2018年12月07日(金)

2018年12月7日(金)

CHhomアニマルホメオパス1年制コース
「血液・免疫系」
講師:丹羽先生

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(写真クリックで拡大します。)

本日はJPHMA認定アニマルホメオパス(動物同種療法士)資格取得コースの第3回の授業が、CHhom大阪校より中継配信で行われました。

講師の丹羽由紀先生は、病気になっているその場所だけを診て治療していく西洋医療に限界を感じ、生活環境、食餌、生い立ちなどの「全体」をホリスティックに診ていくことの必要性を感じ、ホメオパシーを初め鍼灸やアロマ等も取りれホリスティックケアを中心とした往診専門の動物病院を開設されています。

現場で経験をされてきたエピソードや症例を交えながら、動物の解剖、生理、病理をわかりやすく説明していただきました。

本日の内容は「血液・免疫系」ということで、専門的で難しい部分も多い内容でしたが、かわいい絵を使った図解や、ホワイトボードへの書き込みなどで、分かりやすく直感的に理解できるように説明していただき、理解が深まりました。

リュウマチや甲状腺機能低下症やドライアイなど普段よく耳にする病気が免疫に関わる病気だということや、貧血の仕組みなども取り上げられ、ホメオパシーのレメディーを選択する時の参考となる内容も多く、ホメオパスにとって大変役立つ情報となりました。

解剖生理を知ることで原因を探り、どこに目をつけていくか、どのようにレメディーを選び対処していくかのヒントになることを学びました。

猫の白血病、悪性リンパ腫の症例やレメディーの処方なども紹介いただき、大変貴重な講義となりました。

丹羽先生、本日は貴重な講義をありがとうございました。

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講義の感想

●前回の丹羽先生の講義がとてもわかりやすかったので、今回も楽しみにしていました。先生がおっしゃる通り、免疫の部分は難しく、私も学校以外でも自分なりに勉強しているのですが、1つ1つがしっかりと輪になって身になっていなくて、いつも頭が混乱してしまいますが、丹羽先生の講義は今回もやはり分かりやすかったです。貧血には、鉄分以外に銅、マンガン、コバルトなど、レメディー選択として頭に入ってはいましたが、なぜそれらが必要なのか、どういった機序において必要なのかが今日はっきりとわかりました。また、かつて多頭飼育崩壊環境から保護した猫たちが原因不明で亡くなったことがあり、先天性出血性疾患があった可能性があるのだなと考えていました。また次回も楽しみにしています。ありがとうございました。

●詳しい講義を有難うございました。「血」と「免疫」について解剖生理学で学んだ時よりも理解が深まりました。病理についてもとてもわかりやすかったのですが、もう少しそういう疾患に対してのホメオパシー的な対処も教わりたいです。ホメオパシーを試してみようと思う飼い主さんは、ステロイドや免疫抑制剤、抗がん剤での治療に見切りをつけて来られる方が多いです。ホメオパシーの学校の学生としては、そういう飼い主さんに応えられるだけの知識を身につけることを希望します。

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