2015年04月26日(日)

2015年4月26日(日)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH5期
「オーガノン講読」
講師:由井学長

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(写真クリックで拡大します。)

本日は由井学長によるオーガノン講読が行われ、2年生に進学したばかりのCH5期の学生が受講いたしました。

今回のテーマはホメオパシー医学の中でも中核となる大事な部分であるオーガノン格言38~51の「治癒の方向性 Returning of Old Symptoms」「複数の病気が一人の体に存在するという」パートをケースや例え話を交えながらわかりやすく解説され、ホメオパシーならではのダイナミックさを感じさせる授業となりました。

「治癒の方向性」の理論は、ホメオパシー治療の中でもしっかりと理解しなければならない原理のひとつです。クライアントがレメディーをとっていくうちに、過去に抑圧したかかりきれなかった症状が再浮上し、それらを出し切りかかりきる事によって、治癒に向かって行ったケースが紹介されました。

今回の講義も、オーガノンの格言と学長相談会の症例集を使用しての解説が行われ、理論を実践的に肌で感じることで、とても分かりやすく理解できたと思います。

質疑応答の時間には、授業で理解できなかったポイントや日常のホメオパシー実践を通しての質問など活発な質問がなされ、学生は本日も多くの学びを得たことと思います。

由井学長、学生の皆様お疲れさまでした。

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講義の感想

●今日も授業をありがとうございました。今日は何回、類似という言葉を聞いたでしょうか。ホメオパシーは同種療法だということを再認識できました。わかっているつもりですが、同種療法であることがホメオパシー、大前提のことですが、改めて確認ができて、いい機会でした。日頃の生活からも類似のものやことを探すように意識して訓練をしようと思います。似たもの探しの感覚を身につけたいです。オルガノンは自分の解釈が合っているのか自身がないところもあるので、解説をしていただけて、とてもよくわかりました。そして、前回読んだ時よりも、オルガノンの理解度が上がってきてます。繰り返し読むとハーネマンの言いたいことが少しずつ分かってくるはずです。ハーネマンの指南書であるオルガノンを落とし込む方法は、やはり繰り返して読むことだと思いました。

●古い病気―新しい病気、類似した病気―類似していない病気とこれから整理しないと分からないが興味深い内容だった。精神障害者対応の仕事を長くしているが、糖尿や高血圧の人はいるが、確かに大病して亡くなった人はほとんどおらず、一人癌で亡くなった女性は病状が落ち着いた人であった。自分自身も身体は弱い方だと思っているが、周りでインフルエンザが流行してもこれまで罹ったことはなく自分のどの症状(貧血?精神面?その他?)が関係あるのか興味深いと感じた。

●今日の講義で、好転反応が過去に罹ってかかり切っていない病気の排泄であり、ホメオパシーの治療によって過去の罹りきっていない病気が戻ってくるから、患者に過去の病歴を聞くことが必要だということがわかりました。また、薬や予防接種が病気を抑圧できるメカニズムの基本も、オルガノンで説明できるのは、ホメオパシーは素晴らしいですね。

●本日も非常に為になる授業をありがとうございました。2年生になったからか、マヤズムの話も根底にソーラがあり梅毒と淋病が合わさる事がある等、分かりやすく聞けました。少しずつ理解が深まってきた気がして非常に楽しくなってきました。お疲れさまでした。

●今日のオルガノン講読は、昨日の免疫で話しがあったトピックとも関連しているところがあって、子どもの病気といえど、それがかかりきれない、抑圧していった場合であるとか、病気と病気の関係性において、大きい病気は小さい病気を飲み込むという摂理は、まさにホメオパシー治療であるなど、一連の流れが感じられ良かったです。また、子どもの病気をかかりきってないからといって、大人がまたかかってしまうと大変だが、そういう時にこそレメディーであり、ノゾーズを使う事の大事さも、ひしひしと感じました。私も多分に水ぼうそうの抑圧をして来たり、股関節亜脱臼、そして頚椎のズレがあるので、バリセラやバリオライナムをはとってみたいです。また、アコナイトが特別自分の場合あうかな、と思っているのですが、猩紅熱を2回もやったからでしょうか...。先祖からもって来たものを解消するのかな、これから、とも思いました。本日も濃い授業をありがとうございました。

●ノゾーズのレメディーのすごさ、今までよくわかってなかったです。2年生になって、昨日の授業もですが、より内容が深くなっていっているようでとても身が引き締まります。頭がついていっていないのですが、より勉強したくてうずうずしている感じです。

●今日のパラグラフは「類似していない病気」と「類似した病気」のオンパレードで少々頭が混乱しています。。。複数の病気が1人の体に存在するというところで抑圧したマヤズムが合体して症状となって出ている事が今日の先生の講義を聞いていて、ようやく理解できた事が嬉しかった。何度も聞いていくうちに、今日のように理解できる事を、増やしていけたらいいなと感じました。自分に今できる事(復習)を地道にやろうと思います。ありがとうございました。

●昨日「何から勉強していけばいいか分からない」と書いたが大まかな部分はある程度理解できているのかな…と今日の授業で思えたのでもう少し細かな部分、1つ1つのレメディーについて…という勉強をして行こうかと思った。鍼灸マッサージの方で病理学もやり始めたのでホメオパシーの病理とも関連させて深めて行くのも良いのかもしれない。

●主訴が水虫の男性のタイムラインを見ながら、自分もずいぶん沢山の薬を取っていたことを思い出し、メモしていたら大変な数でした。確かに今は出ていない隠れている症状があります。マヤズムもいつも相談会ではSyph.が出るので、他のはないものだと思ってましたが、まだまだ取れていないんだなと実感しました。

●重い慢性病にかかっている人(老人)はインフルエンザには罹らない!!毎年介護施設で行われているインフルの予防接種の無意味さを思うと悲しくなった。はしかに罹りきっていれば、百日咳にかからない、驚きでした。こんなことは現代医学では聞いたことがない・・・・こんな単純明快(?)なことを知らないのか・・・?(200年前にハーネマンが知っていたことを)

●予防接種の害について、類似していない病気の場合について、詳しい解説があり、ようやく理解できました。男性のケースを見た時に、抑圧がたくさんあり、マヤズムが合体して複雑化している場合は、治療していくのが難しい(タイムラインでその人がどういう病気なのか理解すること)と感じました。

●医原病のところで、ステロイド病などの説明が、今日が一番わかりやすかったです。一つの体が複数の病気にかかってというのは、今まで何回も聞いたことがあったのですが、今回詳しく説明を受けて第三者にも説明できるかなと思います。ありがとうございました。

●午前中のケースの男性が医原病の蓋が多いのに1つ1つ辛抱して蓋を取って行ってどんどん抑圧した過去の症状が出てたのが面白かったです。そこまでしてやっと主訴の水虫に辿りつけないのが最初からTBRに水虫のルブリックを入れているのによっぽど蓋が重かったんだなと思いました。

●本日はオーガノン購読でしたが、難しい内容をわかりやすく、楽しく勉強する事ができました。家でもう一度読み返して復習します。

●久しぶりの授業で、オルガノンも難しく疲れました。水虫の処方は夫に使えるので、マヤズムも取り入れて試してみます。洞爺は前から行きたかったので楽しみにしています。

●オーガノンを読むほどに、ハーネマンの病についての哲学がよくわかります。どんどん読み込みたいです。ありがとうございました。

●由井先生の講義は何回聞いても役立ちます。面白かったです。ありがとうございました。

●オルガノンは難しかったです。繰り返し繰り返し教えて下さい。

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