2012年11月07日(水)

2012年11月7日(水)

CHhom心理学講座Ⅱ
「絵画診断法」
講師:斉藤先生

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本日は、斉藤先生による心理学講座、『絵画診断法』が行われました。

斉藤先生の優しい語り口のもと、「樹木の診断法」や「人物画の分析」など、ポイントごとに分類しながら、ひとつひとつ丁寧に解説して頂きました。
実際に受講者に絵を描いてもらい、サンプルと照らし合わせながら、細かな分析が行われました。
絵画診断は、人間の心理状況や意識下の動きを知る事ができる、有力な手段になると感じました。

本日も、各校の受講者を交えながら、共に考えながら進める、活気あふれる講義となりました。
斉藤先生ありがとうございました

講義の感想

●ありがとうございました。描かれた物は、描いた人をあらわすのだと思いました。そこから何を読み取るのか、読みとり方を勉強しましたが、まだまだむずかしいです。見た印象を分析して言葉に表現する技術だと思います。ぱっと見たものを言葉にしているうちに、どんどんずれてしまいました。むずかしいです。『絵に言葉があってこれを聞きとる』誰にでもわかる様に表わす。意識を持ってやっていきたいと思います。

●斉藤先生、今日も内容充実の濃い講義どうもありがとうございました。絵って意味深いということをつくづく感じる授業でした。氷山の上の部分というよりは、下の部分、潜在意識も垣間見せてくれるようなそんな印象を持ちました。サンプル画を見ながらの解説はとてもわかりやすかったです。次回も楽しみです。ありがとうございました。

●絵画がこんなに心理状態を表わしているのだと、実際に見てちょっとびっくりしています。まだまだ、しっかりとは見れませんが、勉強していきたいと思います。

●絵は決してうまくはないのですが、描くことは好きなので、今日の授業はとても興味深くて楽しかったです。宿題で、私が描いた木は、まさに私自身を象徴していると思い、びっくりしました。最後の「人間力を養うヒント」は、大変ためになります。前回の異性であり続けるは、はっとさせられました。私は男っぽい、男らしい、男気ある、と言われると嬉しかったのですが、女らしいところも忘れないようにしないと、と気付かされ、本当にそうだと思いました。

●絵画診断法について 感覚的に不自然な印象にはひっかかります。空間体系図で、描かれる位置にも潜在的に意味があったり、管状枝は、衝動的なところがあるなど、勉強になりました。自分の子供の絵を何枚かとってあったり、飾ってありますが、小学校低学年の頃は、線が散漫で、淋しい印象を受けて、本人はつらかったのかなと思います。楽しい絵は見ながら話題にできますが、淋しい絵は見ながら話題にできかねます。心中さっして、レメディーとってもらいましょう。

●療法として絵を描いてもらって分析する、というのは、とても大変なことだと思いました。作家や芸術家の作品を本人とは別物だ、という意見を時々耳にしますが、やはり、自分の現在の状況を偽るのは難しいのでは。作品イコール本人だと思いました。自分の中にないものは表現できないし、結局、字や表情や、服の好み、その他諸々、すべてが自分の現在を表しているのだろうと思いました。ありがとうございました。次回も楽しみにしています。

●バウムテストでクライアントの一面を見出すことはカウンセリングをする上で、大変な助けになると思います。しかし、書かれた絵も一面だけ捉えて、その人の確実なものが分かる訳でなくこう言う可能性があるというだけなので、セッションする中で書かれた絵を通して療法家がどのように話をしていき、クライアントに気付きを与えられるのかが大切だと感じる。色々な手法を取り入れながら、クライアントさんの出さない、見えない面を引き出し、セッションを続けていくことが大切と思う。その人、その時にあった手法が自分の引き出しとして、すぐ出せるようなれていかなければいけないと感じる。

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