2014年09月13日(土)

2014年9月13日(土)

CHhom プロフェッショナルホメオパス CH2期
「オルガノン講読」
講師:由井学長

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(写真クリックで拡大します。)

本日は、4年生に由井学長によるオーガノン購読の授業が行われました。 本日のオーガノン購読は、ホメオパシーによる健康相談会(ケーステイク)で、クライアントさんに向かい合うにあたって、ハーネマンが伝えた心構えと技術のパートです。

授業冒頭、由井学長より「ホメオパスに必要なのは何よりも愛です」と、自ら体験を交えて技術に偏ることなく、自分の中の愛を育て、愛を柱にする事を前提に身につける技術について話されました。健康相談を行う際の観察のポイント、問診のポイント、傾聴の方法、ノートに記述する際の注意事項など沢山の具体的な技術が学生に伝えられました。

ハーネマンが多くの体験を通して得た、研ぎ澄ましたケーステイクの方法に加え、由井学長が難病とインナーチャイルドの患者さんに向き合い、体験し、編み出したエッセンスが惜しみなく、後輩たちへの貴重な技術の継承が行われました。

学生達は終始真剣な表情で授業に臨み、スポンジが水を吸うように先輩達の経験と技術を吸収しているようでした。

授業後半は、学んだ技術を実践的に体験する時間となりました。

由井学長の臨床ケースが映像で上映され、学生各々が実際のケーステイクさながらに実践し、レメディーを割り出してゆく時間が設けられました。

その後、由井学長による解説の時間が設けられ、学生達が選択したレメディーと由井学長が選択したレメディーが比較されました。そして、由井学長が選択したレメディーをとったクライアントさんの改善状況が映像を通して伝えられ、適切なレメディーが選択された事の証明がなされました。

由井学長からは、このクライアントさんの症状で注目するポイントと、病理学的解釈、 ZENメソッドでレメディーが確定するまでのプロセスが詳細に伝えられ、学生達は大きく頷きながら傾聴しておりました。

CHhomではホメオパスの卵達が着実に育ってきております。
由井学長、学生の皆様お疲れさまでした。

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講義の感想

●本日はオルガノン購読ということで患者を診る上で必要な事また相談会(カウンセリング)のやり方をオルガノン通して学びました。ハーネマンが相談会についても色々と示唆しているのに驚きました。プロフェッショナルホメオパスを志す上でとても重要なパートかと思いました。

●今、学生相談をしながら、質問がきちんと出来ていないことが多く、また主訴から離れて色々なことを聞きすぎたり、心のことを聞き入ってしまったり、相談会後レパトラゼーションする際あわてることが多々あるので今日の授業はありがたかったです。相談会をする前に病理などを調べるとともに必要な質問もピックアップし、聞きもれることなくしっかり必要な質問が出来るようになりたいと思います。本日もありがとうございました。

●ホメオパスの心構え、ケーステイクの概要、ホメオパシー的診断等、改めて教えて頂けてよく理解できました。私は人間観察が好きで、電車の中でも人を見すぎて疲れるということをしてしまいますが、「観察」は、ホメオパスになるにあたっては、必要なことですね。疲労困憊しない程度に続けてみます。ありがとうございました。

●新校舎たたみが良いです。ケースをとるうえで大切な質問の仕方などオーガノンの中でも指示されてる部分をやっていただいてよかった。ケースDVDで患者さんを診ていくだけでも 相当疲れるのですが先生は5人続けて直に診ていてほんとにすごいとおもいます。人を診るには自分がベストな状態でないとならないというのは仕事をちゃんとするするためにも必要なことなので気をつけていきたいとおもいます。

●ケーステイクのやり方について、症状についてどう質問したら良いのかより詳しく具体的に知ることが出来ました。今まさにケーステイクをとっているので、自分が質問出来ていないところがよく分かりました。今まで学んできたことをまとめてもらえて感謝しています。まだ、1ケースだけしか取り組めていませんが、3年間臭覚のなかった人が40%臭覚が戻ってきたとのこと。80%臭覚が戻っていけるようにサポートし続けたいと思います。

●複合的な病気、多くの症状の中からどのルーブリックを摂るのか、なかなか難しいです。病理の重いところから命に危険を及ぼすものから…ということですが、病理の重さを勉強して順序をつけられるよう、そして付随した症状か独立した別々の病気かもちゃんと見分けられるようになって行きたいです。

●認定試験に向けてケーステイクを進めていますが、今日の講義でしっかりと押さえるべきポイントを学ぶことができました。クライアントさん特有の珍しい特徴をまだ聞き出せた事がないので、質問の仕方が大事なのだと再認識し、これからも気をつけて進めていきます。

●以前に由井先生のケースを生で見学させて頂いた時にクライアントの方の様子を細かくしっかりと集中して観察されている由井先生がとても印象的でした。同じ場にいた私も同様に集中して話す内容からは得られない情報も観察することによって得ることが出来ました。まさにオーガノン§84に書かれている、あらゆる感覚を使って感じとるという事でした。今日もありがとうございました!

●相談会でクライアントは症状をなくすことにフォーカスしているのに対し、こちら側はクライアント自身を見つめ直すことをしてほしい。このようなアンバランスを埋めていくことがとても難しい。今回のケースは先生が言っておられたように、ホメオパシーを学んでおられる方なのでうまくいったが、多くの場合そうではないので…。苦労します。

●学生ケーステイクをしているので、改めて復習になってよかった。質問の仕方、どこに着目してTBRの項目を選ぶのか、クライアントの訴えている話を偏見なく聞く難しさと、病理を改めて勉強しないといけないなーと思いました。

●この時期にケーステイクの仕方をとりあげていただきありがとうございます。心構えからあ〜、まだまだと思いました。でも責めてはいけない〜。自己愛でジタバタしてます。インチャコース復習します。ケースDVD毎回ありがたいです。ありがとうございます。

●出ている症状が治ることも大事だが、その人の心が落ち着いて前向きに進もうとしていくことが大事だなと思いました。レメディーでそれができると思いました。

●ルーブリックの選び方、今日もとても勉強になりました。まだまだ視野がせまいなぁ。皆でレメディーを選べば選ぶほどどれも当てはまりそうで、発表までかなり悩みました。次も頑張ります。面白かったです。ありがとうございました。

●今日もたくさん勉強になりました。つめこんだ感じです。やっぱりTBRで先生のレメディーをあてるのは難しいですね。何とかなるのかしら。よく復習します。ありがとうございました。

●今日もありがとうございました。マヤズムも、もう一度勉強しないといけないな。と思いました。今日もありがとうございました。

●ケースをとるのに、とても参考になりました。新しい校舎も明るくてステキでした。

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