2019年03月15日(金)

2019年3月15日(金)

CHhomアニマルホメオパス1年制コース
「消化器系」
講師:丹羽先生

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(写真クリックで拡大します。)

本日はJPHMA認定アニマルホメオパス(動物同種療法士)資格取得コースの丹羽先生の講義がCHhom大阪校より中継配信で行われました。

講師はホリスティックケアを中心とした往診専門の動物病院を開設されている丹羽由紀先生。今回は「消化器系」をテーマに動物の解剖、生理、病理をわかりやすく説明していただきました。

資料や画面上のパワーポイントでの説明だけでなく、不足する部分はホワイトボードへの書き込みや絵を描いて図解をしていただくなど、直感的に理解できるように説明していただき、大変理解が深まりました。

胃内の異物のお話ではネズミの人形がそのままレントゲンに移っていた猫の話や、ゴルフボールを20数個飲んでいた犬の話など、少し笑ってしまうような現場での体験談などもあり場も和みました。

ホメオパシー的にはどのように考えたらよいかや、レメディー選択のきっかけになるようなお話もありホメオパスにとって大変役立つ講義となりました。

丹羽先生、本日は貴重な講義をありがとうございました。

講義の感想

●動物の消化器系の講義で腸閉塞からお聞きしました。 肝臓、膵臓という大事な臓器のお話で人間との違い、他の動物との違いがよく分かりました 。動物だけでなく人間にも大切な肝臓の臓器の働きを詳しく知ることが出来ました。 最後にお話のあった先生の飼っていらっしゃるミニチュアシュナウザーの癌のお話は大変興味深くお聞きしました。 5年ほど前に顎に出来たメラノーマ、リンパ節転移のあり、ご自身でも1年持つかと思っていたらしく、 手術後は薬等は一切使わず、レメディー、漢方、乳酸菌と手作り食で元気に暮らしていたとの事は素晴らしいなぁと思いました。 現在、肝臓に腫瘍ができその対処をされているとのことでした。実際の体験談はとてもためになります。

●動物の消化器系との事で、口腔の歯の部分から教わりましたが、犬猫などの肉食動物と、馬牛などの草食動物で食べる内容に応じて種類や本数が異なるのは面白かったです。歯周病について、野生動物にはほとんどみられることがなく、ペットフードを食べる犬猫には多いというのは、便利さに走ることによって本来の発生する事のない病気を生み出しているというのは、現代の医療同様、考えさせられる問題だと感じました。家にも猫がいますので、今度口の中をのぞいてみたいと思います。また、人と家の中で生活を共にすることで、誤飲・誤食なども多くなってしまうのも、今のご時世からもやむを得ないのかなとも思ったりします。ペットと共生するにあたって、動物も暮らしやすい環境を提供するのも飼い主の役目だと感じる講義でした。

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