学長に行っていただきました。

相談会では、病気の裏に隠されたクライアントさんの心をくみ取り、もつれた糸を解くように現在の症状が発する声なき声に耳を傾け、共有されました。

また、現在の病理をしっかり把握する事はもちろんの事、3世代前まで遡り遺伝的な傾向をつかむとともに、魂の変遷の中へ影響を与えている原因、霊的な穢れや障りへのアドバイスなど、ホメオパシーを基盤に、非常に広く深い視野から示唆に富む相談会が展開されました。

その後、学生たちは、クラスメイトと一丸となってクライアントに合うレメディーを選択する時間が与えられ、実践さながらの白熱した議論が行われました。

最後に由井学長によるケース解説が行われ、従来のホメオパシーをはるかに超えた知識と知恵を惜しみなく与え、臨床の場で必要とされる実践力が伝授され、心と体と魂を癒すためのZENホメオパシーを体感できる、学生の皆様にとって、とても貴重な生きた学びの機会となりました。

本日も大変素晴らしい授業でした。
由井学長、学生の皆様、お疲れ様でした。

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講義の感想

●長時間にわたるカウンセリング、誠実で思いやりにあふれたものでした。一番強く思うのは、「まずホメオパスが許す」ことが大事だということです。クライアントの話を根気強く聞き、そのすべてを肯定し、最後に許す。由井学長のその姿を見てとても感銘を受けました。自分の価値観を越えて許すというのは、簡単なことではありません。しかし、ホメオパスには必要な資質です。さらに霊性を高めるべく精進しようと思い至った授業でした。本日もありがとうございました。学生たちでTBRを選ぶのは、楽しかったです。学長の答えを聞くのもドキドキでした。

●ケーステイク分析は、レメディーの選択はもちろんですが、由井先生のクライアント様への言葉・接し方がほんとうに素晴らしいと感じ入ります。今日の由井先生のお姉さんへの言葉かけは、何と言ったらいいか、言葉にできないほどです。お姉さんの顔つきが変わっていくのがわかりました。由井先生のクライアント様への真剣な、愛ある姿勢に心から尊敬いたします。足元にも及びませんが、由井先生のような素晴らしいホメオパスを目指してがんばっていかなければ、と思いました。由井先生、本当にありがとうございました。

●2ケースとも病理が深いケースで難しいなぁと思いました。表面に表れている部分と隠れている病理の部分があるということなど、先生の解説を聞いても自分の中に理解、納得までは時間がかかりそうです。ただ生ケースでクライアントの人が発しているエネルギー、雰囲気を自分がどう感じて(一人一人違うのですが)いるかはわかってきました。毎回、着眼するポイントについて、なるほどと思うのですが、まだまだ忘れてしまってます。

●症状のないところからレメディーを選択することもあるのだなあと驚きました。甲状腺機能の病理は症状が分かりにくいし、問題が内分泌にあることも多いから、クライアントさんの話す内容、見た目、書く内容の情報を見極めてルーブリックを見つけないといけませんね……。情報の選択が最近のテーマです。今日もありがとうございました。

●ケース内容を読んだ時点で、ものすごい内容に驚きました。甲状腺の問題には、前回の病理で学んだサーコードを使うべきだったのに、又、思い出せませんでした。繋がらず残念です。壊疽の方は、抑圧につぐ抑圧、薬害のかたまりのようでした。手指を落とすことでさえ、自分を守るVFの働きであることも感慎深いです。糖尿病も同じように指をギセイにするのでしょうね。ありがとうございました。

●初めてのケース分析の授業で、とても充実していました。午後、皆でケースを考えるときは、とても勉強になり、今一つわかっていないところが自分ではっきりして、よかったです。1日でノート半分使うくらいの情報量でした。あとでよく復習したいと思います。

●今日のケーステイクは2件とも、どちらも深いケースだと思いましたが、魔的なものの影響が及ぼす事件がその後の家族にも深くかかわってゆくというリアルなケースを知り、またひとつホメオパシーで人をみていくことの奥深さを思い知ったような気がしております。インナーチャイルドの癒し、霊障等の解消が今後きっと重要視されていくのかもしれませんが、これこそ他の自然療法ではいまひとつふみこめていなかったパートだと感じています。より高度な見識が必要になって来るのでしょうが、頑張りたいと思います。本日も魂にふれてるような講義ありがとうございました。

●「ケーステイク分析」授業に初めて参加できてよかったです。ケース1の相談会について、中盤部分は由井学長が一方的に話していて、クライアントさんはただうなずいて聞いているだけでした。由井学長の話を聞いて、彼女がどう感じたのかetc、彼女の思いをもっと知りたかったです。2つ目のケースを見て「月経、排便、排尿、睡眠、水分量」はどの相談会でも質問する必要があるのだと思いました。由井学長の言葉に姉が涙していたことが印象的でした。レメディーがこの家族をどうか救ってほしい・・・そう願うばかりです。「お姉さんにもレメディーをだすからね」という言葉にお姉さんは本当に嬉しそうな表情をしていましたね。どのルーブリックを選択するかによって、レメディーが全く異なってくること、またレメディーの特徴を把握しておく必要性を実感しました。ついていくのがやっとの講義、1日でした。

●本日のケーステイク分析、由井先生の深い深い分析。特に2人目のクライアントさんのお姉さんに心からの思いを伝えて、お姉さんが涙を流されたシーンに感動しました。知識だけではなく言霊の大切さをしみじみと感じました。とてもとても素晴らしい授業をありがとうございました。

●今日も本当に難しいケースでした。Syph.を使ってはいけないケースは前にも有りましたが、それまでそういうケースがあるという認識もしていなかったので、まだまだ理解が浅く、ちょっと心配です。Psor.を合わせるとよいとのことで、マヤズムの選び方をもう一度しっかり勉強したいです。

●今回のケースもとても難解でした。病理の傾向を大事にすることで、レメディーが絞られてくるので、なるほどと感じました。ケース2人目の由井学長のクライアントへの言霊が素晴らしく、治癒へ導くためには、改めて、技術はもちろん、それだけではない人となりの優しさを感じました。由井学長のように愛を持って語れるようになりたいです。ありがとうございました。

●一つ目のケース、久しぶりにインチャのケースで、軌道修正というか、そういえばホメオパシーにこういうケースあったな…と思いだした気分になりました。病理は深くなりつつある、ということで、決して簡単ではなかったのですが…。二つ目…最初にイメージしていたのとは違う、姉妹の関係性に、会ってみないことにはわからないよね、としみじみ思いました。お姉さんが涙を流されたのは衝撃でした。

●病理が進行しているその先の問題まで見据えた、寅子先生の処方は、まだまだ勉強しないといけないなぁと思いました。壊疽と聞くだけで、ビックリしてしまいますが、冷静に、症状を見ていくことの大切さを感じました。これからも、ルーブリックを引く練習を続けていこうと思います。

●今回も大変重たくて難しいケースでしたが、大変勉強になりました。マヤズムを出さない処方もあるんだなぁとまた自分の勉強不足を痛感しました。スフィライナムが強く出ている時はスフィライナムを出してはいけない事もしっかり覚えておこうと思います。

●症状からレパートリー化はできても、そこから選択してZenメソッドにしていくのが難しい。①、②ケース共、深い問題を抱えており、インチャも大きいので、話を聞きながら、何が重要かを見抜いて行くのは大変なことだと思った。

●由井先生、ありがとうございました。初めて、ケース分析に参加しました。相談会の集中力に加えて、ランチ中から、4年生の先輩方の処方についてのやり取りに圧倒されました。ケース内容も大変深く「これからどんどん、こういう人たちが増えていくだろう」と、とらこ先生がおっしゃった事が印象に残っています。

●2つとも、とても難しいケースでした。レメディー選びだけでなく、クライアントさんに愛を持って接していらっしゃる先生に感動しました。愛あるホメオパスになるには、自分のインチャを癒し、心の波動を上げていくことが大切だと思いました。

●今日、初めて通学コースの講義を受けさせていただきました。一緒に学ぶ人がいて考えていくので、楽しく出来ました。一人で学ぶのではなく、複数の学生で学ぶ方が、より多くの事が学べると感じました。又機会があれば、参加したいと思います。

●以前に比べてだいぶTBRの使い方が分かってきました。早くTBRのソフトが欲しいです。夢に見るくらいです。QX-SCIOもそろそろ購入したいと思っているのですが、車の調子が最近悪くてどきどきです。甲状腺がおかしい人が最近増えてきているので、今日の処方は参考になりました。肉と卵だけ食べる食事は今、巷で流行っている「MEC食」ですね。やせる!がんにならない!うつが治る!ということで、本がいっぱい出てますね。私も昔試したことがありますが、あっという間にあきてしまってもっと色々食べたいので、すぐやめてしまいました。

●やはりTBRの選択が難しいです。今はマヤズムのスフィライナムとTub.、Carc.の理解が深まりました。個々には理解していたつもりでしたが、実際のケースに沿って考えるとき、全く対応できていませんでした。ありがとうございました。

●最初のケースは自分自身に勉強になりました。毎回ですが、自分自身のレメディー、病理の知識のなさ、また少ない知識を患者さんに適用する発想力のなさを痛感します。本日もありがとうございました。

●今日のケースも難しかったです。ウランが入ると糖尿病になりやすいというのを始めて知りました。バセドウ病で骨が弱るというのも始めて知りました。

●今回は非常に特殊なケースだったので難しかった。でも薬害出しのタイミングの説明があったので、以前からの疑問が解消された。

●今日のケースはすごく難しかったです。マヤズムに関する話も少し理解が進みました。まだまだケースをたくさん見ていかないと!と改めて感じました。ありがとうございました。

●今日のケースは病理が深すぎて、自分の考えの及ぶ範囲ではなかったです。難しい。マヤズムが出ず、他のチョイスをするところも、なかなか判断が難しいです。

●難しいケースでも、とても勉強になりました。今日教えてもらったことが、自分のケースで生かせるようになりたいです。

●初めて学校での授業にでたので、刺激になった。ケース分析はとても難しかた。なんとか時間を確保してしっかり勉強していきたい。ありがとうございました。

●今日も大好きなケースを見学できて貴重な経験ができました。言葉で表すのが難しいですが、心に残る経験でした。ありがとうございました。

●毎回毎回、勉強になります・・・。本当に難しいです。今回は特に、サポートの決め方、マヤズムの使い方、マヤズムより優先すべきレメディーの考え方など、いつもありがとうございます。

●マヤズムのレメディーを出てないことが最近多いのでしょうか?それもありなんだなぁと、変化が分かりました。しかし、まだ、何を出せば良いか分からない自分が不安です。

●いつもケーステイクの皆でレメディを選び出す作業が好きです。ディスカッションしながら他の人の選ぶルーブリックもとても参考になります。

●処方は難しいですね。随時の処方が特に難しいです。

●とら子先生、本日もありがとうございました。

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