2016年05月07日(土)

2016年5月7日(土)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH7期
「ホメオパシー基礎②「歴史」」 DVD上映
講師:由井学長

20160507_CH7_tokyo_01.jpg20160507_CH7_tokyo_02.jpg

(写真クリックで拡大します。)

本日は、今から250年前にホメオパシー医学を確立したホメオパシーの父、サミュエル・ハーネマンの激動の人生について学ぶ歴史について、由井学長によるDVD上映講義が行われました。

最初医師として活動していたハーネマンでしたが、従来の治療、精神病棟の悲惨な現状に関わる中で、「従来の医学は治癒力を触発できる原理原則が全くない」と嘆き、医師の活動を辞めてしまいます。

そして独自に研究を行い、自己治癒力を触発できる原理原則を求め、ホメオパシー医学に辿りついたのです。

医学会から誹謗中傷を受け、家族が命を狙われるような状況にまで追い込まれ、度重なる引越しを余儀なくされるハーネマン一家でしたが、社会から隔絶されても「ホメオパシーによってのみ病気は癒される」という信念を持ち、地道に活動を続けて行く中で、流行病に対しホメオパシーが成果を上げるなど、徐々にその地位が確立して行きます。

19世紀には、ヨーロッパ、アメリカ、インドなどの国々では多くのホメオパシーの学校、治療家、薬局が広がるまでになりました。

そして今日、ハーネマンから受け継がれた意志は、極東日本まで伝わり、由井学長の元へ。由井学長がハーネマンに立ち還ったアプローチ、ZENメソッドは多くの難治のクライアントさんを治癒へと導いています。

ハーネマンの人生を学び、後世のホメオパスの歴史の流れも学ぶことで、ホメオパシーについての理解が一層深まります。

授業終了後には、由井学長ライブの質疑応答が行われ、授業で理解できなかったポイントや日頃の疑問やご家族の病気に関することなど、たくさんの活発な質問がなされ、学生は本日も多くの学びを得たことと思います。

由井学長、学生の皆さま、お疲れさまでした。そしてありがとうございました。

20160507_CH7_sapporo.jpg20160507_CH7_nagoya.jpg20160507_CH7_osaka.jpg20160507_CH7_fukuoka.jpg

講義の感想

●ホメオパシーの歴史を学ぶことにより、ケント派の違い、ハーネマンの原点にこそ真実があることを、丁寧に学ぶことができました。ハーネマンの人生と編纂を知り、苦難だったけど誠実に生き切った事に対し、ハーネマン自身を好きになりました。ハーネマンの源流をまなぶことができ、更にそれを今の現代病にも対応できるように進化させてきたとらこ先生の授業を学べるCHhomに対して、新たに感謝します。いつも本音のみで話してくれるとらこ先生、嘘偽りなく真剣に生きてこられたからこそ、その言葉の奥底に、いつも愛を感じられます。ありがとうございます。これからの授業が楽しみです。

●有難うございました。種子島から参りました。10数年想い続けたホメオパシーの勉強が始められた事を心から嬉しく思います。看護師として新任で配属されたのは横浜の救急外来でした。毎日、生死をさまよう患者さんに出会い、本人の意思とは関係なく生かされるという治療、西洋医学に対する疑問から鹿児島に戻り、ホスピスに勤めました。そこでの経験は私にとってのターニングポイントになりました。死を覚悟した患者さんがレメディを使用していることが出会いです。死を意識した時に「納得」できるか、幸と思えるかという事が、私達が看護する上で大切にしていることでしたので、寅子先生が同じ事を言われた事と、この10数年間、私が悶々と考え続けていた事についても先生は達観しておられる事に感激致しました。やっとここに辿り着いたんだと感慨深く目頭が熱くなりました。先生のおっしゃる事全て心に響き、学べる環境を整えられたことに感謝致します。ホメオパシーの歴史について、ハーネマンの足跡について知ることで、私も負けていられないと、肝がすわったような気持ちになりました。そして何より自分自身が「納得」を死の間際に感じられるように生きることが私のモットーで、入学も決意しました。これからの学びが非常に楽しみでわくわくしています。宜しくお願い致します。有難うございました。

●権威あるホメオパスの方でも自分の偏見やエゴでホメオパシーをとらえると本当に苦しんでいる患者を治すことはできないのだと分かりました。ホメオパシーを学びながら自分の症状と向き合い一つ一つ周りに自分の経験から伝えて行けるように人間形成をして行きたいです。地に足をつけて生きられるように。他の人の質問から学ぶ点があります。まだホメオパシーを深く理解しきっていないので一つ一つが自分への気付きだと思って受けて行きます。私はスピリチュアル好きですが私もそれが全てではなく地に足をつけて生きないといけないと思います。ホメオパシーはそれをも気づかせてくれるものだと思います。質問してまだまだ自分を許していないことが分かりました。こんなのではダメだと思う自分を許して行きたいです。ダメだと言っている自分に気がつきました。もっと本当は素直に自分の生きたいように生きたいです。

●現在学んでいる(これから学んでいる)ホメオパシーと、それに関連する(もしくは補完し合う)療法の全体像がよく分った。今後より深く学ぶ際大いに役立つと思われるので大変助かります。ハーネマンの生涯を概観すると、正しい事をしていても、社会や世間というものは理解せず、規制の枠組みの中心的人間は彼を排除する様が、ありありと見えた。これは250年前の話であるが、現在も現在も特に枠組みが変化しておらず、個別的な事柄を一つ一つ取り上げていけば、今の方がより酷いことは沢山思い当たる。しかし彼の生き方を見る限り、乗り越え方は必ず存在し、常に事実を見つめ、前を見て歩み続ける事が重要なのだという事が判った。今後もその姿勢を忘れずハーネマンの弟子としての自覚やプライドを伴って精進していきたい。

●ハーネマンの人生からホメオパシーの今までの歴史の授業を受けて、とても自分にとって大切だと思ったのが、ハーネマンの父親のハーネマンに「行動する前に熟考し、事実を偏見なしに物事をみないといけない」と言い聞かせていたことです。ホメオパシーの勉強だけでなく、これからいろんな問題を抱えた社会に対応するために、とても必要な事を認識させてもらえました。それからレメディー接種の仕方なども、インターネットで検索しても矛盾した部分があったのですが、ハーネマンの歴史の流れを汲んだとらこ先生から教わった方の書いたものや、ハーネマンの出版物の晩年のものでない書物を元にした考え、ケントのホメオパシーまで、いろんな情報を交えていた事で、混乱していたことが、歴史を追って説明していただけたので、とても興味をもって勉強させていただけました。

●今日もありがとうございました。今日はハーネマンの歴史を学びました。面白かったです。昔の西洋医学の(今もですが)治療に驚き、周りの困難に立ち向かいながら、ホメオパシーを確立してくれて、本当によかったと思います。そしてそれを日本に広めて下さっているとらこ先生がおられたからこそ、私はホメオパシーに出会う事ができました。心から感謝いたします。一番印象に残ったのは、ハーネマンの父の言葉、「しっかり真実を見て、偏見のない判断を」です。この言葉を忘れないように、今後学んでいきたいと思います。

●ハーネマン、ホメオパスの歴史ということではじめてのお話でしたが様々なことがあって”今”があり由井学長より「ハーネマンを越えて」行かねばならないというお言葉にホメオパシーを学ぶということは…と心に刻まれた思いです。前回の授業を振り返った時に”本来の私に戻る”ということ”インチャ”のこと、心に響きました。自分自身を生きる、愛する、本来の私を生きたいと思います。

●ハーネマンの過酷な人生を通してどのように生きれば良いのかについて考えさせられました。買い物一つであっても何を選ぶのか考える事の大切さについて改めて感じました。よりよく生きる為の創意工夫や人に頼らず偏見をもたず、真実をしっかり見て判断する事など、とても重要な事だと思いました。ハーネマンを超えていくのはとても難しいと思いますが、絶対的なものは無くまだ発展途上という考え方はしっかり心に留めておきたいと思います。

●ハーネマンの人生でほとんど困難と言っても良い状況の中でホメオパシーの理論を確立できたのは医師としての良心だったのでしょうか。様々な方々の努力により現在私達がホメオパシーを学べることに感謝するとともにまだホメオパシーが発展途上にあり世の中の変化に従って私達も常に勉強して行かなければならないことが分かりました。

●ホメオパシーを学ぶにあたり、本日の授業はとてもためになるものだったと思います。ハーネマンがどういう人生を歩んだのかが理解できました。苦悩の連続だったよう様にも思われますが、人を救うという強い思いが、それらの苦悩を克服させたのだと、その強い信念をこれからホメオパシーを学ぶ者にとっては、常に持ち続けなければいけないのだと思いました。質問コーナーも勉強になりました。皆さんの知識の多さに驚かされるばかりでした。

●本日は歴史について。レメディーについては本等で読んでいたけれど、歴史は気にしてなかったので、学ぶ事で奥深さを感じていました。ドイツのハーネマンの足跡の旅にも行ってみたいと思いまいた。西洋医学とホメオパシーとの戦いが、ホメオパシーを強くしているのかなと思いました。次代を担っていく私たちがホメオパシーを使っていけるようになるために、過去から学ぶ必要があるのかなと思いました。

●ハーネマンの生涯は、一番先を切り開く人は由井先生もいやー、大変な苦労をしている。それに乗っかっている私は‥。楽だよね‥。と思っていましたが、授業についていく、通うことで必死で‥切り開いていく人々はもの凄い。パワーと学ぶ心が、血眼になって読み解く心など‥感服です。インドでクラシカル派に分れている事にびっくりしました。皆ハーネマン派なのかと思っていました。しかし由井先生の柔軟な対応に、はぁーなるほど‥。すべてを尊重する。これなら聞く耳をもってくれる。相手も‥わからない人もいるかもしれないけど。同士なのなら‥ハーネマンを超えていくのは‥ひぃーひぃー!!行動力と‥考える事‥を惜しまない。あーひゃー!!つい楽をしたがる。

●クラシカル派、プラクティカル派の二派が発生した経緯が大変わかりやすく、また、ホメオパシーの情報の中でこの経緯は詳しく語られることがないので、とても興味深く拝聴しました。なぜクラシカルがいまだに主流なのか、主流であり続けるのかという点は疑問が残りますが、由井先生の力強いお言葉で私自身はプラクティカル(CHhom)を選択してよかったと確信しました。

●現代のホメオパシーは多くの人達がいろんな角度から関わって出来た集大成なのだと感じました。今日の自分は授業から吸収することが手一杯ですが、多くを学び取捨選択できるよう努力します。質疑応答ですが知識がまだまだなので出来ませんが、とても勉強になりました。明日はカーボベジとライコボディアムを用意します。

●ヘッセの描いたハーネマンの肖像に対して由井先生がとてもハーネマンは苦労した。苦労が顔に表れているとおっしゃって、その後に「それは悪い事ではない」というお話しを聞いて、現在メディアで悪だと言われている「年をとる事」「病気」等が悪い事ではないという事を実感できました。頭では解っていても、なかなか体感出来なかったのが、やっと今日、悪ではないという事を、体の中心に入れる事ができました。人にはそれぞれの役割がある「肯定する」そして成長していく事がよくわかりました

●18世紀に行われていた医療といわれている行為に驚きました。何故、血を抜くのか?何故、水銀を飲ませるのか?由井先生のお話しで、当時の人がどのように考えていたのかわかりました。ハーネマン派とケント派の違いも教えて頂きました。客観性の大切さも教えて頂きました。また、現代のハーネマニアンの方々を教えて下さったので、本を読む際も参考にしたいと思います。種痘の件も驚きでした。何故、種痘が身体に悪いか?と教えて頂きました。予防接種は「現代」の予防接種だけが悪いのではなく、予防接種自体がよくないのだという事。わかりました。

●クラシカルとの違いが良く分かりました。知り合いにもクラシカルに行った人、CHhomに来た人、いろいろいますけれど、どちらにしても病気の症状を改善していく心の広さをやしなっていきたいです。うつ病で苦しんでいる人も、頭では心の問題、事実を受け入れ愛するという理論は分かっている様なのですが、どうしても心に落としこめない様で苦しい→疲れた死にたい→苦しい・・・・のループから抜けさせない事もあります。本人に気づいてもらうのが一番ですが、なかなか治らない様なのでいろいろ思考中です

●ホメオパシーに関する歴史を知らなかったので、とても興味深く聞きました。レメディーは一種類だけと前に友人から聞いたが、言っていることが初めて分かった。まだ3回目ですが、話を聞くほど奥の深さを知り、本当にすばらしいと感じます。姉がレメディーを試して腫瘍が小さくなっているのがわかって本当にすばらしいのだと実感しました。

●本日もありがとうございます。ハーネマンの歴史、以外と面白かったです。ホメオパシーの知識をしっかり学び、自分のものにして将来、必要としている人に提供したい気持ちが増していきます。1日1日この学校で学べる喜びがありがたいです。また明日も楽しみです。ありがとうございました

●現代のホメオパシーが、何故クラシカルの方が多いのか、クラシカルからプラクティカルが派生したのかと思っていたので、そうでない歴史、ハーネマンの信念が知れたので、改めて、プラクティカルを学んでいきたいと思えました。原理原則を知り、それに従いながらも、新たな研究を続けていく事の向上心を自分も持てたらいいな、と思います。

●ハーネマンの歴史。現在の多くの知識があるのは、ハーネマンの一生をかけた使命のおかげだと改めて感じました。多くの苦しみを耐え、プルービング、人体実験をし、現在の本があるのだと思うと、大切に読みたいと思いました。とことんこだわり、追求する事ができる人は偉大です。

●歴史がわかって、クラシカルがわかったような気がしました。よく考える、事実を見る、偏見を捨てる。「ホメオパスになるには自分の器を広げないといけない」逆に偏った考えに固執する癖を手放し、熟考できる人間になる、素晴らしいチャンスにしようとお思いました。

●ハーネマンの歴史の授業でしたが、初めてハーネマンの深い人生を見て、よりホメオパシーに対しての深みを感じました。物事の背景を知ることは、思い入れも加わり大切だと思いました。これからの勉強も楽しめそうです。質疑応答の部分でレメディーの覚え方など参考になりました。

●ホメオパシーを使っていく上で、ハーネマンの生涯について学ぶことは、よりホメオパシーを理解するために必要だなと思いました。クラシカルホメオパスが全体の90%だという事。知りませんでした。CHhomではいろんなことが学べてよかったな~と思いました。

●今日はホメオパシーの歴史の授業でしたがハーネマンや他のホメオパスがどのような変遷をたどって来たのかを知ることで現代のホメオパシーの見え方が変わりました。結果だけでなく経過を知ることの大切さを知りました。

●ホメオパシーの歴史、わかりやすく説明していただきました。精神病院のひどさなど印象的でした。ケント派(クラシカルホメオパシー)についても理解することができました。本音のお話がとても楽しかったです。

●プラクティカルとクラシカルのような流派の違いがよく理解できていなかった(というより、なぜ流派が分かれたのかがわからなかった)ので、本日の講義で 少しずつイメージができたかと思います。慢性病論とオルガノンなど、ハーネマンの残したものを私も自分の中に落とし込んでいきたいと思いました。

●ホメオパシーはやはりというか、それを生み出したハーネマンの人生は大きなものであったとわかりました。最後の質問の30分のような例がわかりやすかったです。いずれにしても個々の例(何が何に合うかなど)を知っていることが大事であると思いました。

●ハーネマン、ホメオパシーの歴史、すばらしい智恵と忍耐のたまものということが、わかりやすく説明していただけました。ありがとうございました。「人生は同種療法」本当にそうだなあと思いました。

●今日の授業も日々の生き方・チョイス・考え方等がいかに大切かが分かりました。分かった、理解しただけではなく実践していこうと思います。

<< 1つ前の記事へ | 記事一覧へ | 次の記事へ >>

最新の講義の様子

2018/04/30CHhom プロフェッショナルホメオパス CH9期「ホメオパシー用語」DVD上...
2018/04/30CHhom プロフェッショナルホメオパス CH6・7期「ホメオパシー病理 筋肉...
2018/04/29CHhom プロフェッショナルホメオパス CH6・7期「マテリア・メディカ」講...
2018/04/29CHhom プロフェッショナルホメオパス CH9期「ホメオパシーの基礎、ホメオ...
2018/04/22CHhom プロフェッショナルホメオパス CH8期「オーガノン購読」DVD上映...

講義を月別に表示する